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人間の不良品
開運の極意!裏話

人間の不良品

無差別殺人を起こして自殺した犯人に対する 松本人志さんのコメント 「犯罪者は人間の不良品」 が物議をかもしているとのこと。 なぜ物議をかもすのか謎ですが。
いや、不良品でしょう?
犯罪者は不良品です。

不良品だからこそ、逮捕されるのです。
良品は法律を守りますわ。
壊れた機械が修理工場に送られるように、
良品になるかどうかは分からないけれど、チャンスを与えられるのが刑務所。

ということは、刑務所に送られるのは完全に不良品。
書類送検程度なら、軽度の不良品。

言葉の鋭さにヒステリーを起こさないで、
現実を見るべきではないかしらね。
不良品という言葉に反応している人たちの主張は
いろんな意見をまとめると大体こんな感じかしら?

1、言葉が鋭すぎる。
2、いつ自分が不良品になるか分からないのに。
3、不良品を否定すると、エリートのみが存在を許されるような
  偏った社会になる。
1、言葉が鋭いと感じる方はいらっしゃるのかもしれませんわね。
  ワタクシは特に感じませんでしたが。
  
本人にどんな事情があって心に闇を抱えていても、
法治国家で法を犯せば不良品です。
日本は情治国家ではないので。
     
まして、何の関係も無い人たちを被害者にしてしまうなんてことを
どんなミラクル感情論で包んだら正当化出来ると思うのか。
2、自分が不良品になる可能性の有無と、
  犯罪者は不良品であるという話と、何の関係があるのか。
  
自分が犯罪者になったなら、自分が不良品になったというだけの話。
3、これはもう極論過ぎて何が何やら。

情ではなく法で治める国である以上、
法を破れば不良品の立ち位置になる法治国家大前提が、
なぜエリート主義という話になるのか。。

理屈の大ジャンプが過ぎて、太平洋に不時着したような主張という印象。
太田光さんは、自分の心が病んでいた時には
他人の命も自分の命も軽くしか感じられなかったし、
そういう人は近くにいっぱいいるのかもしれない

というような見解らしいのですが、
近くにいっぱいいたら困ります。
時代の移り変わりの時期に発生した火の氣過多で、
痛ましい事件が多発して、多くの方が心にダメージを
受けてしまったのかもしれません。

犯人の心に寄り添うとか、犯人はそう悪くないとか、
そう考えることで、

「そんなに悪い事件は起きていない」

という錯覚も持てるかもしれませんが。
例えばワタクシたちは、スマートフォンを通信ツールだと
考えていますわよね。

決して爆発物とは思っていない。

電源を入れればネットワークに繋がって、
必要な情報にアクセスし、
連絡を取るべきところにいつでも取れると考えているはず。

それは、スマートフォンへの信頼です。
肝心な時に通信ツールとして役に立たず、
それどころか損害を発生させたり、
爆発して生命に関わるようなことになった場合、
それは不良品ではないのかしらね。
そのスマートフォンの製造環境や、設計のまずさが明るみになって、

「スマートフォンだって被害者。」

「そのスマートフォンだって、正規の良品として世間に出たかったはず。」

「今回のスマートフォンのような
 隠れ不良品は世間に溢れるほどあるのかも。」

「事故を起こしたスマートフォンのような存在を排除していたら、
 事故を起こさない優等生スマートフォンだけが
 認められる世の中になりかねない。」

そんなことを言うのかしら。
こういう説明をすると、

「人間と機械は違う!」
「機械にたとえるなんて、心が冷たい証拠!」

なんてメッセージが届くのが常ですが、
単に視点を変える提案ですわよ。

人間と機械を同じ存在とは思っていません。
まず見た目が違います。大丈夫。
そうではなく、良品前提・信頼前提で動いている社会において、
その前提を破るものは不良品であるという概念の話をしています。

