化粧品の欺瞞
開運の極意!裏話
化粧品の欺瞞
化粧品のことを知れば知るほど、
なんて嘘の多い世界か。。と思います。
ブームや需要に合わせた販売法というのが目について、
ちょっと悲しくなりますわ。
開発者の方に伺いたいのです。
それは、自分が毎日絶対使いたいと思える化粧品ですか?
化粧品にはブームがありますわね。 注目の新成分なんかが見つかったというドラマが完成すれば その成分はブームになります。 ドラマ自体が作られたもので、その成分が知られる頃には ほぼ同時にそれをスター成分にした化粧品が出回るという。。 この開発スピードの不思議なこと!
自分で美容液の企画をしてみて痛感したのですが、 あのスピードはあり得ません。(笑) 文字通り発見されたばかりの成分ですと、 テストを重ねないととんでもない。 どのくらいの保存に耐えうるかのチェックも必要。 なら、どうやって「同時期発表」や、 既に販売されているなんてことが起こるんだか。 出来レース臭が漂ってまいりますでしょ。
また、Magic Wandsの美容液の濃度に 対抗した化粧品らしいものが、いくつか登場していると耳にして、 実はわくわくして調べに行きましたの。 何か学ぶところがあったら、更に改良出来るんですもの! もう、野心満々♪
なのに。。。。 高濃度と一切言ってほしくない内容だったのですわ。 教えていただいたものは、どれも 「美容成分9割以上」がウリ。 中には「業界初」「一滴の水も使っていません」 と書かれているものも。。
でもそれは。。 今までの一般的な美容成分濃度(よくて1%)のアイテムに 大きく占める「水」を、何かの樹液や果汁加工液や植物蒸留液 (ローズウォーターなど)に差し替えただけのものばかり。 いやそれ、ほとんど水じゃありませんの。( ̄▽ ̄;) しかも、そういう差し替えが業界初なら、 昔ながらのへちま水の立場はどうなるって言うんです??
「一滴の水も使っていません」
は、嘘じゃないと 言えるのかもしれませんが。。 明らかに、ある方向への誘導が感じられますわね。「水なんか使わない有効成分ばかりのすっごい化粧品!」
いや、本当に良いものなら、こういう方法を取らずに 真っ向から紹介して頂きたいのです。 水さえ使わない表示にすれば、知識の無い素人さんは喜んで買う! という開発姿勢は悲しいものですわ。
水の代わりに、樹液や植物蒸留液や果汁加工液を使うことで 得られるメリットもあるでしょう。 そこには水以外の成分も当然あるわけですから。 でもそのメリットを語らずに、「水の代替成分を使うのは『水を使っていない』と 説明するための単なる手段」
にしているからこそ、アンフェアな感じになっていると ワタクシは思いますわ。 メリットを語られた上で、 「水を使っていない」と主張しないメーカーさんには 好感が持てます。ほんとに。
水が化粧品にとって不要なもので、 削れば削る程良いものなのだとしたら。。 真っ先にワタクシが100%美容成分アイテムを 企画していると思いますわよ。(笑) 何と言いましても、化粧品業界の利益率に縛られずに 原価に糸目をつけず (だって自分用の究極の一本が欲しかったので) 好き勝手出来る立場なのですから☆
でもね、水を使わないものなんて粉末にしかならない。 いや、厳密に言えば小麦粉ですら 0.5%の水分があることを考えると。。 どんなにパッサパサのシロモノじゃなきゃ 「水分ゼロ」とは言えないということが 想像つきますわね。 さて、そんな粉を肌に貼り付けて、何か期待出来るかしら? ということ。
化粧品成分の水をやみくもに嫌う風潮が高まると、 今度はこんな風に新しい目くらまし宣伝方法が生まれる。。 いやいや、水を嫌えば良いというものではないのです。 水分こそが美容成分を肌に引き連れて来てくれる 仲介役みたいなものなんですから。 ただ、仲介役ばかりで運ぶものがほとんど無いという比率は どうなんですの?と疑問だったからこそ、 ベストの比率を模索して出したのが、 Magic Wandsの美容液の濃度だっただけ。
例えば。。 敏感肌用とかニキビ肌用と書かれていたりする化粧品には、 ミネラルウォーターとどう違うのかわからないような内容に 粘性添加物を投入して、「とにかく肌を刺激するものは入ってないんだから 文句ないよね?」
的なものもあるみたいです。 ↑伝聞なので「ものもあるみたい」と、 控えめに申し上げています。(笑)
最も、美容業界のあの高い利益率を考えると、 1000円の価格帯のものなら。。 容器やラベルや、在庫管理費、 配送管理費、宣伝費を引いて 原価を何円までに抑えなきゃいけなくなるか。 チロルチョコ1個分くらいですかしら?
