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長財布不要論

2023.2.23

長財布、不要論なるものが 巷で発生しているようです。 お話ししておきますわね。 ちょっと厳しい論調、ご容赦下さいませ。
ワタクシがうんざりするのは、
Magic WandsのHPの内容をつまみ食いして、
自分の風水理論として語られる風水師の多いことなんですのよ。

タチの悪い方ですと、一部を引用して、一部を全否定。
その全否定が理論的に正しければ良いのです。
むしろ助かります。

でもそうじゃない。。
風水をまともに学んだ方なら出すわけがない結論や、
「そんな氣がする」的説明が非常に多いのは困ります。
風水師・開運指南・鑑定士の世界にも
逆張り屋という存在がありまして、
業界常識を否定する切り口で営業なさる方もいらっしゃるのです。

発言が「今まで信じてきたことは何?」と相手に思わせる
センセーショナルな内容だったりするので、
一般の方はついつい聞き入ってしまいがちなので要注意ですわ。
こういう方を、あまり視界に入れたくなくて、
関わらないようにその発言にもあまり触れないように、
と過ごしてきたのですが、そうもいかない状況が発生。

長年、Magic Wandsを支えて下さっている
お客様のReiさんより、メッセージを頂きました。

【 Reiさんより 】

お世話になっております、Reiです。 これ気になりました。杞憂かもしれませんが。 (該当記事のURL) 長財布の事とか心配するお客様もいらっしゃるのではないかと思いました。 メールマガジンとか何かでお話していたただけると 心配してしまう方も安心なさるのではないかと思います。
該当記事の風水師さんは、典型的なつまみ食いの方。

Magic Wandsをご存じの方なら「あぁ。。」と
氣づかれる記事内容ですので、該当記事のURLは載せません。
さすがに氣の毒過ぎます。
でもね、長財布不要論を唱える方の主張をいくつか拝読しますに、
ベースはMagic Wandsの長財布必要論にあると痛感。

ワタクシの説明が足りていなかったために、
逆張りの余地を作ってしまっていたようです。
これはワタクシの不徳の致すところ。

改めて説明しますわね。
長財布不要論の大まかな主張は、
電子マネーが主流になったこと。

これに尽きますのよ。

風水理論をご存知の方は驚かれると思いますが、
本当にこれだけで「不要」という主張が発生中なのですわ。
中には、

「電子マネーが主流になるのだから、
 今まで折ってはいけなかったお札も折ってOK!」とか。

「令和の時代に紙幣重視なんて時代遅れ!」とか。

「第9運(2024年からの20年)になるから紙幣消える。」とか。

謎理論も多いのです。

時代遅れのものを大事にするより、時代の波に乗れ!的主張。

日頃、間違い風水指南に腹を立てるワタクシですが、
このレベルになると、ちょっと面白いと思ってしまう。。
言うまでも無いと思いますが、

「電子マネー主流化」→「お札折ってOK」

という理屈は成立しません。

「紙幣重視なんて時代遅れ!」は、
某元匿名掲示板管理人じゃありませんが、それこそ
「あなたの感想ですよね?」です。
第9運になることと紙幣が消えることにも、つながりはありません。

変化のきっかけになりやすいのですし、
20年もの期間がありますから、何かしら変容があるでしょうけれど。

現実問題、今紙幣は存在していますしね。
否定して金運落とし続けるには、20年は長い。
人生の20年間、金運に恵まれないなんて、ワタクシはイヤですわ。
さて、電子マネーが主流になりつつあるために、
カードケースがお財布と考えられる方も
いらっしゃるかもしれません。

薄くて場所を取らず、便利でしょうね。
でも金運を考えるなら、おすすめしませんのよ。
前にどこかで語りましたが、お金は「概念」です。

その概念を形にしたものが紙幣やコインであり、
昨今では電子マネーになっていますのよ。

もちろん電子マネーを否定なんかしませんわ。
概念を形にしたものが増えただけなので。
けれど、電子マネーが主流になりつつあるとは言え、
紙幣・コインが存在している以上、
当たり前のことですが、紙幣やコインもお金です。

