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運を磨く、手を汚す覚悟
開運の極意!裏話

運を磨く、手を汚す覚悟

汚いものとがっつり向き合うって 実は非常に良い経験なんですのよ。 生き抜くための力がつき、運氣は味方につき、 まぁ本当に良いことしかないのです。
2025年1月2日、ワタクシが非常に尊敬する企業人の一人である
鍵山秀三郎さんが亡くなりました。

現イエローハットの創業者で、「日本を美しくする会」を作られた方。
詳しくは
『掃除の効能 その1』
『掃除の効能 その2』を
ご覧ください。

日本全国で、掃除イベントが開催されて
小学校や中学校にも行かれていました。
Xでは、「感染症を起こしたらどう責任取るの!絶対参加させません!」
という父兄の声も見かけました。

その辺は考え方もまぁあるのでしょうけれど
どうしても抵抗があるとか傷があって感染リスクが高いタイミングとか
そういうことなら「素手は無理ですがビニール手袋着用なら」と
譲歩してみる方法もあったのではないかしらね。。

強制はしませんが。
でもね、皆が抵抗がある素手でのトイレ掃除に取り組んでいるうちに
(しかも自宅ではなく公の施設なんかのトイレなわけですけれど)

「人生観が変わった」という方、その後成功された方が続出
という状態なのですから、何か思いもよらない重要な経験が
含まれている可能性は考えた方が良いでしょうね。
企業人じゃないところでは、北野武さんもそうですが、
一流どころの企業人がどれだけ掃除の大切さを説かれることか。。

特にトイレ掃除です。何かあるのです。
うちのフラメンコスタジオの山本秀実大先生も、
トイレ掃除とスタジオの床掃除はとても重視されていますわ。
もしもワタクシなら、鍵山さんがわが子の小学校に
イベントで来られたなら率先して参加させますし
ワタクシ自身も参加したでしょうね。
鍵山さんの活動を耳にしてから、
個室内に掃除道具が置いてあるような場所では、
出来るだけトイレ掃除をさせて頂いています。

ただ掃除をするだけ。
ですが、何と言いますか。。
純粋に「後で使われる方が氣分良く使って下さると良いですわ」
という氣持ちが湧いてくるのです。

そして、何かの「抵抗」みたいなものが消えていくのです。

手を汚した(というような鍵山さんみたいな本格的なことはしていません)
分だけ心が浄化されたような手ごたえ。
また、定期的に思い出すのが小学2年の時の経験です。

一緒に遊んでいた友人が、急に氣持ち悪くなったらしく、
吐いてしまいました。
そして吐いたショックのせいか、お漏らしもしてしまったのです。
汚いから触りたくないという認識にすら至らず、
とにかく急なことで驚いて固まっているワタクシたち下級生のところに
6年生のおねえさんが走ってきました。

そして事情を把握すると、ビニール袋・ビニール手袋・雑巾を取って
戻ってきて、表情ひとつ変えずに処理してしまったのです。
当時のワタクシたちからすれば、大人みたいなおねえさんでしたが、
何と言いましても小学6年生。子どもです。

なのに、特に慌てた様子もイヤそうな顔も見せず、
吐いてお漏らしをした子を氣遣いながら処理して、
その子を保健室に連れて行ってくれたのですわ。
ワタクシたちは、そのおねえさんがやったことを見て、
そういう場合の処理の仕方を学びました。

そういう時に、見ていたワタクシたち以上に
本人がショックを受けているのだということも、
おねえさんがいなかったら思い至らなかったかもしれません。
お漏らしをした子が

「汚いのに!汚いのに!ごめんなさい!ごめんなさい!」

と泣くのに対して

「手袋しているし、消毒もできるよ。
 汚れても洗えば大丈夫よ。氣にしなさんな。
 それより、どこか痛いところはないの?保健室に行こうね。」

と言ったおねえさんがあまりにも美しくてかっこよくて。
あの時現場にいたワタクシたち2年生4人組は、
ただ固まっていただけだったという情けなさの分だけ、
おねえさんの素敵さが忘れられず。

アイドルより何より、おねえさんの話ばかりしていたものです。
今思いますに、6年生のおねえさんは「汚いものと対峙する」覚悟が
当時から出来ていたのですし、その重要さも知っていたのでしょう。

そしてその覚悟や姿勢の美しさが、小学2年生のワタクシたちを
「何だかかっこいい!」と心が揺さぶる体験に繋がったのでしょうね。
異業種交流会で話していても、いわゆる成功者と言われる人たちは
とにかく世間で言うスピリチュアルと掃除を大事にしていますね。

そして自分の運の良さに感謝しながら、更に自分の運を磨く
と言われる共通点がありますよ。

すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
れの中に、とんでもない運氣の宝があるのだと
ワタクシは思っています。

汚いものに対して、何となく恐怖心を持っていたことを知り、
こんなものは怖くも何ともないではないかと認識するのです。

これはかなり重要なこと。
人生から怖いものなんか、減らしておくに限りますわ。


除は積陰徳でもありますから、いろんな場所を率先して
掃除なさる方はもちろん、職業として清掃業をされている方は
開運の意識を持って仕事されるなら、素晴らしい開運チャンスを
生んでいく環境にいらっしゃると言えます。


山さんは、自社の社員に掃除中の手をまたがれたり、

「あてつけがましい」とか
「トップが掃除ばかりしているから業績が伸びない」とか。。

実際、外部からコンサルタントを数名連れてきて
無能経営者だと吊るし上げられたりの、
完全非協力姿勢に黙って10年耐えられました。

10年過ぎる頃に、一緒に掃除する社員がひとり。。またひとりと
増えて行ったと言います。


同者が出てきて良かったですわ♪という感想より、
10年耐えられたことの凄まじさと覚悟の強さに、武士道を感じます。

揺るがない哲学としての掃除道に、運氣の道も見られていたのでしょう。

汚れ・汚いものに対峙する腰の据え方は、
ワタクシは人生に追い風を呼ぶものだと思っていますわ。

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