「犯人もある意味被害者」

みたいな表現は、あらゆる事件で耳にする表現ですけれどね。
ただし、「ある意味被害者」は、あくまで「ある意味」です。

起こした事件とは別のところで被害者。
なので、起こした事件では加害者です。

そこを一緒くたにするから話がややこしくなるのではないかしら。
情状酌量に使われても、正当化されるレベルのことは滅多に無いですわね。

尊属殺重罰規定違憲判決になった事案など、
法律の方が間違っていると氣づかせるきっかけになるほどの
加害者被害が正当と見なされるわけで。

この事案の女性ですら、自分の人生を憂いたからと言って
通りすがりの他人に凶行に及んだら正当とは見なされなかったでしょう。
犯罪者の心に寄り添うとか、理解するとか、
必要な部分もあるでしょうね。

でもまず、やったことの不法行為性を認識することが
先に来なければおかしな話。

そもそも、自分の心の広さの表現のために
本末転倒レベルで犯罪者に理解を示す風潮すら感じますが。
一般に受け入れにくい理解しがたい存在に対して

「自分は受け入れるし理解出来るよ」

と主張するのは、心の広さ・器の大きさ表現としては
最も難易度の低い簡単なことですからね。


そんな自己満足のために、被害者の立場を貶めていないのか。
遺族の人権や感情を無視していないのか。
ひとりひとりの自己満足表現は、とても耳に心地よくて
すごく正しい流れを起こすような錯覚すらさせがちです。


となると、被害者より加害者を守れ風潮が強まって、
法治国家としての柱は折れて、
法治国家が成立しないような環境の外国からは喜ばれるという。。
自分が獅子身中の虫になるかもしれないリスクは
考えもしないのかしらね。

考えていたら法治国家の柱に斬り込んでまで
安易なことは言わないかとは思いますが。
優先順位を崩して、世の中を支える大事な柱に斬りつけるのは
とんでもない悪徳行為です。


感情論で優先順位を見失っているなら、
早々に落ち着いて現実を見なければ危険でしょうね。

自己満足で安易に中身の無いキラキラ言霊に飛びついて
自分も乗っかって発しているだけなら、
物は考えるべきだと言わざるを得ません。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
本的な話として、自分が被害者になった時に同じことが言えるのか
という判断基準は24時間フル稼働しておくべきだと思いますわ。


法律があるから生命も権利も守られているのですが、
見たことも無い他人が人生で苦しんできたからと
突然自分や自分の大事な存在の生命や権利を奪われて

「それでも犯人もある意味被害者なので~」

と思えるかどうかです。


回の松本人志さんのコメントを
「情が無い」「冷酷」「言い過ぎ」
と言うのは一般の立場と言うよりは犯人サイドの感情論かと思いますわ。

被害者遺族の身になってみて下さいと申し上げたい。
不良品なんて表現は甘過ぎるとおっしゃるのではないかしら。


タクシは不良品が無い環境にいたいですし、
そういう環境であると信じていますわ。

スマートフォンは爆発するなんて疑いたくもない人間です。
製造過程が怪しかったり、メーカーに不穏な噂があったりするものは
我が家に入れません。

ある意味エリート主義と言えますが、安全環境のためには当たり前だと
ワタクシは考えています。


治国家とはそういうものなのでは。

それでも犯罪者を本末転倒に擁護したがる心の器パフォーマーは、
製造過程が怪しいスマートフォンに同情し、
爆発しようが、個人情報を流す初期設定があろうが
理解して受け入れるユーザーになって頂くのもアリかもしれません。


にかく、太田光さんのおっしゃる
重犯罪者や重犯罪者予備軍が身近にいる環境なんて困りますし、
だからと言ってその反社会的行動を受け入れるという甘やかしに
デメリットは見つかってもメリットは見えないと考えます。


不良品という言葉にナーバスになって言葉狩りをするより、
不良品と自分が呼ばれる立場にならないようにする。

自分が世の中に必要とされない存在になるかもしれないから
犯罪者を擁護するのではなく、
自分を必要と言ってもらえる存在に高める努力をする。

それが目の前に繋がっているまっすぐな道なのではないかしらね。


葉の鋭さは時に耳が痛くなり、
甘い表現は心地よく、穏やかさと人としての器表現にぴったりな
夢のお花畑を出現させることが多いもの。

けれど、かなりのことが「痛みの向こうに財」であることを
忘れちゃいけないと思いますのよ。

それが自分を知らず知らず悪徳に走らせることを避ける
ひとつの大事なポイントだと思いますわ。

下らない自己表現と引き換えに、自分の運を捨てることが無いように。

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