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身近にある風水 第一章 都市設計

2014.8.14

「風水なんて。。」と、心を突っ張らせるようなおっしゃい様をなさる方。 まぁ過去のワタクシ自身を含めてですけれどもね。。( ̄▽ ̄;) 既に風水の恩恵を散々受けていることを素直に認めなくては かなりかっこ悪いですからね。 というわけで、身近な風水にも目を向けましょう。 都市設計篇。
古代日本で、大都市を作りましょう!となった時に
その設計の基本となったのが風水設計法。


中国の都市作りを見習って都市設計してきたわけです。


奈良は平城京。京都は平安京。
有名ですわね☆
平安京なんか、本当に大規模ですからね。
現代でもその状態を維持しているのも、とても素敵なこと。


で、あれほどの規模ではないですけれど
小さな都市設計もあちこちで発生していましたのよ。
もっとも、「風水で街の運を上げよう!」と考えての風水設計採用とは
あまり思っていないのです。


そんな意識は無かったでしょう。

●合理性を優先した結果の設計法であること。

●当時、合理性と運氣とはごく自然に共存した考え方が
 一般的だったこと。


こんな風に「開運しましょう!」と意識的に思うまでも無く

「合理的で住みやすい街は、人々の幸せと直結しているに
 決まっているではないか。」

と、風水設計を採用したと考えていますわ。
この頃の風水都市設計のやり方は
お手本通りの巒頭(らんとう)風水。


理想的な地形を探して、そこに大規模な都市を造っていくやり方です。


ほんと、京都の風水設計は鴨川の流れの速さが何とかなれば、
もっと全体に運氣が行き渡ったことだろうとワタクシは思いましてよ。


流れがバランス良ければ、右京区と左京区で
発展の差が出にくかったはずなのです。
平安京が出来てからというもの、
日本は「かな文化」を定着させ、独自文化が発達し、
歴史に残る文学作品がいくつも生まれましたわね。


科学も発展したので、陰陽寮が目立って活躍し始めました。


平安京に御所を置いた日本国家は、
現在世界で最も長い歴史を持つ国になりました。
後に江戸に中心を移動する時も、風水を使ったということは
知る人ぞ知るお話。


平安京の時より進歩した部分がありますわ。
それは、まず理想の環境ありきで都市設計していないところ。
東京は風水的に難ありの土地だったのですけれど、
そこを理想地形に改造したりして措置を取ったわけです。


平安京の時のように、理想地形を探すという受け身姿勢から、
理想じゃなければ理想に作り変えようという能動姿勢に
シフトしていますのよ。


そして、これが出来てしまうのこそが
風水の大きな魅力でしょうね☆
戦国時代から、時の権力者が短期間に次々変わっていった
あの不安定な時を見てきた家康公。


風水措置をとった江戸に城を構えた徳川幕府は、
以降300年の歴史を持つことになりました。


風水強し。
ただ、お氣づきかもしれませんが
風水措置は永遠に効果があるものではありません。


なぜって、年月を重ねるうちに
措置を取った部分が劣化したり。。


触ってほしくない場所を誰かが触ってしまっていたり。。


運氣的に絶対タブーなことをやる人が出現したり。。


なので、風水措置を取った後だって
運氣というものに対するアンテナは立てておくべきなんですのよ。
東京も京都や奈良と同じく、風水の恩恵を現在も受け続けている
土地ですわ。


ただ、長い時間の中では、上でもお話ししたように
いろいろ変化もあります。


たくさんの建物の中には、
「どうしてわざわざこんなものを。。」と呆れるような
「風水師監修」触れ込みなのに、
なぜか強烈呪いの建物になっているものもありますしね。


そういう部分から、東京の風水措置は弱まっていきますのに。。
東京は山手線が運氣循環ツールになります。

氣を発する大きな泉のような皇居や、「柱」な明治神宮もあります。
余計なことさえしなきゃ、今よりもっともっと強い運氣の土地だったと
思われます。


また、馬鹿な政治家が権力を握ると強行大浄化を起こしやすい
配置でもあります。
ワタクシが住んでいる大阪は。。と言いますと、
大阪の阪急沿線が、措置を取っているとしか思えないような路線図。


大阪に運氣を流す形状なので、その地からはずれると
電車の中にいてもムードが変わるのが分かります。


その他、いろいろ風水的に見ていくと
商業発展する要素が盛り込まれている街と思えますわ。
ただし、大きな都市に特に発生しがちな

「建ててはいけない建物」

などをはじめとする、残念要素もあります。


この「建ててはいけない建物」が建設されて以来、
その近辺の街のムードが一変して、活氣を失ったのは分かりやすい例でした。
都市設計は、合理的に無駄なく管理しやすく
インフラも整っていて清潔だと、
それだけで風水的開運要素が上がるんですよ。


そう言ってしまうと「当たり前だ」と言う方も
いらっしゃるかもしれないんですが、
最初から風水は「当たり前なことの積み上げ」なんだと
散々言ってきていることなんですよね。


その、当たり前に良いことが目に見えて分かりやすいか
分かりにくいかという違いがあって、
その両方を引き出して開運条件を上げていくのが
僕らの仕事です。


すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
市に使われる風水に関して、こんな感じの記述を見かけたことがありますわ。


●昔は街を造るのに風水を使っていたことがあったけれど、
 今は使っていない。

●風水的に良い土地悪い土地と言うが、風水以外で説明がつくことが多い。

●良くないことが起きた土地を鑑定して、風水的に悪い土地だったと言うのは
 後付けである。



これ、3つとも間違いです。(笑)
言い切っちゃってる割に、全部間違いです。


こ最近、確かに「平安京を造ろう」なんて規模の話は聞きませんが
新しい建売住宅が立ち並ぶ「●●ニュータウン」的なものを造る場合には、
風水師への依頼が入ったりするのですから。


風水以外で説明がつくうんぬんと言うのは、
もはやその表現自体が間違いです。

水は独立した魔法でもおまじないでもなく、
現実合理主義と心理学を合わせた、科学ベースの環境学。

「ゴミ屋敷の隣に住んでいると、居心地悪くて病氣になりやすいですよね。
 それはもう、悪臭も見た目の悪さもひどいのだから病むでしょう。

 ほら!風水以外で説明出来た♪」


なんていうのは、「風水以外で説明出来た♪」は錯覚。
風水の手の中から一歩たりと出ていませんわ。

むしろ、風水そのものの説明と言って良いでしょう。


「良くないことが起きた土地を鑑定して、風水的に悪い土地だったと言うのは
 後付けである。」


に至っては「いちゃもん」。


良くないことが起きたものだから、何か問題があるのではないかと考えた方が
鑑定依頼をなさるわけです。


つまり風水師が鑑定に向かうのは、必然的にその事件なり何なりが発生した後なのですし、
そこで悪い要素が見つかれば「悪い」と言いますでしょ。

それを後付けと言われた風水師は、たまったものではないと思いますわよ。(笑)



ただ、鑑定依頼を受けなくても、風水師が個人的に感覚が引っかかって
特定の土地を何となく鑑定して「何が起きても不思議では無い」と
ひそかに思っている場合もありますからね。


水措置を取った都市などは、恩恵を受ける場所とそうでない場所の差が
小さくないのです。

恩恵を受けられる場所は、そのまんまラッキーですが、
恩恵を受けられない場所は、治安が悪かったり病氣しやすかったり、
その他もろもろの歓迎出来ない現象が発生しやすいのですわ。


恩恵を受けられる場所一択で、どこに住むのかを
決められるように、知識を徐々に増やしていきましょう☆

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