次亜塩素酸水と新型コロナウイルス

次亜塩素酸水について、「コロナに効果が無いと政府が言った」みたいな印象の報道や、メディア掲載がなされているようです。政府はそんなことは言っていませんわね。

テレビでも似たような報道がされているようですけれど、
YAHOO!ニュースも、こんなタイトルの記事が掲載されていますのよ。


知ってた？ 次亜塩素酸水の新型コロナへの有効性は「未確認」
各種機関も空間への噴霧は「推奨せず」

「知ってた？」のニュアンス、こんなに否定的に
意識を誘導される使い方になってしまいますのね。

妙に感心してしまった表現です。

まぁ、おっしゃる通り次亜塩素酸水の新型コロナへの有効性は「未確認」。

ついでにアルコール（エタノール）の有効性も未確認。
アビガンの有効性も未確認。

有効性の確認というものは、非常に非常に慎重に
行われるものなのです。

けれど、次亜塩素酸水だけが否定的な発表をされたかのような
こんな印象を持ってしまう報道は怖いですわね。

しかも、噴霧に関して慎重姿勢という厚労省・経産省の見解なのに
次亜塩素酸水の機能自体が否定されているような報道。

次亜塩素酸水は、新型コロナウイルス騒動の前から
ひっそり各所で使われ始めていました。

シューザン先生は、この次亜塩素酸水の登場を見て
こんなことを言っていたものです。

「これ、消毒・殺菌・抗ウイルス界の革命になるかもしれないですね。
　利権絡んでえらいことになりそうですが。」

殺菌はアルコール（エタノール）という認識が、
ひとつの時代を作ってきました。

臭いが眩暈するほどキツかろうが、
肌水分奪ってカサカサになろうが、
近くに動物がいる時には使用しないように
氣をつける必要があろうが
「そういうもの」と受け入れてきましたものね。

けれど、次亜塩素酸水の登場です。

臭いは殺菌など効果発動時に発生するものが多いですが、
アルコールほどキツくはありません。
肌水分奪いません。
近くに動物がいても使用ＯＫ。

殺菌・抗ウイルス率９９％とも言われ、
アルコールと比較にならないレベル。
アルコール（エタノール）が対応出来ないノロウイルスにも
適用出来ます。

どう考えてもアルコール・エタノールの上位互換。

一時、無水エタノールが品薄になり、
アルコール濃度の高いお酒までもが店頭から消えたのは
次亜塩素酸水のことをご存知無い方が買いに走られたからでしょうね。

美味しいお酒にこだわって仕込んだりなさっているだろう
洋酒製造関係者のことを思うと、高いアルコール濃度にだけ注目して
飲まずに消毒・殺菌・抗ウイルスという用途に使うことが
どれだけ無礼な話かとも思いますが。

それでも、仮に他に選択肢がないのなら仕方ないとも言えます。
ですが選択肢は別にあるのですからね。

長年、業界の王道な成分だったアルコール（エタノール）が
新しい成分に取って代わられようとしている。。

人類としては「何か問題でも？大歓迎！！」ですが、
そこに収入源を築いていた人からは歓迎出来ないもののはず
ではあります。

とまぁ、本当に利権絡みの偏向報道なのかは存じませんが、
新型コロナ禍が落ち着いて来た最近になって、

「次亜塩素酸水ってどうなのよ。」

という否定に走り始めるという、このタイミングの絶妙さは
ワタクシついつい勘ぐってしまいますわよ。

ワタクシは、次亜塩素酸水は新型コロナウイルスに効果がある
と考えているのです。


今より遡ること数年前から、歯科医院の消毒には
次亜塩素酸水が採用される傾向にあったと記憶していますわ。

現在では、かなりの歯科医院が使われているのではないかしら。

新型コロナウイルスは粘膜感染するそうですわね。

歯科医院で扱うのは「口腔」ですから、
粘膜そのものです。


次亜塩素酸水が新型ウイルスに効果が無いなら
とっくに全国の歯科医院からクラスター感染が発生している
と思いますのよ。

さて、次亜塩素酸水に関する団体の意見と
大学の発表なんかを挙げてみます。

ご興味ある方は是非。
でもま、タイトルだけでも内容は分かるかも。

【機能水研究振興財団】

2020年3月次亜塩素酸水は新型コロナウイルスに対して有効性を示すと推察できるというのが機能水研究振興財団の見解。『新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水の有効性について』

【日本電解水協会】

2020年4月1日小宮山　寛機医学博士の見解　　北里環境科学センター顧問　　元北里研究所基礎研究所所長『酸性電解水（次亜塩素酸水）が新型コロナウイルスに効果があることは十分推察できる。』

