翡翠の摩崖仏

磨崖仏（まがいぶつ）をご存じでしょうか？

言葉を知らなくても、存在を知っている方は多いと思います。

それが翡翠で出来ているなんて！！

卓上サイズの有り難い仏様です。

磨崖仏とは岩壁に彫られた仏様のことです。


(出典：Wikipedia)

日本では大分県に、
6～7割が集中しているそうですが、
僕は関西でも登山中に何度か目撃しております。

「こんな山奥の断崖に
　こんな巨大な仏様の彫り物を、
　いったい誰がどうやってしたんだろう？」

僕は子供ながらに昔の人の信仰心の厚さとか、
仕事への情熱に触れて感動を覚えたものでした。

今回は当然レプリカ的なものにはなりますが、
何といっても翡翠で出来ているところに、
本物を凌駕する凄さがあるのです！！

翡翠は古代中国やアステカ文明においては、
金よりも貴重なものとして扱われてきました。

日本においても
国石にも認定されているとおり、
神話の時代から重宝されている宝石です。

宝石言葉は「長寿、健康、徳」ですし、
風水的には「金運大リーガー」ということなので、
長期的にも短期的にも有り難いことこの上ない訳です！！

これにお釈迦様が彫られているのですが、
緑の翡翠の方は日本にいるお釈迦様の姿。

大乗仏教のお釈迦様です。

ラベンダー翡翠の方は
東南アジアのお釈迦様の姿。

上座部仏教のお釈迦様です。

大乗と上座部はキリスト教でいうところの
プロテスタントとカトリックのようなものですが、
共に悟りを開いたブッダの姿を表しています。

心の拠り所となる御仏に見守られ、
迷いや苦しみから解放された、
救いのアイテムとなりますように！！

また、大乗は和室に合うと思いますし、
上座部はエキゾチックなお部屋に合うとも思います。

有り難いながらも、ほどよいサイズ感で、
オシャレで可愛い要素も見逃せない点ですね！！