革の個性 その1
開運の極意!裏話
革の個性 その1
定期的にいろんなところでお話ししていることなのですが、
改めて革の個性について語りたいと思いますわ☆
今週は、「その1」。
『革の個性』その2はこちら♪
天然石の個性を愛して下さる皆様に 改めてこんな話も不要かもしれないのですが。。 折々で語っているとは言え、革について話す機会は なかなかないので、M社長の想いを伝えたいと思います♪
多くの人が、本物の革がどういうものだか ご存じないのが残念なんですよ。。
ワタクシもまた本革がどういうものだか、 社長に出会うまで知りませんでした。 出会った時にお話を聞いて痛感したのですわ☆
本革は重くない。 本革には個性がある。 本革は良い香りがする。 これはワタクシが持っていた本革のイメージを 覆すものでしたの。
よく見かける「本革」という名前ばかりのものは。。 切れっぱしを集めてきて、強力な薬剤で色を完全に抜いて 接着剤を混ぜてプレスして一枚の革のように成形して 濃い染料で欠点ごと塗りこめて作れらるものが多いようです。
お手ごろ価格な本革には、 そんなからくりがありました。。 材料が本革なだけの合成皮革ですわね。。
本革は、本革独自の風合いを生かしていくと 無限の魅力があるものなんです。 強い薬剤を使えば、見た目の個性は消せますが 柔軟さは失われ、香りも薬品臭が残ります。 染料にしても漂白剤にしても、最小限にしないと 革独自の魅力は損なうんですよ。
人の肌も、強い洗剤を使うとガサガサになりますものね。。
そうですね。 人の皮膚の表面についた洗剤でもガサガサになるわけですが、 革を処理する場合には中に染み込ませますから。 中の組織からガサガサな状態になるんです。 組織、破壊されますからね。
しなやかさなんか。。期待出来ませんわね。 あぁ。髪の毛だともっとわかりやすいかも。 強く脱色した髪がどんなに痛むか。 バリバリになって、きしんで、枝毛になって。。 とんでもないことになりますものね。 その後に濃い色を入れても、艶は出ませんし。
だから薬剤は最小限にした方がいいんですよね。 ただ、天然のものは石でもそうだと思うんですが、 個体差や個性があります。 人にも皺や傷や目立つ毛穴なんかがありますよね。 牛も同じです。
これを完全に消そうと思ったら、 強い脱色薬剤で色を真っ白になるまで抜いたり。。 革の表面を薬剤で溶かしたり、プレスしたり。。 そういうことで誤魔化せばいいんですが、 それじゃぁもう、本来の革の良さは残りません。
そうですわよね☆ ワタクシの価値観ですと、その個性にこそ オンリーワンを感じてしまうのですわ。 なので、個性があることでまた愛おしいのですが。。
個性のない画一的なものを 作るのであれば 合成皮革が最適です。
あれに勝るものはありません。 端材プレス本革は、個性は消せますが 雨に弱いし重いしという欠点があります。 合成皮革は軽くて雨に強いですから。
でも。。合成皮革の感触は本革には全く 追いついていないと思うのですわ。。
それは本物の革をご存知になられたからこそ 言って頂けることだと思いますよ。 よく出回っている「本革」とつけられたものは 「どうして合成皮革じゃいけないんだい?」 って感じのものが多いですから。
本当に。。 革の本来の魅力を知って頂きたいですわね。 切実に。。
本革には個性がある。 これを知った時に、天然石と同じなんだということが すごく意味あることに思えました。 個性を大事にすることは、自分を大事にすることにも 繋がりますからね! そしてそれこそが開運なのですから。すべては繋がっていて、 偶然はないのです!
M
社長の牛への敬意と愛は、とても細やかです。 革の風合いを可能な限り残すために、使用薬剤を最小限に抑えられます。 なので、地の色を完全に抜きません。 そこに色を重ねた場合には、若干の色合いの差が出ますが 運氣的に問題がないので、風合いの方を大事にして頂いていますの。 何より、敬意を大事にして作られたアイテムであるということに 大きな意味もありますから。生
の痕跡の刻まれた個性も、特に必死で消そうとしません。 M社長は、本革の風合いへのこだわりと牛への敬意から。 ワタクシたちは開運学的な考え方から。 こんな風に、動機は違うところからのスタートなのです。 開運学的にどこまでも合致することを知ったのは、 M社長のお話を聞いてからなのですが、 知ってしまうと、余計に残しておきたくなりますわ。自
分の個性を大事にすることは開運に通じるのですが、 それなら周囲の人の個性、ものの個性も大事にすることが 繋がってきます。 それはそうですわね☆ 自分にとって大切なものは、相手のものも尊重しなくては。 自分の時間が大事なら、相手の時間も大事に。 自分の生命が大事なら、相手の生命も大事に。 という感覚ですわ。た
くさんの愛に囲まれているのだから、 たくさんの感謝を返しながら生きていきたいですわね☆ 「その2」では金運極意も絡めて、更に個性について語ります♪ 『革の個性』その2はこちら♪
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