聖樹

ペンダントです。

なのに、最初からミもフタもないことかもしれないことを申し上げますが、
シルクコードを外してストラップ金具をつけて、
タリスマンのように持ち歩くというのも、良いかと思いますわ。

けれど、ペンダントにしたのには意味がありますのよ。

木の氣というのは、生のエネルギーに直結している部分があります。
細胞に直接響くようなものと言いますか。。

成長のエネルギーが木の氣ですし、新陳代謝も木の氣なのですわ。
細胞の活動が木の氣にあたるのです。

また、精神作用も木の氣。

心の動き、思考活動、判断能力、発想力、創造力、想像力、
こういうのも全部木の氣のカテゴリー。

さて、心が体のどの部分に強く影響を及ぼすかと申しますと、
脳はもちろんのことですけれど、胸元付近を忘れちゃいけません。

心臓がキリキリ痛む・胃が痛くなる・胸が痛いとか、
これは激しく動揺した時や感情が動いた時なんかに
起こり得る症状ですわね。

精神作用と胸元近辺は、深く関わり合っていますのよ。

現在木の氣の年の木の氣の季節・辰の月です。

そのタイミングで、聖なる木に
胸元を守ってもらいましょう。

直接感情が影響を及ぼす部分を、木でガードする感覚ですわ。

なので、上で申し上げたようにタリスマン的な持ち歩きも可能ですが、
ペンダントトップ仕様なのはそういう理由なんですのよ。

長さは、みぞおちから鎖骨下のあたりまでなら
お好きな場所に落ち着くように調整して下さいね。

上でちょっと触れていますように、コードはシルクコード。
金の氣の絹の紐で、長さ調整が出来る結び方にしてありますのよ。

トップには星月菩提樹の実。

お釈迦様が、その下で悟りを開かれたという菩提樹は、
仏教の三大聖樹のひとつという存在。

聖性があり、無量の福、最勝の益を得るとされていますのよ。

なので数珠の素材の中でも別格扱い。
星月菩提樹は月のような１個の丸い窪みと、星に見立てた無数の黒い点が
宇宙を表すと言われているのです。

この星月菩提樹の実を強化数の２個配置しました。

黒い木は仏具でお馴染みの聖なる樹木、黒檀です。

樹高25mにもなるという黒檀は、木材になるまでに200年～300年の時を要し、
ゆっくりじっくり、ぎゅっと時間を凝縮させるように
成長していく特別な樹ですわ。

長く細い形状に削り出された黒檀は、「伝達」という要素を帯びます。

エネルギーの伝達を担いつつ、強力な守りを四方八方に回していく
重要な部分。

悪い氣が入って来ないように、
成長の氣・新陳代謝の氣を阻害しないように、
新しい風（縁）に、忌避すべきものが混じらないように。

これを安定数の４個配置。

一番下の中央部はリグナムバイタ。緑檀です。

ラテン語で生命の木という意味の名前を持つリグナムバイタは、
地球上で最も硬く重い木と言われている聖木。

自己給油能力がある唯一の木とされ、
潤滑油が必要な船の動力部分のパーツとして
かつては大活躍していたと聞いていますわ。

この自己給油の油というのは樹脂。
西欧では万能薬として使われた歴史もありますの。

更に和名はに癒瘡木（ユソウボク）。
キズを癒す木という、能力的にも非常に深い樹木です。

精霊界の長老のような。。

このリグナムバイタに、心の結界を作ってもらいつつ、
発生した心のダメージは治癒する役を担って頂きましょう。

精神面のダメージというものは、
そのほとんど全てが人間が作り出すもの。

自分で自分を傷つけることもあるけれど、
人間関係発でダメージを受けられる方が圧倒的多数でしょうね。

家庭内の人間関係もあるけれど、外の人間関係は
まぁ悩みの種になりがちです。

学校、趣味、近所、職場。
自分から望んで作った人間関係ではないところには、
軋みも置きやすいですから。

とんでもない非常識、とんでもない自己中心、
とんでもない視野の狭さ、とんでもない価値観。


「人の心はあるのか？」

と聞きたくなるような相手からの言動に傷つく人に、
ワタクシは守りのエネルギーを身に付けて頂きたいと思います。

何かあったら、このペンダントをぎゅっと手に持ったり、
胸元に押し当てたりして、ケアして下さいね。

涙がこぼれそうになったら、この聖樹の力を借りて
深呼吸をひとつして、

「この希少生命体レベルの愚か者の相手が、今回の私の毒出しか。」

とニヤリとなさって下さいますように！