こういうキツい縛りの中で、美容成分を組み込むには いろいろ大変だというのは理解出来ますわ。 でも、安価な添加物で使用感だけを上げるものを「美容成分」
と言ったり。「水は使ってませんよ~。 ほとんど水ではあるけど別のものを使ってます!」とか。 「敏感肌やニキビで困ってるのなら、 刺激がなきゃいいんですよね? じゃぁ水でいいですよね?水で。 あ、ちなみにこれ使えばニキビが治るなんて 一言も言ってませんから。 (まぁ、言えば薬事法に引っかかりますが) ニキビ用って書くことで、ニキビが治ると 勘違いされることには責任持てません。」
というのは、やっぱり違いますでしょ。
誰かにつっこまれないために、防御線をいっぱい張ることに 意識を向けている化粧品よりも。。 開発者が素直に、自分が使いたい化粧品を 徹底開発する時代が来ることを求めますわ☆
会社を運営するには、当然利益が必要なんです。 でも大き過ぎる利益率というのは、 会社の成長を阻むと僕は考えます。 なぜなら、良いものが作れないからです。すべては繋がっていて、 偶然はないのです!
自
分が良いものを使いたかったから。。 ワタクシと同じ動機で化粧品企画に乗り出した方は、他にもいらっしゃいます。 それで良いものが出来るかどうかは、ひたすらにご縁と運。 共感して全面協力してくれるメーカーさんに出会えるかどうかにかかっています。 そういう意味で、Magic Wandsは本当にラッキーでした☆ (当たり前ですが。。) それはそれはもう、無理難題をつきつけましたから。 (詳細はこちらをどうぞ)問
題は、こういう動機を持つ人間が化粧品業界以外のところからばかり 登場している感があること。 そして今度は、その動機を単なる新しいキャッチとして 業界が取り入れようとしているということ。 いやまぁ、これは最近に限ったことでもないのですけれどね。 娘に使わせたくて。。とか、妻に。。とか、 開発者の顔写真入りで出てますが、成分を見ると、「本氣で言ってますか?」
なものだったり。敏
感肌の方も、ニキビ肌の方も、それはそれは悩みが深いものです。 トラブルのない方には、たかが肌。。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、 肌状態が支配する心への影響力は大きいもの。 そこを利用するだけの仕事というのは、見ていてつらいのですわ。 それは、適当に何にでも「風水」と名前をくっつけておけば売れるとか、 風水フレーバーなムードに仕立てればいいとか。。 そういう姿勢にも通じて、ワタクシには到底受け入れられないのです。日
本経済が活性しているとは言えない状況にあるのなら、 なおさら小手先だけの適当なものは淘汰されていくでしょう。 本物だけが生き残る時代になったとワタクシは考えています。 それはある意味、とても楽なことでしてよ? 本氣で取り組んだ本物だけを作れば良いということですからね☆こ
れがなくちゃ、自分が困る! そのくらいに胸を張って惚れ込めるものを生み出していくことが、 共感と幸せの笑顔を呼んで、更に良いものを生むためのエネルギーを 循環させていくものだとワタクシは信じているのです。 欺瞞に走る姿勢よりも、根っからの本氣で進んだ方が、 自分も含めて関わった人全てが嬉しくなるはず。 それこそ。。 歴史が見ていますわ♪
こんな記事も読まれています。
No.1
開運のための考え方
良いものまで嫌うと、運も逃げる
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という表現がありますわね。 憎まれるようなことをしない姿勢と、 何でも憎まない姿勢とで、 運氣は更に回り出しますわよ。 それはね、 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」 という氣持ちは、すごく理解できるので...
No.2
開運のための基本ワザ
浄化風呂とは、効率よく開運していくための入浴習慣です
時々「浄化風呂って何ですか?」という ご質問をいただきます。 いろんな場所でコマ切れに説明してきてしまったかも。 なので、改めてまとめておきますわね。 人は、何もしなくても汚れるものです。 外側から内側から、汚れをつけてしまい...
No.3
開運のための基本ワザ
住まいは神様:感謝の清掃という祈り
前回、悪辣なスピリチュアル団体の被害に遭われた方の発言に 「家に『ありがとう』を言いながら素手で掃除をさせられた。」 という、それは悪く無いのではないですか?なものが 含まれていた話をしましたわね。 今回は、そんな「ありがとう...
開運のための基本ワザ
「公・陰」の力を侮るなかれ!宴会の運氣活用術
最近は会社の宴会を極端に嫌う方が 増えているとのこと。 ちょうどわたがらさんからの風水相談での回答で宴会の例えを出したので、 宴会=無駄?見落としがちな風水的効能について 語ってみますわね。 宴の場でしか拾えない“運氣の種”が...
開運のための考え方
「言えばいいのに」の落とし穴
身近な人に、いつの間にか孤立するタイプの人がいますのよ。 彼女の口癖は、「不満があるなら言えよ!」なのですが。。 さて、今回は木の氣害についてお話ししますわ。 その人は、宴会要員として重宝されるような 朗らかで楽しいムードにす...