7日で完成する
開運の極意!裏話
7日で完成する
世界は7日間で完成したとするのは、旧約聖書の創世記。
それならキリスト教だけの概念?と思われがちですが、
実はゾロアスター教の聖典アベスタから翻訳されたものと
言われています。
かなりの宗教に影響を与えてきたゾロアスター教の
聖典アベスタというところを考えれば、
そう無関係とも言えませんわね。
7日で完成するというシステムは
割と強く日常に影響してきますのよ。
天地創造は、神道でもアメツチワカレと言って 語り継がれてきたものですわね。 太古から人は、自分の生きる世界の始まりを想い、 自分の目に見えない力や存在を感じてきたんですのね。 世界のどこに生きていても、人類共通の概念のようです。
創世記を見てみましょう。
この7日間に関しては、 「神様だから7日間(人の暦)で完成させられた♪」 という考え方と 「神様の暦による7日間であって、1日は約20億年」 とするものとあるようですが。
人暦だろうと神暦だろうと、「7日間」という数字に 意味があるのです。 開運学的には特に。
何せ、140億年を日常に持ってくるのは無理ですからね。 頑張れば何とかなる話じゃありません。 地球の年齢より上ですから。
となると、人歴の7日間を世界完成の暦にトレースすることで 現実的な措置になりますし、世界が作られていく概念と 東洋哲学とを繋いでいくことも可能になってきますのよ。
まず世界は陰の状態にあって、そこに陽を生まれさせたということ。 火が発生する前から水はあったという設定でも、 陰の世界に陽が発生したという流れが見えます。
日本の天地創造でも、 女神であるイザナミから先に男神のイザナギに声をかけての 子作りだったことで不具の子(蛭子)が生まれ、 蛭子は葦の舟に入れられオノゴロ島から流されてしまいますのよ。
女神(陰)が発動しての世界開きは成立しないというエピソードです。 これは、要するにベースが陰・基本が陰だったから、 そこに陰が発動しても何も起きませんという状態。 東洋西洋に共通して、何かが始まる前は「陰だった」という概念が 共通していますわね。
難易度高い話になっていたらゴメンナサイ。 まぁ、神様のことを語る時に火・水=かみと申し上げますが、 根本の陰陽を語る時には「陰陽」と陰が先に来ているのも ポイントでしょう。
陰陽が発生し、天地が分かれ、陸と海が分かれ、 植物が生まれました。 太陽や月などの天体が4日目に来ているのは謎で、 東洋では2日目くらいに来ているはずですが。。 その辺、昔の西欧が天動説を取っていたことを考えると、 4日目くらいに天体が出来るのも理解出来ますわね。
5日目には動物たちの発生。 植物が生まれ、動物がその次の段階で発生したというわけです。 木の氣の植物が先にあって、 火の氣の動物が次に発生していますのよ。
その次に人間(存在としては土・生き物としては火)が発生。 火土同根という考え方が東洋哲学にあるのですけれど、 ここにも火土同根があるのです。
そして祝福の聖なる日という金の氣の日。 全ての発生前の水の氣 → 陰陽分かれ現象という木の氣 → 生命発生という火の氣 → 人間発生の土の氣 → 祝福の金の氣 木・火・土・金・水が、その順番のままに語られていますわね。
7日間の創世記に含まれている構成要素の 東洋哲学との共通性、面白いと思われませんこと? 科学と心理学の東洋哲学なので、 実はそう不思議なことでもないのですけれどね。
ただ、創世記の感覚を「宗教が違うから無関係」ではなく、 立派に足掛かりになるし、措置にも使えるし、 7日をひとつの締めと考える大切さも分かって頂けたら 今回のお話の目的は果たせますわ♪
東洋哲学は深い。
何事も簡単に「無関係」と結論出す前に
調べて考察して生かすべきですね。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
一般に、7日間構成のカレンダーで 日常を過ごしているワタクシたちです。 7日間で完成!という概念の影響は 非常に強く受ける環境下にありますのよ。 一週間は日月火水木金土。 五行に太陽と月が加わったものです。 文字の上での五行+陰陽で7日なんですのよ。 本当は五行に陰陽2つを足すのではなく、 五行を陰陽にわけなきゃいけないんですが。(笑) 何にしても、無意識にも一週間をひとくくりに考える生活をしている以上、 何かが始まって7日というくくりも影響してくると考えて ひとつの目標にするというのはとても有効な手段です。 7日完成という意識、育てておきましょうね。
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