入れるところや休んでもらうところを準備するのは
必須でしてよ。
造幣局が消えて、これから全てのお金の概念は
電子マネーで構築する!となったなら、
その時にはお財布の概念を変えましょう。

電子マネーを管理するもの(今はカードやスマホなど)
を守り、金運を増やす措置を取った新しい形状のお財布が
出てくるべきですわ。
けれど、現状として紙幣もコインも存在していますのよ。
日本の紙幣は、新しいデザインで更に普及する予定ですしね。

概念を表す存在として、これからも活躍予定のお金です。
これを踏まえて、改めて考えて頂きたいのですけれど。。

「お札なんて時代遅れ」という言霊をどう思われますかしら。
電子マネーがあるから「お札は折ってもいい」という考え方は?
ワタクシは日頃から、以下のように申し上げているつもりです。

「お金に不満や逆恨みやケチつけはとんでもないことで、
 自分の幸せを実現させてくれるその存在に、
 感謝以外の氣持ちがあってはいけません。」
時代遅れだの、折ってもいいだの、無礼千万。

電子マネーがあるから用無しという扱いはもう。。
ワタクシにはその発想がありません。

繰り返しますが、本当に役目を終えたなら
造幣局はそっと仕事を辞めますわよ。
また、カードケースだけで事足りるという考え方は、
「現金の入る場所は不要」という宣言です。

どうでしょう?
金運上がると思いますか?
ワタクシ、お財布はお金にとって居心地の良い旅館であるべき
と説明をしてきております。

さて、「うちのホテルは時代の最先端ファッションの方のみ歓迎」
という説明のあるところに行ってみたいと思われますか?

そんな条件があったら、当の時代の最先端ファッションの人でも
行くのをためらうでしょうに。
お金は、落ち着き先を準備していない人のところは
素通りする習性があります。
これが金の氣習性。

なので、利便性だの時代最先端だのを追求した結果、
落ち着き処を作らないということは素通り要件。
カードしか入れられないお財布とか、
そもそもお財布を持ち歩かなくて良いとか、
そういう考え方は、

「落ち着き先を準備しない」

ということです。
また、お金は居心地の良いところには
仲間を引き連れてやってくる習性がありますが、
居心地の悪いところにはシビアですわ。
風水をご存知ない方でも、
「お金はあるところにはある」
「お金がお金を呼ぶ」
と、その開運学的習性を踏まえた表現をなさるのを
聞かれたことはあるのではないかしら。
紙幣が存在する以上、紙幣を否定するのはあり得ません。

折らないことを大切にする考え方も消えません。
あくまで、折るのは「どうしても」という時のみ最小限。
電子マネー主流になりつつあるとは言え、
現金しか扱っていないお店もまだ多数あります。
そのことも忘れてはいけませんわ。

それから、現金をあまり使わない方でも、
お財布の中に現金が無いという状態は避けましょう。
お金は仲間のいるところに行きたがりますからね。
電子マネーが完全に主流になったとしても、
お金のアパルトヘイトみたいな環境を作ってはいけません。

絶対にね。
開運学は、人の人生に関わることです。
知識あってこそ、物を言う資格があると思います。

間違っても自己顕示欲を満たすツールではありませんよ。
きちんと勉強して下さい。切に願っています。


すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
こをご覧の風水師の皆さまは、
道を外れる内容の風水逆張りを広く語るのが
とんでもない悪徳だと自覚して頂きたいと思いますわ。

金運で道を踏み外すような指南内容は、
一般の方の金運を激しく損なうどころか、
逆方向に誘導することだと知って、
軽々しく自己宣伝にすべきではありません。

そうでないと、そのうちに運の悪い風水師という謎存在に
なりかねません。



己顕示欲に呑まれて、逆張りインパクトを追求して
根本の風水理論をおろそかにした結果、
悪徳を積んで、お客様の金運もどんどん落としてしまっては、
自分の幸せも激しく削ることを忘れてはいけませんわ。

誰かに何かを伝えたい氣持ちがおありでしたら、
勉強あるのみです。

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