陰徳・陽徳
積陰徳。 これ、何度かお話ししてますわよね☆ 陰で徳を積むことは、開運の極意。 とても大事なことなのです。
でも、あらゆる物事には「陰陽」があるわけで、 徳にも「陽徳」なるものがあるのです。 この陽徳は。。 もう「やらない方がマシ」
というもの。 運下げ行為なのですわよ。
「陽徳」。 つまり、恩着せがましかったり、 自分がどんなに徳を積んでるかを自慢したり。 まぁ、風水以前の問題で、 こういうことを日常的にしていて人に好かれたり 受け入れられたりするわけはないのですけれど。。
「正直、ここまでやってあげる必要ないんだけど、 まぁやってあげますよ。」
みたいな言葉にたま~に出会いますね。 あぁ。陽徳だなぁと思いつつも、そういうことを言う人って プライドが天より高いわけですから、注意しにくいです。
家族のためにどれだけ頑張っているかのアピールを 常にされるタイプの方も、それは実は大変な運落とし。 こんなに家事頑張ってます。 それは、家族や自分のためにやることであって 周りにアピールするためのことじゃないのです。 まぁこの辺は、表現のさじ加減ひとつで変化しますけれどね。。
う~ん。例えば。。「今日も朝から洗濯して干して、 ちゃ~んと掃除してから出勤したのよ~~。 あ、でも拭き掃除は今日はしてないんだけどね。」
みたいなことを、いつも言う年配女性が 前の職場にいて、皆に煙たがられてましたね。
あはは。。 朝から洗濯して干して掃除して。。は立派なことなのですが、 それは家族や自分自身が快適に過ごすためのことですからね。。 こういう表現だと、陽徳の見本になっちゃいますわね。
一方で、こういうシチュエーションなら陽徳じゃないわけです。 Aさん「いつも帰宅時間遅いから、掃除機かけにくいんですよ。 洗濯のタイミングもなかなかつかみにくくて。」
Bさん「朝からやるのはどうかなぁ? うちも遅いから、両方とも朝にやっちゃうようにしてるよ。」
ポイントは、言葉の内容が自分の価値を 上げようとしているかどうかです。 要するに私はこんなにすごいのよ!に始まって ほぉらすごいでしょ?すごいって思いなさい。 な結論になる徳積み話は陽徳なのですわ。
陽徳には、ある程度キーワードがあるように感じていますので、 今思いつくままにあげてみますわね♪家族のために毎日〇〇しています。 いつも他人のことばかり考えています。 自分のことより、人の世話ばかりしています。 私はお人よしだから。。 別に私がここまでしてあげる義理はないんですけど、 やってあげましょう。 私は昔から霊感、もしくは特別な能力がある。
こういうキーワードをおっしゃる方の表情は 不思議と共通していますの。 陽徳は表情にも表われるのです。 そして女性には特に恐ろしいことですが、 容姿を損なっていくのです。 水の氣が抜けますのでね。。( ̄▽ ̄;) 文字通り、カサカサした印象になっていきますの。
陰徳は、音以外のところから聞こえてくるもの。 陽徳は音を伴うもの。 言霊に関係してきますけれど、 音の方向性が「周囲に対する自己評価アップ希望」
になると 凄まじく地盤を損なっていくわけですわ。
評価してほしい氣持ちが評価を下げる。 パラドックスですわね~~☆ 陽徳には要注意。 徳という字がついていても、しない方が良い徳なのですから。
徳は、自分のために積むものなのですから、 ひっそりと積むべきなんですよね。 陽を嫌うものを陽に引っ張り出すと、 自分が嫌われるわけですね。すべては繋がっていて、 偶然はないのです!
評
価してほしい時こそ、黙するべし。 徳は陰に咲く花で、表に咲かない花。 これを美徳とする。 こういう話をしますと、「言わないとわかってもらえないから。」 「事情知らないとありがたみ、ないでしょ?」
ということを言われることもあるのです。 わかってもらえなくて良いじゃありませんの。 ありがたみですか? そんなの、恩着せられた方が消えてしまうものです。隙
あらば、自己評価を上げてやろう! なんて思ってますと、発言は陽徳の氣を帯びますからね☆ あ、でも良く頂くメールで「最近お掃除頑張るようになりました。」 「石さんをお迎えするために、 キレイにしておかなければ!」 「整理整頓を毎日意識出来る様になりました。」
といったものは、開運報告。 陽徳とは全く違うものですから安心して下さいね! ニュアンスの違いは大事なのです。積
むのは、陰徳です。 くれぐれも、自己評価を上げるためのアピールでの徳は 積まないように心がけていきましょうね! 開運報告との違いも、しっかり把握して下さいね!
こんな記事も読まれています。
季節の開運裏ワザ
吉日の魔法を味方に!ご縁付けの心得
開運のための考え方
捨てられない優しさと、散らかる部屋と
開運のための考え方
タイパ・コスパの弊害
開運のための考え方
開運の基礎・陰陽バランスについて
開運のための考え方