でもでもだってちゃん
幼稚園時代に、工作が上手に出来ないから 上手にやる方法を教えてほしいと 保母さんにお願いしていた女の子。 「糊が乾くまで触っちゃダメよ。 触るから取れちゃって上手くいかないの。」 そんな保母さんのアドバイスを受けるやいなや 大声で主張したのはこれでした。
「だって、きちんとくっついてるか どうか氣になるもん! 触らないとわからないもん!」
・・・・それがダメ
だと 言ってるんでしょうが。。( ̄▽ ̄;)
私はこれを聞いた時、 この子の中では工作を完成させることと くっついてるかどうかの確認との どちらが優先順位が上なのか不思議でした。 上手に工作を完成させたくて 求めたアドバイスに対して 別の事情をぶつけてくるのですもの。 工作完成と、くっついているかどうかの確認。 これを両立させたいなら、改めて質問したら良いのに。。と。
「糊が乾くまで触ってはダメ」
「私はどうしてもくっついているかどうか 確認したくなるのですが、 これは我慢した方が良いですか? 確認の必要は無いと思われますか?」
「その確認はほぼ無意味でしょう。 我慢した方が良い。」
「しっかりくっつけるために必要な 糊の分量を把握出来ていない氣がしますが 何か目安なんかはありますか?」
「接着面全体に均等に塗ること。 不安なら、補助的に軽く テープで補強して糊が乾いたら テープをはがすということを やっても良いかもしれませんね。」
ほら解決♪
ひとつのアドバイスに対して、 自分が抱えている事情と合わないポイントが出てくると「でもでもだって!!」
と丸投げするだけでは相手も次の提案がしにくいもの。 そして丸投げした本人もそこで 「方法無し」 と諦めてしまいがちという不毛な展開になる可能性は とても高いものです。
明らかに相手のアドバイス内容に つっこみどころがある時以外は、 「でもでもだって」 は封印しておきましょう。 自分の事情と合わない要素は自分の中だけの理由。 相手には関係ないことなので、責めるような物言いは それはもう最初から間違っているわけなのですが。。 別の質問事項が発生したな。。と静かに考えて 次の質問という形式を取って解決に歩を進めないと 単純に自分の事情を相手に投げて終了になってしまいます。
事情に合わない要素があってもアドバイスに従うことで 思った以上に理想的な解決をすることはよくあります。 絶対引っかかり要素があると考えれば 次のアドバイスを求める形で聞いてみる。 こんな風に、二人三脚が一番効率よく 物事が運ぶとワタクシは考えていますわ☆
フェムトさんに出会った直後の僕がまさに でもでもだってちゃんでした。 「じゃぁもう何も言えませんから 思うようになさってみて」 と言われた時、その相談を持ちかけたのが僕自身だった と氣がついて焦りましたね。 自分で投げたボールに文句言ってたようなものでした。 で、ちょっと心を入れ替えて素直にアドバイスを聞いたら 現在の僕があります。すべては繋がっていて、 偶然はないのです!
ワ
タクシの過去の経験の中から非常に印象的だったのは 小さなお子さんを連れてお母様と3人で 夏に凶方位旅行をすることになった知人が 対策法を求めてきた時のことでした。露出の多い服を避ける。 裸足はダメ。 土地のものを出来るだけ食べない。 温泉に入らない。
凶
方位でのお決まりルールを説明していたら、 片っ端からこう言われてしまったのです。「でも!旅行すれば土地のもの食べたいし! おばあちゃんは子どもと温泉に入るの楽しみにしてるし! 夏だから子どもなんか裸同然の服にしてあげたいし! 海沿いだから裸足で海岸走らせたい!」
事
後対策をお伝えしましたが、事後対策は事後対策。 インフルエンザの予防接種と、 インフルエンザ罹患後の治療くらいの違いがあります。 無料で予防接種(無料は種類にもよりますね)を受けるのと、 罹患のつらさ&有料治療を引き受けるのとでは 負担が全然違いますでしょ。積
み上げてきた運氣から使って凶意軽減、 もしくは、新しく運氣を積み上げて凶意軽減という具合に 持っている運氣で支払う形になる分 事後対策はもったいないから事前に対策を取るわけです。 けれど、もし凶方位に行っても 運氣支払の覚悟があれば相当に軽減できるという道は いつも残されています。ど
ちらかを選択するということなのであって、 これは決めて頂くしかないのですが。。 この知人は「運氣支払?もったいな~い!それもイヤ!」
と言いまして、思わず笑ってしまいました。(笑) ワタクシが運氣ルールを決めるのであれば 「いいですわよ♪」と言えるのですけれど。 このエピソードは、 この知人本人との間でもすっかりネタ化してしまいました。ア
ドバイスを生かすも殺すも本人次第で、 生かすための方法というものもあると思いますわ。 最強の解決法に出会った時に見逃さないように、 生かす技術を鍛えていきたいものですわね。
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