ホーム開運コンテンツ天然石辞典アゲート (瑪瑙)
アゲート (瑪瑙)
アゲート(瑪瑙)は成長する過程で様々な模様や色を表し、
赤であればサードニクス、青であればブルーレース、
模様がなければカルセドニーと呼ばれるなど
同じ鉱物でありながら様々に分岐している点が特徴的な石です。
日本でも古墳時代の輸出品としてメノウが記録されていたり、
メノウの勾玉が出土したりと、古くから生活に取り入れられていたことが分かります。
天然石・パワーストーンとしてのアゲート
読み | あげーと (めのう) |
別名・表記ゆれ | サードニクス (サードオニキス)、天眼石 |
パワー・意味 | 金の氣、金の氣、財運、悪い氣のリセット |
内包するテーマ | 対人関係・絆の強化 団体行動の質の向上 心身のバランス調整 作業効率化 体のヒーリング・修復とエネルギー補充 心の傷の修復・トラウマ解消 家族関係の改善 |
石言葉 | 長寿 健康 勇氣 |
守護 | 牡牛座 蟹座 ふたご座 おとめ座 |
語源・由来 | アゲート:イタリアのシシリア島を流れているアカーテ川(Acate)で産出していたことに由来。
瑪瑙:外観が馬の脳に似ていたことに由来。 |
方位 | 北東、南西 |
浄化・お手入れ | |
誕生石・誕生日石 | 月の誕生石:8月
日の誕生石:2月7日、3月7日、6月6日、12月5日 |
陰陽五行 | |
九星 | |
チャクラ | |
伝説や歴史
古くから世界中でお守りや厄除けのに効果があると言われ大切にされてきました。
仏教において、貴重とされる七種の宝「七宝」のひとつにもなっています。
鉱物としてのアゲート
和名 | 瑪瑙 (めのう) |
英名 | agate |
鉱物名 | クォーツ (多結晶) |
鉱物グループ | クォーツ |
組成式 | SiO2 |
主な産地 | ブラジル、マダガスカル |
弱点 | 太陽光 |
カラー | 茶色~赤茶色、クリーム色、黒 |
条痕 | 白 |
モース硬度 | 7 |
比重 | 2.58 - 2.64 |
光沢 | ガラス光沢、樹脂光沢 |
屈折率 | 1.53 - 1.54 |
分類 | 酸化鉱物 |
結晶系 | 隠微晶質 |
鉱物としての特徴
アゲートは肉眼では見えないほど細かい石英の集合体です。
地中にできた空洞に地下水などが入り、水分中に含まれる鉱物が層状に堆積することで形成されます。
このとき含まれる不純物により色合いが変わり、
一般的に、縞模様の見られるものはアゲート、
模様や色むらの弱いものはカルセドニーと分けられています。
(アゲートとカルセドニー、鉱物としては同じものです)
また、アゲート及びカルセドニーは細かい結晶の集合体なので目に見えない隙間が無数にあり、
染料を使えば容易に染めることができます。
瑪瑙に凹凸に彫刻を施したものがアクセサリーとして古くから愛されており、
原石に凸型に浮き彫りを施したものをカメオ、
凹型に沈み彫りをされたものをインタリオと呼びます。
こういった彫刻は瑪瑙だけでなく、シェルや大理石などに施されることもあります。
アゲートに関連する石
色や模様の違いで
サードニクス、ブルーレース、オニキス、カルセドニーなど。
アゲート特有の縞模様が浮き出るようにカットすることで、まるで目のように見えるものがあります。
このようなアゲートは天眼石と呼ばれ、古くから厄除けのお守りとして使われてきたそうです。
アゲートを切断して置物にしたものをトレジャーメノウ(財宝瑪瑙)と呼びます。
中国では聚宝盆(じゅほうぼん)と言い、
これ自体が氣を集める「龍穴」となるアイテムとして重宝されています。
タピオカアゲート。
ゴビ砂漠で採れるゴビアゲートを研磨・漂白すると
写真のように表面が乳白色になり、この状態はタピオカアゲートと呼ばれます。
このほかに、形成時に水を取り込んだ「水入りメノウ」というものもあります。
アゲートを使ったアイテムたち
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