日本人の労働観 その1
開運の極意!裏話
日本人の労働観 その1
日本人の経済力は世界的にも大きいのです。
人口から考えれば、その生産力は世界一。
どこかの国のように、データ捏造無しで
とても優秀な成果を上げていますのよ☆
日本の経済力は、日本製品のクオリティの高さに対する評価で、 そのクオリティの高さを維持しているのは職人氣質。 その職人氣質を生み出しているものが、 日本の労働観と言われていますの。
欧米では、労働を神から下された罰と考えます。 日本では、自分の精進のための課題と考えます。 この違いは、あまりにも大きい。。
神罰なら最小限のことしかしないのではないかしら。 「ごめんなさい。許して下さい。」 の意識をベースに、いつか罰(=労働)から解放されることを夢見て その日も仕事をするのですもの。
週に一度の安息日は罰からの開放日。 仕事をするなんてとんでもない!ことでしょうね。 夏になれば、2~3カ月の長期休暇を取り、 有給休暇の権利主張には生命を賭ける勢い。
仕事の日でも、なかなか長時間のお昼休み。 シエスタなんてお昼寝タイムは3~5時間のところもありますし、 銀行は利用者が少ない日には、設定してある営業時間より早く締めたり。 (最近はそうでもないとは聞きますが。。)
こんな感覚の欧米から見れば、日本の勤勉さは 奇異にも見えたでしょう。 勤勉の結果の経済力は、とてもとても羨ましかったでしょうね。 「エコノミックアニマル」 だなんて、品の無い揶揄も発生しました。
労働を課題・精進という位置づけにするのが一般的とされる日本人。 課題なので、提出するまでに工夫を凝らします。 精進なので、更にスキルを上げるために頑張ります。 目先の損得以上に、将来の可能性のことを 心のどこかに置いています。
こういう意識がベースなので、働く=傍を楽にするという感覚も まともな人なら持ち合わせています。 なので、「有給=労働者の権利だ!勝手にさせてもらう!!」ではなく、 有給取っても周囲に迷惑かけにくい日を考える人がほとんど。
休日は嬉しいし、セミリタイヤな生活には憧れるけれど、 それは所詮は課題をサボれるという程度の感覚での憧れ。 欧米のように、処罰からの解放という意識ではないので どうしても欧米人の姿勢とは合致しにくいのですわ。
長期休暇を望んでいたはずなのに、 実際に2~3カ月の休暇なんて与えられると どこか居心地悪く感じて何か働こうとか、仕事に関する勉強でもしようか なんて考える人が大多数だと聞きます。 それを欧米人は、長年のエコノミックアニマル生活を送って来た業で、 我々の生活文化のセンスを持っていないと評しますが。。
労働が課題・精進の日本人は、 実は欧米人ほどの解放を望んでいるわけではないというだけ。 学校に通う学生さんが、何か学校で深刻な事情でも発生しない限り、 たまにサボりたいと思うことはあっても、 長期不登校という選択は不安になるようなもの。
三流は賃金のために働き、 一流は賃金を受け取って働いた結果が世間への貢献になるのを目的とす。 という言葉を聞いたことがありますわ。 労働を罰と考える姿勢では、一流への道はかなり険しくて よほどのメンタルの強さが無いと厳しいのではと思いますのよ。
自分の世界、自分の人生、自分への処罰と、
そう考えてしまうとどうしても視野も狭くなりますね。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
強い言葉を大声で主張されると流されてしまうこともありますが、 昔の日本人が海外からエコノミックアニマルと揶揄されて罪悪感を持った時なんか その典型だったかもしれませんわね。 お金に執着し過ぎるあまり、あまりにえげつない行動を取るというのならともかく、 仕事を課題・精進と捉え、仕事に生き甲斐や居場所を見つけている人も少なく無い日本人の その感性の集大成・成果の一部に経済力がくっついてきただけのこと。 国際関係も経済が間を取り持つことが多いのですから、 日本人までもがレジャーアニマルになっていたら、世界大恐慌が何度発生していたことか。 さて、日本人の労働観がどんな成果環境を作っているか、 改めて語りたいと思います。 この成果環境も開運の一環ですのでね。 続きはこちら
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