開運現象の中で出会った開運王道エピソード
開運の極意!裏話
開運現象の中で出会った開運王道エピソード
2025年10月13日(月祝)、開運現象が重なった上に、
まさに開運のエピソードというものに触れたので
お話しさせて下さいね!
まず12日の日曜日、仕事で外に出ていたワタクシは ふと用事もあって京都の八坂神社に立ち寄ったんですのよ。 その時に見かけたのは、「八坂神社龍穴詣り」が 翌日までやっているという案内。
八坂神社の本殿は池の上に建っています。 その池の深さは150m以上あるそうで、今でも水が湧いているとか。 池を見ることは出来ませんが、本殿内のその池の上に入ることが出来、神様に最も近い場所で参拝できるというイベントが「龍穴詣り」です。 なので翌日も行きました。
受付を済ませて本殿に入り、貴重な展示物を自由に拝見していたところにやって来られた、おじさまグループ。 どこかの企業の上層部なムードの方々。 そしてガイドをなさっている神主さん。
上の「本殿は池の上に建っている。この池が龍穴。」 「池の深さは150m以上ある。」 「池を見てもらうことは出来ないけれど、水は今でも湧いている。」 というのは、この神主さんの説明によるものなんですのよ。
そして、 「京都の龍脈の中に八坂神社がある。」とか、 八坂神社の歴史的な歩みとか、 その他、これはきっとネットで公開するようなものでは無いのだろうと思われる裏技などをお話しされていました。
横にいたワタクシ、 「場所と時間を取ってしまってすみません」 と謝られたのですが、いえいえ。。 お陰で無料でとんでもなく貴重なガイドを受けることになりました。 得たものが大き過ぎて、感謝しかありません。
さて、この龍穴詣りの受付の時に 八坂神社内でやっている催しのポスターを頂いたのです。 「こちらも今日までなので、無料ですしよろしかったら。。」と。
「映心会 書伯展27」
書道展です。
行ってまいりましたわ♪
受付で記帳して数部屋にパネルで分けられた空間に順路通りに見て行っておりましたら、
ひとりの豊かな白い髪の男性が入って来られてよく通る声で、こうおっしゃったのです。
「今、この部屋にいる人!
せっかくだからいろいろ説明しますよ!」
その部屋に居合わせたのは、たった4人。 どなたか存じませんが、説明して下さる僥倖! 素敵です。 以下、ワタクシの注釈を交えながらお話しされたことをご紹介していきますわね。
そこ、その中央に飾ってあるのは大谷さんの作品。 大谷さんはね、親鸞の直系の子孫でね。 その隣が奥様の作品。 このお二人に書道を指南してもう28年になるよ。 右端の作品はね~。。あなた前田利家って知ってる? 利家の子孫の前田利宜さんの作品。
京都三条のイノダコーヒー本店とか行ったことある? 庭が見事なところだよ。 前田利宜さんは、そのイノダコーヒーの社長さん。 今回、長いこと筆握ってないからって言われたけど無理やり書いてもらっちゃった。 あ、そっちは石川県の人間国宝に書いてもらった作品。
この方、主催者の三藤観映さんでした。
今回、ぐぐっと心をつかまれたのは まさにこの前田利宜さんの「一」と三藤観映さんの作品群だったのです。
頂いたパンフレットの略歴から、一部だけ抜粋しますと
・日展入選31回
・国宝東大寺仁王像修復記念 胎内経揮毫
・NHK教育テレビ「趣味悠々」講師
・フジテレビドラマ題字揮毫
・・・一部です。これ。
ちなみに、特別展示のコーナーには 室生犀星、棟方志巧、西田幾多郎、尾崎紅葉、横山大観など、歴史的に著名な方々の書が。 すごい方の説明を、隣で歩きながら受けられる幸運にびっくりです。。
三藤観映さんの作品は、大きな文字のものと小さな文字のものの両方がありました。 大きな文字は右手で。小さな文字は左手で書かれたそうです。
俺ね、3年前に右手麻痺しちゃって小さい文字は手が震えて書けなくなっちゃったのよ。
なのに周囲は「書け書け」言うわけ。
いや、書けないじゃないの。震えてるんだからね。
そうしたら、入院先のナースが
「じゃぁ左手で書けば?」だって。
それもそうやなと思って、そこからもうとにかく左手で書く練習した。 クレヨンで来る日も来る日も文字を書いた。 文字が形になってきたなと思ってから筆に変えた。 そうやって書いたのが、この小さい文字の作品。
これねぇ、見に来た人の中には泣いてくれる人もいて、嬉しかったねぇ! 俺、女性は泣かせられないんだけど文字では泣かせられるようだ。
