お賽銭を投げつけるのは論外です
開運の極意!裏話
お賽銭を投げつけるのは論外です
ほとんどの方が、神社やお寺への参拝の経験があるかと思います。
けれど時々、何のための参拝なのかと疑問に思わされる方が
いらっしゃいますわ。
山の上の方にあるお寺の参拝に行った時の話です。 駐車場に県警のパトカーが来ていて、 何やら揉めている様子。 車同士の物損事故が発生したらしいのですわ。
ワタクシ、休憩所のベンチに行って座っていたのですが、 目の前をタイヤをきしませながら猛スピードで走り抜ける車と 後に続く怒号が。。 取り調べを受けていた物損事故加害者が、全速力で逃亡したのです。
他の車も普通に走っている峠道を、凄まじいスピードで 反対車両を走り抜けていったと聞きました。 取り調べの最中でしたので、車のナンバーは控え済み。 なぜそんな危険をおかして逃亡されたんだか。 山の下の方からは、パトカーのサイレンが響いてきました。 もはや物損事故責任だけでは済まなくなっていますわね。
そもそも、寺社参拝に来ているのに NG行為ができてしまう精神構造は どんなものなのかしら。 神仏からも、逃亡者に何かしら。。あるでしょうね。
さて、寺社参拝に来ていて常日頃から疑問なのは 「そういうことやりますか?」なレベルのお賽銭の扱い方です。 置くべきではないところにお金を置かれる方、 非常に乱暴に投げ入れる方、何を考えていらっしゃるのか。
この乱暴投げ入れの原因のひとつかもしれない情報が お客様の愛乃さんより届きましたのよ。
「お賽銭を投げるのは邪を払う行為」
なる愚か主張のテレビ番組があったという
愛乃さん怒りのリークです。
「お賽銭は身の汚れを引き受けてもらって、
投げ捨てるための媒体」
と。
何か馬鹿なことを思いついちゃったから そのままの勢いで番組にしました的な内容ですわね。
「お賽銭は身の汚れを引き受けてもらって、 投げ捨てるための媒体」 なら、お賽銭箱はゴミ箱という認識ですか? お礼やお祈りをされる参拝者と神様仏様の間にある箱が ゴミ箱なのですか? 珍説にもほどがある。
そのテレビ番組の主張は、
参拝とは身の汚れを神仏に投げつけた上で
お願い事もしてしまうこと
ということになりますわね。
参拝者、どんな不届き者ですか。
わざわざ、尊い存在のお金にケガレを移す理由は 何なんでしょう? 専用の人型和紙とか砂とか塩とか水ではなく よりによってお金に移して神仏の前に投げつける理由は?
手水場で手と口のケガレを流してから 聖域に向かっているはずですのに、 わざわざ聖域にケガレを持ち込んで投げつける意味は? では手水場では何をなさっているおつもりですか?
ケガレを流してから聖域に向かいましょう というルールがあるからこその手水場ですが、 そのルールを勝手に改変した理由も伺いたい。 日本の文化や伝統にわずかで触れた経験があって そんな番組を作ったのかどうかも同じく伺いたい。
こんな番組内容、3秒も頭が働けば 究極の愚者主張と氣がつかれると思いますので、 皆さまが影響されて実践してしまう心配なんぞ してはおりませんけれどね。 でも、この番組制作の根底にある悪意のようなものは 何なんでしょう?
お金は、自分のところにやって来てくれた「お宝」です。 労働の対価、権利の対価、愛情や思いやりの形、 そういう姿でやって来てくれた宝物。 そのお宝に感謝の想いを乗せて、感謝と祈りの場を持つ。 これが参拝だとワタクシは思いますわ。
「〇〇円払うから願い叶えて」という契約の場ではありません。 「日頃のご加護への感謝の想いを、〇〇円に乗せて お伝えさせていただきます。 改めて祈願したいこともございます。」 という感覚なのではないかしらね。
なので、お賽銭の額が高いなら願いが叶うとか そういうことではありませんでしょ。 金額を大きく納めるのは、 今回はその金額で表現したい感謝がある という内観が発生した時だと思いますわ。
金額が小さいなら感謝の氣持ちも小さいとか、 金額が大きいなら大きな感謝をしているとか、 そういう安易なことでもなく。 「今回の表現」の瞬間の感情の強さと経済事情を 念頭に自然に手のひらに乗ってくれる額。
白いお金と黒いお金と穴が開いたお金という、 組み合わせだけならそういうおすすめのものがありますわ。 でも額面は上でお話しした「自然な想い」から 決まっていくものでしょうね。
とまぁ。。お賽銭を投げつける行為が 論外も論外ですし、語るだけでも不快極まりないので サクッと語って終わらせますが。 世の中には、こんな頭の悪いテーマのテレビ番組も あるのですわ。 たまったものではありませんわね。
想定を超えた愚か主張には、
つっこむエネルギーさえ惜しくなりますね。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
満月に向かってお財布を振れと言ってみたり、 ものすごく願いが叶うパワースポット!といわくつきの場所を紹介したり、 呪いをかけたい事情持ちの方でも制作サイドにいらっしゃるのかしらね。 まぁ、冗談のつもりでもやってはいけませんわ。 冗談にしても面白くない。 下品も下品で、目も当てられません。 まともな感性を大事にしましょう。 お金はお賽銭でも普段のお買い物でも、投げて良いものではありません。 お賽銭箱にそっと滑っていくように置きましょう。 その時には感謝の氣持ちを乗せて。 日頃のご加護への感謝、その場に訪れることが出来たことへの感謝、 その場とのご縁が生まれたことへの感謝。 その感謝の想いを自分の中に確認していたら、 なおさらお金を投げる氣にはならなくなると思いますわ。
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