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霊感商法 前編
開運の極意!裏話

霊感商法 前編

先日、東京出張の時に渋谷で声をかけられたのですわ。

「鑑定させて下さい」

小さな声で、消え入りそうに儚げなその女性は、 何ともムードのある方。

「あなたの波動があまりにも強いので、  つい声をかけてしまいました。。」

さぁて、ワタクシは何を買わされるのかしら?
ワタクシはその時、小走りで駅に向かっていたのです。

早く移動して、間に合ったら立ち寄りたいところが
たくさんありましたので。

そんなに明らかに急いでいるワタクシを、わざわざ呼び止めた理由が

「あまりにも波動が強いから。」

今まで、どれだけの方に言って頂いたか 数え切れないほどの評価なのです。

「波動が強い。」「オーラが強い。」

ワタクシは、そんな彼女の用意した

オチ

に ふと興味が沸いたのですわ♪
喫茶店かなんかで鑑定するのかしらと思っていましたら、 近くに事務所があるとのこと。 おいでなさった。。何かを買わせるためのキャッチですわね! でもこれ、多くの霊感商法 前編被害者の体験を共有するチャンス! しっかりネタを拾って持ち帰れば、裏話で啓蒙する材料になりますわ♪ というわけで、危険が迫ったら振り切って逃げるつもりで 潜入してきました☆ 以下、相手の方にはモザイクをかけて 事務所でのやり取りを再現しますわね♪
鑑定方法は何がお出来になりますの?
姓名判断と風水です。
もう13年、鑑定をしてきています。
なるほど。。姓名判断と風水ですのね。
えぇ。こちらに名前を書いてください。

では、あちらで鑑定してまいりますので、
しばらくお待ち下さい。
こうしてワタクシは、アシスタントの女性と二人きり
鑑定部屋に残されたのでした。

今までにその鑑定士がキャッチをしたことは一度もなかったらしく
アシスタントの方は、予約表を調べながら

「今日はご予約頂いてました?  お名前がないようなんですが。。  え!声かけた?先生がですか?  ・・・・そうなんですか?  声ってどんな風に?本当にあの先生が?  まぁぁ。。そんなことが。。  あ!ごめんなさい!私、お茶出すの忘れてますね!  あまりにびっくりしたんで。  そうなんですよ~~。  先生、今まで声かけて連れて来られたことなんて。。  さっきだって、ちょっと郵便物出してくるって  出かけられただけなんですよね。」

とのこと。 どんな思惑があるにせよ、鑑定士自らが予定のない相手を 連れ帰るのは初めてのことのようでした。 そんなことを聞いているうちに、鑑定士が部屋に戻って来たのですわ。
これが鑑定書です。

(名前の横に、画数を書いてありました。)
あなたは、すごく守られている方ですね。
愛情に包まれている方。

男性を惹き付ける魅力も十分にお持ちです。
男性を惹き付ける魅力は、どうだかわかりませんが。。

いろんな場面で、いろんな方に大事にされているのは
ありがたいことにとても感じているのですわ。
(毎週、たくさんエールのメールを頂いてますからね♪)

守られてもいると思います。
(風水で開運してますから。)
そう。あなたは守られている方。。

開運と言うのはですね。。

(以下、暗記したシナリオを一息に朗読するかのように
 開運理論について早口でまくしたてられました)
そうですわね。

ワタクシも、開運は誰にでも出来るのだということには
賛成です。

全く同意見でしてよ。
もっとあなたは解放されなければなりませんね。
そのためには、先祖の因縁を絶つことが必要です。
あなたのご先祖には、無念の死を遂げた方がいらっしゃいます。
その方の想いを浄化しなければいけません。

見たところ、あなたは「姫」という感じですね。
ワタクシの先祖は、田舎に小さな城跡を残している武家でした。

女系で直系にあたる一族ですので、武士の世が続いていたら
確かにワタクシが婿を取って家督を継いでいたことでしょう。

また、この先祖の中の最後の武士にあたる方は
まだ結婚して間もない頃、子供も生まれたばかりの状態で
西南の役に出陣しています。

奥さんと子供を氣遣い、なぜ無益な戦いに
参加しなければいけないのかと戦地で
書き綴った文書を遺して、多分その時に亡くなっていますの。
(この辺、記憶が曖昧。。)

それは、武士らしからぬセンチメンタルなもの
として封印されたらしいのですが人間的で正直で、
誰も当時書きたくても書けなかった想いを吐露した
珠玉のものとワタクシは思っています。

「姫」と「無念の死」のキーワードは、
ここで引っかかってくるのです。お見事☆


ですが、これはコールドリーディングの手法のひとつ。 先祖を遡れば、一人や二人は無念の死を 遂げた人もいるでしょう。と言いますか、 人生の終わりって広義で考えれば すべからく「無念」とも言えるのではないかしら☆ ここで鑑定士は、一言も 「あなたの先祖の武士が、戦で無念の死を迎えていますね。  若い妻と幼い子供を遺して。。」 「あなたは家督を継ぐ立場でいらして、  本来なら姫という肩書きでしたね。」 なんて言ってないのです。 広くヒットするヒントを与えて、 被鑑定者自身に答えを探させる方法です。 また、ワタクシは大抵「姫」だの「女王」だの言われるわけで。(笑) それ、印象というか、キャラの強さそのまんまだと思われます。
無念の死の先祖も、ワタクシが姫な感じなのも、
まぁ。。心当たりありますが。。
そうでしょう!!