その他、作品の説明がユニークで大胆で楽しくて、写真と一緒に紹介したいのですけれど、撮影禁止マークがあったので遠慮しました。 普通に撮影している方もいらっしゃいましたが、マークに氣づいていらっしゃらなかったのかしら。 ワタクシは前田利宜さんの「一」と、三藤観映さんの「天命」が特に好きでした。
書き手にも予測が出来ない、筆が生む偶然の絵画的な効果についてとても楽しそうに解説して下さるのです。 漢字の成立や象形文字の段階での構造を意識しながら筆で表現される中で生まれる偶然の絵画的効果。
ワタクシは、ロープにぶら下がって大きな筆を振り回して書くという書道はテレビで見たことがありまして、何だかよく分からないという印象しか無かったのです。 が、丁寧な筆の動きの中から生まれてくる絵画効果についてはすごく響くものがありました。
さて、ここで耳にした開運エピソードについて ご紹介しますわね。
「絆舞」って日本酒が作られることになってね。 俺にラベルを書けって言うのよ。 なんと「無料で書け」と。 この俺に「無料で書け」と。 びっくりしたなぁ。
1円でも欲しいじゃないの。 でもこれ、能登半島被災支援になるって言うんだよね。 そう言われたら仕方ないよね。 俺、石川県から来てるんだけど、福島も能登も応援したいからね。仕方ない。
で、無料で書いたのよラベル。 その日本酒がもうめっちゃめちゃ売れた。 それはそれは売れた。 そしたらね、今日までのこのイベントが無料で出来ることになった。
このパネルの壁ね、これだけ使うと100万円かかるのよ。 普通だったら出品者に出品料として分担してもらうことになる。 でも、あの無料で書いたラベルのことがあって、 信用金庫さんとかが次々に「出資します」って名乗り出てくれて 今日までのこのイベントが無料で開催できたのよ。
これ、「無料でなんか書けるか」なんて言ってたら、こうはなってない。
「我々が出資しますよ!」
なんて言ってもらえてない。
なんてありがたいことか。
開運王道なエピソードだと思いませんこと?
次は福島に行ってこの展覧会やるよ。 「元氣か?!頑張ろうな!」 そんなメッセージを伝えにいきたい。 台湾にも誘われているよ。 台湾も災害があったからね。 同じように 「元氣か?!頑張ろうな!」 と言いに行く。
いつまで体動くか分からんけど、動くうちに行けるとこ全部行く。
全国に行って
「頑張ろうな!」
って言いたい。
既に頑張られた方の言霊にはエネルギーが溢れていますわ。
いつの間にか、八坂神社の宮司さんの奥様が隣にニコニコと立たれていました。
この人ね、ここの宮司さんの奥様。 ご夫婦でもう30年超えか。 生徒でいてくれてるの。
ご挨拶させていただきました。
その後、ワタクシは会場で販売されていた輪島塗のお箸をいただくことにしましたのよ。
そしたら三藤観映さんが「こっちに持って来なさい」とおっしゃいました。
「箱にサインしてあげるから」と。
何やら不思議なものが書かれ始めたところ、
スタッフの方がこうおっしゃいました。
「これ、何て書かれているか分かりますか?
三藤観映の『観』ですよ。」
そうだね。『観』。
読めない人には「魚みたい」とか言われたことがあるよ。
魚ってどうなのよ。。。。
ワタクシにはフクロウにも見えます♪
ワタクシの言葉にしばし手を止められた三藤観映さんは、ちょっと考えて「うふふふふふふふ」と笑われながらフクロウの目に見えていた丸い輪の中に、ちょん と点を入れられました。
完全に 目 になりました。
魚のひらきの目かフクロウの目。
大事にしますわ♪

縁が縁を呼ぶ流れがすごいですね。
縁は尊いものです。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
箸の売り上げは、復興支援に使われるのだそうです。 もっとゆっくり作品を隅々まで堪能したかったのですけれど、 とっくに閉場時刻を過ぎていましてね。 三藤観映さんの存在で、あの時間まで会場にいることを 許して頂いていたのだと思いますのよ。 なので、限られた作品のみの鑑賞にはなったのですが あまりにも貴重な体験をさせていただきました。 どこから来たの?大阪? 今日はどうしてこの催しを知ったの? 龍穴詣りで紹介されて? あぁ。ありがたいなぁ。。 こんな言葉にも、開運エネルギーがいっぱい。 何氣ない日常の祝日が、風水の極意に触れるような 輝くような体験で満たされた一日になったので シェアさせて頂きますわね!