守りのケープコート

ケープ(cape)という英語は、
頭巾・外套を意味するcappaという言葉に起源を持ちます。

さらに、このcappaの由来を辿ると、
ラテン語で頭を意味するcaputに行き着きます。

頭から頭巾が派生するのは理解できるのですが、
なぜ頭巾が外套の意味も持つようになったのかは、
調べてもわたしには明確な答えは見つかりませんでした…

ラテン語が各国の言語へと変わっていく過程で
だんだんとざっくり「身を覆う衣類」に意味が広がっていったのかな？
と勝手ながら予想しています。(ざっくりすぎますが…)

そして、えっ…起源はcappa？！…カッパ…合羽？？！！
そう思った方はとても鋭いです～！

ポルトガル語では、cappaはcapaとなり、
こちらも外套を意味します。

capaがポルトガル人によって日本に伝わり(南蛮貿易の時代です！)
雨の日に体を覆う衣服・合羽へと繋がっていくのです！

面白いですね～！

ところで、escapeという英語はご存知ですか？

逃げる、脱出する、避けるなどの意味です。

パソコンのキーにも、「Esc」という文字がありますよね！
こちらも、エスケープキーと言います！

その意味通り、操作を中断したり、
キャンセルしたりするときに押すキーです。

なんと、このescapeのcapeは、そのまま！
衣類のケープのことなのです。

esは、exit(出口)、export(輸出する)など、
外への動きを意味する接頭辞が転じたものです。

つまり…

es(外へ)＋cape(ケープ)
→ケープをするっと脱ぐイメージ
→意味：脱出する、逃げる

こういう成り立ちの英語なのです！

ケープの語源・cappaが身を覆う衣類を指していたという
わたしの仮説が正しければ、
覆ってくるもの・降りかかってくるものを
脱ぐことで逃れる…ということなのでしょうね。

…と、ケープを脱ぐ話になってしまいましたが、
ここからは、ケープを着ていただくためのお話をします！

このケープは、「守りのケープコート」の名前通り、
着ることで難を逃れる手助けをします！

先ほどの脱ぐことで逃れるescapeの逆の状態というわけです。

「隠れ蓑」や「鎧」のイメージです。

このケープコートが「守り」特化である所以は
Magic Wandsのオリジナル破邪モチーフ・
獅子のスタンプが潜んでいるからです！

表からは見えませんが、裏地と表地の境目、
首の根元の左右におります。

つまり、着るだけで肩に双獅子を乗せて(？)
守りと破邪のパワーを装備していることになるのです。

また、ケープコート本体との共布で仕立てた
マフラーもついてきます。

マフラーを首にくるりと巻けば、人間の身体の
運氣吸収の大きな玄関口のひとつであるうなじも守れます。

当初は、アイテム名も
「隠れ蓑」やら「鎧」やらにしてしまおうかなと思ったのですが…

とってもかわいらしいケープの仕上がりとのギャップが
大きすぎて…やめました。

色はベージュとグリーンの２色です。
(ベージュの方が少し厚地となります。)

内側はベージュ・グリーン共通で
ダークグリーンとなっています。

大きなくるみボタンがチャームポイントで、
スナップボタンで簡単に留まります。

ボタンはトップに1個のみですので、
ストールピンやブローチも映えると思います。

先日の２０２５年末セミナー・忘年会では、
ホームページでの発表に先立ち、
先行販売をさせていただきました！

なぜなら、ケープもマフラー(巻き物)も
２０２６年の開運ファッションアイテムだからです！

２０２６年の毒や凶意を、
着ることで逃れる、そんな仕上がりになっています。
(もちろん、２０２６年以降も着ていただけます！)

あまり氣乗りしない場所で。
苦手な人のいる集まりで。
初めて行く、緊張するタイミングで。

さっと手軽に羽織って、守りの力を纏う。
そんな心強いケープコートです。