ズルタナイト
開運の極意!裏話
ズルタナイト
ズルタナイトという石があります。
非常に希少なのは間違いないのですが、
専門家と思われる方々がネットで説明されていることが
間違っているのではないかと思われますので、
ワタクシの解釈を話してみますわね。
お世話になっているインド人の卸さんが 「まぁこれ・・・ズルタナイトなんですけどね。」 と、何やら意味ありげに持ってきて下さった 石がありました。
産地はマダガスカル。 えぇ?ズルタナイトってトルコの石なのでは?? 天然石の、マニアな資格持ちのclairちゃんに 聞いてみましょう。
ズルタナイトはトルコの石ですが、 鉱物名はダイアスポールで、 ダイアスポールなら他にも産地はあります。 日本でも採掘されていますよ。
?? どういうことでしょう?
ズルタナイトというのは、商標名です。 トルコで採掘されたものには ズルタナイトという商標名が使われて 付加価値がつくようですね。 そもそも、最初にズルタナイトと名付けた人は その名称使用権を失ったというか取られたというか。。
残念な臭いがする話になってきました。
付加価値つき商標として定着させる過渡期に あたるためなのか何なのか不明ですが、 何せ定義がまだまだ錯綜しています。
だから、 「ズルタナイトはダイアスポアだけれど ダイアスポアはズルタナイトではない」 と禅問答のようなことを言ってみたり。。 「ズルタナイトかどうかはカット技術による」 とか、そうなると石の名前じゃなくて技術名じゃないのか という話が出てきたりするんじゃないですかね。。
ベリルみたいに、種類があるなら分かるんですけれどね。 アクアマリンもエメラルドもベリルだけれど、 ベリルと言ったらアクアマリンとは限らないので。 でも、ズルタナイトは産地だけの名称なので 微妙です。
関サバみたい。関あじとか。
トルコ産ダイアスポールに、大きな特徴があるか と言ったら、特に無いと聞きましたけどね。 今のところ、産地だけ主張している感じのようです。 実際、卸さんが持ってきて下さった石には 鑑定書がついてます。
そこには「天然ダイアスポア」。 「別名ズルタナイトと呼ばれています」と 記載されています。
まぁ特にワタクシたちが選んだ石を どうしても「ズルタナイト」と呼ばないと いけないとも思いませんので どうでも良いのですけれどね。
ダイアスポアは、珍しい石です。 そのダイアスポアの中でも、 トルコ産に限るとか、 いやいやカット技術によるとか、 更に絞られるなら、それはもう流通量は極端に 減りますわね。
問題は、トルコ産であることに 何のメリットが売り手以外にあるのかが よく分からないことかしら。 また、ダイアスポアの人工石が存在するのは事実ですわ。 えらく下品な出来の人工石なら見かけました。 プロなら肉眼でさえ、見間違うとは思えないレベルの。
カットの段階で、かなりロスを出すと言われる石ですが、 「流通のほとんどが偽物」というネット情報には、 「そこまでではない」と申し上げたいのです。 ただ、かなりの偽物流通量ではあるので、 目利きに自信が無い方の自己判断はリスキー。
ダイアスポアは、太陽光など光によって 色を変える特徴がありますけれど、 人工石もその特徴を備えていますしね。
ただ、ダイアスポアの人工石ではなく、 ズルタナイトの人工石という位置づけです。 産地に付加価値がついていくなら、 ズルタナイトという名前がつくことで 値段も上がっていくでしょうね。
そこで予測出来るのは、産地偽装です。 採掘量より流通量がはるかに多いという、 どこかのブランド米のようなことに なりかねませんわ。
お米よりも産地偽装が簡単に出来てしまうのです。 それは、今のところ 産地の特徴が明確じゃないから。 産地書き換えだけで取引価格が上がるなら、 そういうことも起きてくる可能性は高いのではないかしら。
というわけで、繰り返しますが Magic Wandsの「別名ズルタナイト」と書かれた ダイアスポアは「マダガスカル産」です。 透明感がある中にも 落ち着きのある抹茶グリーンが魅力的ですわ。
商標使用のいざこざとか、売り手以外に関係ないことに
一般の方々を巻き込んでいくのは問題ですね。
商標から外れた「いざこざに巻き込まない石」に
エネルギーがあると思いますよ。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
スリーピングビューティーターコイズなんかは、 スリーピングビューティー鉱山で採掘された、 美しさも格別とされる石です。 つまり、産地で強い特徴も持っているのですけれどね。 鑑定書に、「天然ダイアスポア。別名ズルタナイトと呼ばれています。」 と書かれるほど、ふんわりした名称定義。 ダイアスポアの方が、安定の氣が宿りやすい状態なので、 ワタクシは日本でも採掘されるというダイアスポアの方に 運氣を託すことに意味があると思いますわ。
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