今日あなたがここに来られたことにも意味があるのです。
今日という日付け。

周囲の方のお誕生日、先祖のお誕生日、何らかの記念日、
きっと何かに相当していますよ。
それは。。心当たりないですが。。
帰って調べられたら、きっとわかります。

この場では私もわかりませんが、これは意味のある日付けなのです。

時の運というのがございます。
時の運というのは、人生の岐路です。

今まで上がって来た運の分かれ道。ここで間違った選択をすれば
運は落ち、正しい選択をすれば運は上がるのです。
何かの意味って言われれば。。

友人のダンナ様の妹の元姑の結婚記念日。。
とかまで広げるならまぁ大概ヒットするでしょう。。

それにしても、その場で確認しようのないことを言い切るのも
洗脳ポイントのひとつですわね☆

鑑定事務所の雰囲氣といい、多くの方が
ふっと信じてしまわれるのも、よくわかるのです。

ワタクシはここに、最初から「インチキ」と断じて再現しているので、
ずっとあやしげに読めてしまうと思いますが。。

フラットな状態でこれだけ語られたら、
客観的なものの見方を失う可能性は非常に高いと感じました。

何せ、場のムード作りの上手さは、さすがプロです。

そして、ある程度の霊感も本物としか
思えない部分もあるわけです。

ただしそれは、あくまで

「ある程度。」

ちょっと何かが見える。。程度のものとワタクシは判断しました。 ちなみに、「時の運」を度々主張されるのは、 これから紹介する何らかのものを買うことに 関して即決しなさいという伏線になってます。
あなた、悩みは何ですか?
抱えているものがありますよね?
悩み。。。。。。。。。。。。。。。。

う~ん。。。。。。。。。。。。。。。。

悩み。。。。。。。。。。。。。。。

(不覚にも、ネタを考えていなかったのです。)
何かあるでしょう!

子供たちとの関係がうまくいかないとか。。
 (あ!それです!と飛びつくテもあったかもしれないけれど、
 嘘くささ全開になりそうだったので却下。考えた挙句。。)


・・・・・・・・うちの社長が頼りないってことでしょうか?
(トナカイですし。。)
・・・・・・・・ほかには?
え!せっかく思いついたのに。。

他の悩み。。ですか??

う~ん。。。。。。。。。。。。。。。。
わかりました!

その悩みは全部、あなたの先祖の因縁なのです。
無念の死を遂げた先祖の。。
あぁ。。。。。。。。

ワタクシの先祖の因縁が、うちの社長を頼りなくしましたか。。

とんでもない先祖ですね。。
ワタクシに何か影響が出るのではなく、社長に。。
運にはプラス状態とマイナス状態がございます。

マイナス感情が沸くのが因縁です。

恨み、嫉妬、マイナス思考。
そういう感情に心当たりないですか?
おぉ。。そう言えば、ここ数年というものそういう感情とは無縁ですわ。

昔はいっぱいでしたのに。。

周囲ばかりが幸せに見えて、
嫉妬して恨んでマイナス思考になってたものです。

懐かしい。。

・・・・って、それ、ワタクシは既に
開放されてるのでは?(←いじわる)
いいえ!開放されていません!
だから開放が必要なのです!!

実際、先祖の因縁としか思えない事象が起きてますでしょう!
社長が頼りないということですか?
そうなのです!!

今から瞑想して来ますので、少々お待ち下さい。
あなたのための開運法を探ります。
こうして何度も「瞑想」と言って席をはずされますが、
小さな声がどこかで発せられるのが
空氣の揺れでわかるのです。

ワタクシ、かなり耳が良い方のようなのです。

それ、瞑想と言う名の打ち合わせですわね。。


横に座ったアシスタント相手に、
「普段はどんな開運法を伝授されてるんです?」と
ちょっとイジワルを。

今答えるわけにはいかないだろうことは、重々承知です。

このアシスタントさん、しばらくお話をしていたら
涙ながらに身の上話を始められました。

鑑定士が戻るまでの時間しかお相手出来なかったのですが、
彼女こそ、自分の感情から解放されるべき。

そのお手伝いがあの時少しでも
出来ていたら嬉しいのですわ。。
実はここからが盛り上がるのですが、続きは次回に!

ネタのためとは言え、ひとつ間違ったら
危険なことにも、なっていたかもしれません。

とんでもないことをしたものだと、後で聞いて冷や汗ものでしたが
せっかくのネタですので、手口のひとつとして公開して
参考にして頂ければと思います。

すべては繋がっていて、偶然はないのです!

回、不意打ちとは言え 自分がこんなに悩みの無い人間だと思い知らされたことは ありませんでしたわ。。 これは何ともありがたいことです。 ネタのためにつきあった場所で、 自分の開運状態と向き合うことになりましたから☆

「そんな危険なことは二度としないように!!」

という皆様のお叱りメールが今から見えるようですが ほんと、自分がその場に立って初めて見えたものもあります。 それは、脅しの巧妙さとコールドリーディングの上手さとムード。 なるほど。。 余程の自信がないと揺らぐでしょうし、 つっこみどころを見つけるのが苦手な方なんか 言いくるめられてしまうでしょうね。

日このエピソードをお伝えした方に

「えぇ!あやし~~!そんなのに引っかかる人なんているのかな?」

と言われてしまったのです。 その方、ワタクシが知る限りでは

日本一引っかかりやすい人

でしたから。。 皆様は決して「自分だけは大丈夫♪」とお考えになりませんように!! では、後編に続きます☆

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