理想の「型」
開運の極意!裏話
理想の「型」
何にでも「型」となるものがありますわね。
雛形とも言うべきな。
選んだ雛形が、自分の望む未来に繋がっているのか
精査すべきだとワタクシは思うのです。
特に家族の「型」は運氣上げの「型」に繋がるので、
今回は「型」についてお話ししますわ。
武道にも型がありますわね。 昔、スポーツジムのレッスン的なもので 空手に参加したことがありますわ。 来る日も来る日も「型が大事」と同じことを 教えられていました。
フラメンコにも「型」があります。 他の踊りのことは存じませんけれど、 きっと「型」があると思いますわ。
料理にも「型」があります。 基本は「さしすせそ」とかね。 火が通りにくいものを先に鍋に。 通りやすいものは後にとかね。
仕事にも「型」があります。 朝いちばんの挨拶、デスク周りの掃除、 朝礼、体操、申し送り、いろいろ職場によって 個性が出るところでしょうね。
文書にも「型」があります。 定型文と呼ばれる、もうそのまんまのもの。
家族にも「型」があります。 お互いに干渉しない自由な「型」もあれば 昔ながらの結束力を大事にする「型」も。
ワタクシは最近、ミニマリストにはまられた方の 「家族関係もミニマリストで良い」という発言に 消化不良を起こしておりますのよ。笑 いえ、基本は好きになされば良いのですが。
定期的にこういう発言をなさる方が出現します。 「お互いにルールを決めない。干渉しない家族なの。」 「夫の転勤が決まったから子どもたちにどうするか聞いたら 行かないと言うし、夫は嬉々として単身赴任した。 うちは自由な家族なの。」 「うちの中学生も高校生も大学生も、食事は自由よ。バラバラ。 お金渡してあるし、コンビニで済ませるのも自由。 忙しい現代では効率的でしょう。」 「うちは家族旅行もバラバラ。夫は次女と、私は長女と 行きたいところに旅行したりするのが日常。」 「何でも子どもに決めさせる。自分で決めたら良い。」
血の繋がりという関係性を盲信しているだけで 楽さに流され、現代的でおしゃれ感があるような氣がして 思考停止しているのでは。。 というのはワタクシの価値観と風水的な概念からの 心配。。です。
家族という集団で過ごすなら、それも集団生活ですし 社会の縮図です。 ルールはあってしかるべきですし、 家庭はルールを学ぶ場でもあると思いますのよ。
単身赴任をするしか無い事情なんて山ほどありますわね。 避けられないことも多いものです。 もしも避けられることであれば、運氣的に絆を脆弱化させるので 裂けた方が良いのが単身赴任。 避けられない場合には、別のことで何か工夫して 絆の脆弱化に対策を打った方が良いのですわ。
食事に関しては「同じ釜の飯」という概念は一般に思われている以上に 運氣的家族の絆の結束を強めるものです。 大切なこと。 授業時間やアルバイト時間など、事情があっても 例えば一番遅い人のごはんにお茶だけで付き合うとか、 それだけで運氣は大きく変わりますのよ。
運氣が関係無いにしても、家族がかつての食卓を思い出した時に、 実家でコンビニ一人ごはんの自分の姿が頭に浮かぶのか、 手作りごはんを皆で囲んでどんな話をした的なことが浮かぶのか、 心のアルバムの質が変わると思うのですけれどね。。
「長男はバイトで遅いから」「授業があるから」 「友達との付き合いもあるから」 という条件は、どの家も似たようなものでしょうから、 そこにどんな「同時食卓機会」の工夫をするかが 運氣の分かれ目のひとつではあるでしょうね。
家族旅行バラバラエピソードは、もはや家族旅行では無いですし それなら行きたい家族が行きたいところに行ったという話で 家族旅行とわざわざ表現しなくても良いのではという印象。 それを「家族旅行」と言うのが、かっこいいとされるものが 何かあるのかもしれない。。
もし家族旅行ということなら、 「今回は自分はあまり興味がある場所ではないけれど、 楽しめるところはきっとある!」で参加して、 「次回は私が行きたいところに行こうね!」という順番待ちもして。。 というような感覚を学習する機会でもあるのでは。 これもひとつの「型」でもありますしね。
子どもに何でも決めさせる。 これは、子どもにきちんとその選択のメリットデメリットを説明して、 Aを選んだならこういう展開可能性がある。 Bを選んだならこういう展開可能性がある。 という説明に時間をかけた後ならアリでしょうね。
