ヘアリーベッチ

以前、とある観光スポットを訪れた時のことです。

とてものどかな場所にあるスポットで、
形から、本来はおそらく田畑で、今は休耕地なのだろうと
思われる土地が周りに広がっていました。

休耕地には、ある一区画にはレンゲが、
別の一区画には真っ赤な花が咲いていました。

一緒に来ていた祖母がそれを見て、「ベニバナツメクサだね」
と言っていて、その名前を知りました。

レンゲも、ベニバナツメクサも
区画いっぱいにあふれるように咲いており、
圧巻の見た目だったので、

畑として利用していない間もお花を植えることで、
観光客の目を楽しませているのかな？と
わたしは思っていました。

しかし、その後、祖母の説明で、
緑肥というものがあることを知りました。

ご存知の方もしばしお付き合いください…！

緑肥とは、土に栄養を効率良く与えられる植物です。

これらは、休耕地や、作物の収穫を終えて
栄養の落ちた畑などに植えられます。

休耕中の雑草や害虫の発生を抑える効果のあるものも
あるようです。

ある程度育ったら、土にすき込む(掘り返して土に還す)ことで、
植物そのものの持つ栄養を土に還元し、
酸素、水なども取り入れやすくすることができるのです。

化学的な肥料を使わずとも、植物の持つ力で
土の栄養や代謝を良くする。
自然とうまく共生した素晴らしい土壌改良ですね！

前置きが長くなってしまいましたが、
運氣の地盤も、緑肥と同じような方法が取れそうだと思います。

運氣の種を蒔く。

たとえば、
いろいろなことにアンテナを立てて、
ご縁を大切にして、
とにかく動いてみることを心がけるとします。

ところが、やってはみたものの
思うような成果や成長に繋がらなかった…
そんなこともあるかもしれません。

しかし、そこで得た教訓や知識は無駄ではないはずです。

緑肥のように、運氣の地盤にその経験は刻み込まれて、
次の種をうまく育てる、あるいは次の種が育ちにくくなるのを回避するのに
必ず役に立つと思うのです。

やらなかった後悔よりは、やった後悔。
という考え方と言い換えることもできそうです。

やってみて知ったからこそ、次は回避できる。
似た状況で、うまく立ち回れる。

経験値が積み重なるほどに、
運氣の地盤は豊かになるというわけです。

ということで、アイテム名は緑肥です！
としたいところですが…

あまりに直球すぎるので、
緑肥になる植物を調べて、
その一種であるヘアリーベッチにしました。

マメ科の植物で、紫色の花を付けます。

ピアスにも、紫色の石、
アメジストを使いました。

浄化のパワーを持つアメジストは、
運氣の地盤の代謝を良くするべく
マイナスの運氣は流し去り、プラスの運氣が育つ場を
たくさん確保してくれることでしょう。

アメジストの上には、小粒のガーネットを付けました。

ガーネットは、運氣の種蒔きが得意な石です。

運氣の畑を耕す手を止めてしまうことなく、
ご縁やチャンス、行動力や新視点を追求する
エンジンとなってくれるはずですよ。

絶えず種蒔き、浄化を繰り返す
頼もしい２種類の石のコンビは、まさに緑肥さながら！

運氣がぐんぐん育つ、栄養豊富な土壌を目指して、
耳元のお供にしてください。