日の鳥

人間の生活を明るく照らすもの。
その一方で人間にいちどきに大きなダメージを与え得るもの。

それが火です。



火の氣は上手に扱うことがとにかくとても大事です。
火傷は負いたくありませんが、わたしたちの生活が火なしには
立ち行かないことと同じですね。

人間の心の火の大きさは、コンロやヒーターのように
簡単に調節できるものとは言い難いところがあります。



怒りを噴火に例えることがあるように、一瞬で現実では考えられないくらい
大きな火の氣が発生してしまうからです。
口論のように、人とのすれ違いで発生する火の氣もあります。

これらは言わばマイナスの火の氣です。
しかし、プラスの火の氣は人間にとって生命力の源。
消火器で完全に鎮火してしまえばいいとも限らないのです。



そこで、このチャームでは強くなりすぎない火の氣と
火の氣を消しすぎない土の氣の石を配置しました。


どちらも同じ種類の石の中では、ふんわり淡く優しい色合いで、
パステルカラーになりました。

ピンクとオレンジの混ざり合ったような、日の出の直前の空のような
色合いの石は、スターサンストーン。
キラキラした表面の美しさは、見飽きることがありません。



真っ赤な昼間の太陽よりは少し控えめの色合いが、
このチャームが火の鳥ではなく日の鳥である所以です。

肩にのると熱い鳥さんではなく、ほかほか温かい鳥さんの
イメージです。



しかし活力の源となり、目的に向かって走る足を加速させてくれる
という特技は変わりません。

ブルーベリーの味がしそうな、ミルキーな紫色の石は、
ラベンダーアメジスト。
ぷっくりしたハートのカットです。



アメジストは、土の氣の石です。
火の氣を消してしまわず、落ち着けるのに役立つのは
この土の氣なのです。

良い氣も悪い氣も見境なく燃やしてしまうような火柱が立っている場合は
勢いを抑えてくれます。
そして、持ち前の浄化パワーでちょうどいい火の氣へと
なだめてくれるのです。



暴れる火の扱いに長けていて、しかも消火しきるわけではない。
アメジストは、優しい消防士さんのような役割を引き受けています。

そしてこの二つの石を運んでくれているのは、水晶の鳥さんです。

鳥は金の氣の動物です。金の氣はお金はもちろん、
笑顔や楽しいことを司る氣でもあります。

このチャームを発表する年の干支の動物でもあります。



火の氣を土の氣で落ち着けて、その先の金の氣へと繋げる。
今年育んだ氣を、来年のための措置をプラスして来年に繋げる。
そんな意味があります。

ひなたぼっこはとっても氣持ちいいものですよね。
温かいものを誰かと分け合うと、ほっこり優しい氣持ちになりますよね。



そんな人を寄せ、笑顔にするようなちょうどいい火の氣を
心に持ちたいものです！！

このチャームは…

命式を見て、火の氣が多いと感じる方
周囲にマイナスの火の氣が耐えない方
カッとなりやすい方
上手に火の氣を取り入れたい方

に、特におすすめです。

（文責）クレール