そうじゃなかったら 「皆が選んでいるっぽい。」 「楽そう。」 という要素が判断基準になりがち。
皆が選んでるから良い選択とは限らないのですし、 よく考えて選んだ道を大事にして同調圧力に負けない姿勢も 土の氣にしっかり根を張る行為に通じますもの。 思考機会として考えるべきことを大人視点で示唆していった後に 選択を任せたら、いろんな方面に一石二鳥三鳥になりそうですし、 木の氣鍛錬に通じるので理想なのですけれど。
家族は土の氣。 家族と一緒に生活している実家暮らしの時に、 どんな「型」を身に付けるかで、自我形成という土の氣の種類も 決まるところがありますわ。
社会に出たり結婚したりした先での 職場や新家庭での人間関係は、 実家暮らしにおける学習期間中に身に付けるものなのでは ないかしらね。
そんな時に、自分の効率優先主義が 当たり前で生活してきた子どもたちは 一体どんな社会性を発揮できるのか。 こういうところで土の氣を損傷していきますのよ。
一人暮らしにだってルールは存在した方が 秩序を保てます。 毎日入浴とか、毎日化粧落とすとか、 毎日食後はすぐ皿洗うとか、 その日着たものを必ず片づけるとか。
まして集団生活は、身内であってもルールが無いと 成立しないものであることと、 土の氣を劣化損傷させてしまうことを考えますと、 ルールありきの「型」をおすすめしたいんですのよ。
「親が倒れた」=「他人が倒れた」 の感覚で聞いてしまう子どもたちが じわじわ増えていると聞きます。 おしゃれ感覚での効率優先な選択は、 家族と呼べる人がいなくなる未来に繋がる可能性を 考えておいた方が良いですわ。 それが土の氣損傷です。
家族の人間関係について、おしゃれ発言を繰り返していた人で、
結束力の強い家族になっている人を見たことがないんです。
逆に、親が体調不良になっても親から連絡も来ず、
妻も娘もバラバラに生活していてお互いのことを知らない家庭なら
知っています。
恐ろしいことだと思っています。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
ワタクシは、こういう家族がバラバラに「家族旅行に行く」家庭だけでなく、 家族旅行ドタキャンを繰り返す奥さんがいる家も知っていますわ。 ワタクシの知人がその奥さん。 息子たちが大きくなり、あまりに家族の思い出が希薄だと 問題視したらしく、ティーンエイジャーになったあたりから 家族旅行プランの提案をしてくれるようになったらしいのです。 息子ちゃんたちが細かく聞いてくれます。 「どこに行きたい?どんなホテルがいい? どんな設備が不可欠? 逆に避けたいのはどういうこと? お父さんもお母さんも、休暇はいつ?」 毎年夏になるとそんなことをしてくれる兄弟だったようで、 話がまとまり、海外のホテルも飛行機チケットも抑えて いよいよ3日後に出発!くらいのタイミングで 「やっぱり行きたくなくなっちゃって、 行かないってキャンセルしちゃう。 今までもう10年くらい、そんな感じ。」 と言っていました。 ワタクシからすれば、何度ドタキャンされても プランを立て続ける兄弟が氣の毒だし愛おしいし。。なのです。 母親が作る家族の「型」に疑問を持って 自分たちなりの修正をかけようとしたにも関わらず、 10年も失敗している兄弟たち。 今ではそこそこ遠方(電車で2時間)に独立したこの兄弟は、 何年も連絡が無いだけでなく、母親が入院した時も 最小限のメッセージが返ってきただけなのだそうですわ。 それが、兄弟の型修正を蹴って自分の「型」を優先した 結果なのです。 一例ですけれど、納得の結果と考えます。 でも、そんな展開こそが理想とおっしゃる方も、 きっといらっしゃる。 だからこそ、今選んでいる「型」が望む未来に繋がっているのか、 先を見据えた上で必要なら選択修正していくことも大切でしてよ。 理想に繋がるなら土の氣は損傷しませんけれど、 繋がっていない場合は土の氣損傷です。 土の氣損傷は避けないと、生命を脅かす根本の運氣になりますからね。
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