頼み事・お願い事
お客様の愛乃さんより、年初の決意表明を頂きました。
ちょっと補足説明を。 愛乃さんは、年末セミナーで「大樹の叡智」をご覧になっていたのですが、 その時にじゃすみん。くんが、 「僕はその子を、ミニフェムトさんと呼んでいます。」 と紹介したそうで、ご縁付け後はずっとミニフェムトという扱いを して下さっていますのよ。
素晴らしい決意表明です。 大事なこと、いっぱい詰まっていますわね。 特にお願い事のところは、氣づきにくいことも しっかり認識なさっている。 良い成長の一年になることでしょう。
さて、ワタクシは今ではかなりお願い事が大丈夫になってきました。 きっと、ヨハン&アクアたちからは、 「厚かましいレベル」と思われていることでしょう。 でも、下手くそだった時代もありますのよ。
若かりし頃、お願いするのが下手でした。 察してくれとすら思いませんでした。 ワタクシ、何をお願いしたら良いのか分からなかったのです。
OL時代、仕事がどんどんワタクシに集中してきても 誰かに頼む発想が無かったんですのよ。 自分に依頼されたから、自分一人でやらなければいけない。 そう思い込んでいたのですわ。
結果、スキルは上がりますし信用も上がりますし、 良いこと尽くしと確信していました。 けれどそれ、自分のことしか考えていませんでしたわね。 ワタクシ一人がスキル上がって信用が上がって、 でも、チームとしてのスキルや信用は上がるわけじゃありません。
チームメンバーが 「手伝いますよ。言って下さい。」 と言ってきても、何を頼んだら良いのか 作業の切り分けのスキルがワタクシに無くて。
作業切り分けを考えて、相手の適性から頼めるものを探す というのも面倒でした。 更に、トータルで見た場合に一人で完遂した方が 早くて質も期待出来るという状況です。 それは、一人でスキル上げてるんですから、当たり前。 周囲も、作業負担が無いから楽でしょう?くらいに 思っていたものですわ。
指示待ちばかりの人って困りますわね。 「言って下さったらやります。」 というリクエストは、何を指示するか考えるという 相手の負担は頓着しないことですから。
でも、相手にスキルアップのチャンスを与えずに来たなら、 経験値が圧倒的に無いのですから指示待ちにもなりますわね。 先回りして提案・行動とは、ある程度の経験があって 初めて実現することですもの。 ワタクシは、周囲の作業負担の軽減と自分の効率だけを重視して 周囲にスキルアップチャンスを与えていなかったのですわ。
実は周囲への作業負担の分配も、周囲の経験値を上げることですし、 スキルアップと信用アップのチャンスでもあったりします。 そして自分自身も、作業の切り分けに慣れるチャンスであり、 相手の適性から即座に何を依頼するのかを見極める能力を 伸ばす機会にもなるわけです。
「こんな難易度の仕事、無理なんじゃないのか。」 →無理じゃなかった。 「こんな量の仕事、無理なんじゃないのか。」 →無理じゃなかった。 という経験も、必ずスキルアップにはなるものですけれど、 常に周囲のチャンスまで奪うようでは問題な部分も出てくるでしょうね。
必ずしも、周囲の作業負担軽減が絶対正義にはなり得ません。 その点、愛乃さんの「察して」は、 当時のワタクシより進化した段階ではないかしら。 作業切り分けも、何を依頼したいかも決まっていますもの。
これなら本当に楽なのではと ワタクシなんか思ってしまうわけです。 決まっていることを言葉にするだけで良いのですもの。 ワタクシはその前の段階で止まっていた時期が長かった。
現在のワタクシは、作業切り分けすらも周囲の力を借りますが、 依頼することは非常に得意になった感があります。 得意になり過ぎかもしれません♪
頼み事やお願い事は、難しい面もありますわね。 周囲の、上手な人を見本にするのも 良いのではないかしらね。
フェムトさんと出会った時、
確かに頼み事が苦手そうだったので、
こう言ったことはあります。
「遠慮せず、パシらせて下さい!
パシりに使って下さい!」
現在、遠慮なさ過ぎです・・・・。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
ワタクシ、長年お手伝いしていることがあります。 某所のパソコンのメンテナンスその他。 いつの間に、こうなったかしら・・・と思い出しますに、 依頼人のこんなパワーワードが脳内に復活しました。 「全部お願いします。 私はね、パソコンのことを勉強する氣は 一切無いのです。」 (この発言から15年。最近ブラウザとは何かを認識なさったかも。) こんなに堂々と言われて、でもパソコン系の作業無しでは 「相手が」非常に困るという状況を捨ておけず、 愛情のみのボランティア作業をし続けてきている。。 このパワーワードを使いこなすスキルはワタクシにはありませんが、 こんな頼み事上級テクニックも存在するのだと 改めて感動に近いものを覚えていますわ。
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