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サファイア|叡智と繁栄をもたらす9月の誕生石
天然石辞典

サファイア|叡智と繁栄をもたらす9月の誕生石

三大宝石の一つであるサファイア。空の青さは大地のサファイアを写したためと考えられるほど美しい青とされ、危害や悪意から守る石として王族や貴族の装飾品に多く使用されています。

サファイアの語源・由来

石名読み鉱物名
サファイアさふぁいあコランダム
和名英語表記鉱物グループ
蒼玉sapphireコランダム
別名・表記ゆれ
ロイヤルブルー、コーンフラワー
「あお色」を意味するラテン語の「sapphirus(サッピルス)」とギリシャ語の「sappheiros(サピロス)」を由来としています。

パワーストーンとしてのサファイア

パワー・意味
金運、金の氣、土の氣
石言葉
「誠実」「慈愛」「徳望」
誕生石
9月
誕生日石
1月16日、2月22日、2月26日、3月5日、4月3日、4月12日、4月19日、5月20日、5月24日、6月8日、6月13日、6月17日、6月21日、6月26日、7月23日、8月17日、9月1日、9月11日、9月19日、9月25日、9月29日、10月19日、11月15日、11月25日、11月29日、12月9日
陰陽五行
浄化・お手入れ
太陽光
月光
クラスター
セージ
音叉
×
×

伝説や歴史

8世紀後半に西ヨーロッパのほとんどを統一したカール大帝の護符(シャルルマーニュの護符)として有名なブルーサファイアがあります。

所有者を皇帝にするとされるブルーサファイアで、カール大帝の死後共に埋葬したところ遺体が腐敗しなかったと言われる神聖な護符です。そこから1000年の時が流れナポレオンの妻のもとにわたりました。

ナポレオンは妻ジョゼフィーヌが恋心多い女性であることに頭を悩ませていたそうなので、皇帝へと高めてくれる逸話より、不貞をしなくなる石としての側面でブルーサファイアに期待していたのかもしれません。

鉱物としてのサファイア

鉱物名光彩効果結晶系
コランダムアステリズム(スター・サファイア)、カラーチェンジ(カラーチェンジサファイア)三方晶系
硬度屈折率複屈折量
91.762 - 1.7880.008 - 0.009
比重分散度多色性
4.00.018二色性
条痕光沢弱点
ガラス光沢
組成式
Al2O3
主な産地
スリランカ、インド、ミャンマー、ネパール、タイ、マダガスカル、タンザニア、ブラジル
カラー
ブルー、ピンク、イエロー、オレンジ、ホワイト、グリーン、パープル
分類
酸化鉱物
似ている石
アウイナイト、タンザナイト

鉱物としての特徴

サファイアは、コランダムという鉱物で赤色以外のものを指します(赤色はルビー)。深い青色のものが一般的ですが、イエロー、ピンク、グリーン、パープルなどカラーバリエーションが豊富という特徴があります。

青いサファイアの中でも色合いがよく最高級とされるサファイアは「コーンフラワー(インド カシミール産)」や「ロイヤルブルー(ミャンマー モゴク産)」と呼ばれています。

ロイヤルブルーはその深みのある色合いから。コーンフラワーは花のコーンフラワー(和名:ヤグルマソウ)に色合いが似ていることからついた名前と言われています。

コーンフラワー(ヤグルマソウ)

評価基準

色は濃すぎず薄すぎず適度な色味で透明感が強いものが高く評価されます。また、基本的に宝石は内包物が少ない方が良いとされていますが、サファイアはシルクインクルージョンという細かい針状の内包物が規則正しく入っているものが良いとされています。

コーンフラワーやロイヤルブルーは加熱でも非加熱でも色合いが基準を満たしていたら、その名がつきますが、鑑別機関によりその基準は異なります。

サファイアに関連する石

ルチルをはじめとする針状のインクルージョンを含むサファイアはスターサファイアと呼ばれています。強い光がサファイアに当たると6放射の星型が見られます。



オレンジピンクの色合いのサファイアは、パパラチアサファイアと呼ばれています。パパラチアは、サンスクリット語で「蓮」という意味。サファイアの中でも希少で高級な部類に入ります。

備考

加熱処理をすることで色が鮮やかになります。一般流通しているサファイアはほとんど加熱処理済ですが稀に非加熱のサファイアも存在します。

加熱するとサファイアの内部のシルクインクルージョンという繊維状の輝きが失われるので、シルクインクルージョンが綺麗に残っている場合、非加熱である可能性があります。

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