【帯広畜産大学】

2020年5月『新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水の不活化効果を証明』

【北海道大学】

2020年5月15日『次亜塩素酸水で新型コロナ不活化「30秒以下で」　北海道大学とエナジック社が実証』（沖縄タイムス） 2020年6月1日『次亜塩素酸水の新型コロナウイルスに対する不活化に関する実証試験』（株式会社あかりみらい）

おまけ。。

【 JINF　国家基本問題研究所】

2020年6月5日『次亜塩素酸水めぐる拙速報道に苦言　奈良林直（東京工業大学特任教授）』

この「苦言」の中にあるエピソード
「事故データバンクに記載された2件、すなわち「次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は危険だ」としている方の主張に賛同して、「目が腫れた」とか「職場で噴霧していて呼吸困難になった」とする書き込みがあるが、危険だと主張している人が厚労省に陳情に行って危険だと伝えたら、担当官が「次亜塩素酸水を使わないように通達を出すから心配するな」と言われたと自慢げにSNSに書いていた。
　その後、本人の主張は誤りだとSNSで糾弾され、本人も間違いを認めている。」


ダサ過ぎでしょ。

自己顕示欲に溺れて暴走して自慢して撃沈という、
悪徳・陽徳とその結果という感じのこの部分、
運氣的な面からも興味深かったですわ。

厚労省や経産省が言っているのは「噴霧」に対してのもの。

次亜塩素酸水、品質が安定していないから
そういうのを噴霧に使わない方が良いかもよという話と、
次亜塩素酸ナトリウム（キッチンハイターとかね）を噴霧に使うのは
どうよ。。

です。

ナトリウムの方はともかく、次亜塩素酸水噴霧については
岡山大学医学部と北海道大学が安全性と予防効果を確認したと
発表していますし、各省の見解のベースになっている
NITE（製品評価技術基盤機構）自体が

「次亜塩素酸水の安全面についてなんて何も言ってないし、
　新型コロナウイルスに一定の効果があるデータも出てきてるよね。」

と言っているわけで。。

次亜塩素酸水は効果無い！は間違いです。

ただし、すっごく適当な作られ方をしている次亜塩素酸水も
存在しているようなので（希釈製造）、
そういうものを使わないように。

また古い次亜塩素酸水も使わないようにということは
意識していきましょう。

次亜塩素酸水の機能否定報道を聞いた時には、
さぁいよいよ来たかと思いましたね。

多くの人を助ける姿勢の方を大事にしてほしいものです。

すべては繋がっていて、
偶然はないのです！

新型コロナウイルスに日本人は勝った。
そう考えて良いはずですわよ。

持ち前の運氣の通り、弱体化して落ち着きつつあります。

「まだ感染者はいる！」とかは無しで。
感染症なんて、ゼロになる日は即座に来ませんわよ。

ポリオの撲滅宣言に何十年もかかっています。
ポリオも大概怖い病氣なんですが、コロナみたいに騒いでません。



コロナの運氣は滅方向なのですけれど、
これを再活性しようと思えば大いに怖がり不安がり騒ぎ、

「まだコロナはいる！」

と強く認識することです。

完全に潰そうと思うなら、その逆を行かないといけません。



結局のところ、新型コロナのトータル国内死亡者数は
年間のインフルエンザ死亡者数にも交通事故死亡者数にも
全然追いついていないままでおさまりつつあるのですからね。

日本人は勝ったんですのよ。
政府の対応も良かったということなんですのよ。



余裕が出て来たから
「次亜塩素酸水って効果無いんじゃないの？」
なんて言うムードにもなったのかもしれませんわね。

各省の見解を読んで本氣でそう思われたのか、
主役をアルコール（エタノール）に戻しておかなくてはと
思われたのか、分かりませんけれど。



何にせよ、自衛隊の発展途上国での劣悪な衛生環境下でも
感染者を出していないのは電解水生成装置（次亜塩素酸水）を
持参したのが理由という話も聞きます。

次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムの持つ有害さも無く
（なぜか逆にこの有害さがオープンに語られなくなっている氣が。。）
次亜塩素酸ナトリウムの約18倍の除菌力というデータもありますわ。



ただ、大学が「噴霧ＯＫ！」と言っていてもワタクシは皆さまには
そこはちょっと慎重になって頂きたいと思っています。

空間に関する実験は、いろいろ条件をクリアしての側面があって、
一般の方がナチュラルに想定する

「ＯＫということは。。」「効果があるということは。。」

の想像結果とは微妙に違ったりしますから。

噴霧試験の論文、拝読しました。
まぁ慎重に。。というのがワタクシの結論です。

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