太陽とスカラベ

王家の谷の壁画に描かれたスカラベを表現してみました。



王家の谷とは古代エジプトの王様のお墓が集中している所で、
ツタンカーメンのお墓もここから発見されたのです。

その時にツタンカーメンがしていた胸飾りがこれ。



真ん中にリビアングラスのスカラベがいますね！！

この「太陽とスカラベ」はこの王家の谷の
二大スカラベをスペシャルドッキングした、
ウルトラびっくりなタリスマンなのです！！！！

そもそもエジプトで何故これ程に
スカラベは大事にされているのでしょうか？


それはエジプトにも太陽信仰があり、
スカラベは太陽の運行を象徴する存在と考えられていたからです。


またスカラベは太陽神ケプリと同一視され、
再生や復活の象徴として扱われてきました。

神様とフンコロガシが同一視！？


と思うかもしれませんが、
その姿を見れば確かに同一だと納得せざるを得ません。

そんな神様であるケプリは、


生命、創造、復活、再生


という意味があり太陽神ラーの形態の一つで、
日の出を表しているそうです。

王様の復活を願って、
スカラベが描かれたりしたのも納得ですね！！


また、リビアングラスで象られることにより、
宇宙パワーも宿らせようとしたのだと思います。

そんな太陽とスカラベを現代の我々が身に付ければ、
死者を生き返らせることは出来ないまでも、


沈んだ心に元氣が出てきたり

一度あきらめた夢にもう一度挑戦する勇氣が持てたり

自分は生まれ変わるんだという決意を強く持てたり


というような復活や再生をさせてくれて、
生命力や元氣を与えてくれるでしょう。