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不倫の業

2022.11.10

昔から、不倫のご相談をよく受けます。 ワタクシ自身、既婚男性に散々口説かれてきた という、腹立たしい経験があります。 既婚男性の口説きは、モテ経歴カウントに入らないどころか マイナスにするので、迷惑千万。
男性=陽・女性=陰という、
そもそもの陰陽がありますのよ。

この関係性が悪い場合、
男性は陽過多で女性は陰過多になりますわ。
陽過多の男性は、モラルハラスメントを含む
いわゆるDVに走りやすくなります。

陰過多の女性は、愚痴や不平不満だらけで
泣き暮らす日々に。
不倫のご相談をよく受けます。
こちらについて少し語らせて下さいね。

現在進行形の方、過去に不倫経験のある方は
耳が痛いかもしれませんが、まっさらな氣持ちで
聞いて頂ければと思います。
男女関係で、恋愛は陽・結婚は陰です。
意外に思われる方も多いのですけれどね。

結婚は陽だと思われている方が
たくさんいらっしゃいます。
風水師でもそういう勘違いなさっている方が
いっぱいいるという観念なのですもの。
でも結婚は陰なのです。

ただし、決して悪い陰ではなく、
ハイテンションな陽から落ち着きの陰への移行。
水の氣の愛情→金の氣の恋愛→土の氣の結婚

と、五行逆行するのが
男女間の感情推移になりますのよ。
けれど、不倫は極陰ですわ。

不倫が極陰が過ぎるので、そこと比較して
結婚を陰と考えるプロ鑑定家が多いのかも
しれません。
昔、愛人・お妾さんといった人たちは
「日陰の身」と表現されました。

ここにも極陰の感じが出ていますでしょ。
今の不倫はもっとどこか軽いイメージに変化していて、
ファッションの延長のように考えられる方も。。

そんなイメージの時代変化があっても、
不倫の極陰という位置づけは変わりません。
しかもネガティブ極陰です。
どんなことでも、ネガティブ極陰に踏み込もうとする時は
盛大な正当化が起きると相場が決まっておりましてね。

以下、既婚男性が女性を口説く時の
代表パターン。
「夫婦関係は破綻している。」「出会ったのが遅かっただけ。」

「妻は納得・理解している。」「妻は何とも思わない。」

「結婚は当人だけの問題ではないから、
 終わらせるには時間がかかる。」
「いずれ結婚も考えたい。」

「妻は俺の厚生年金が必要だから
 籍は抜きたくないというだけ。」
何を言おうと、恋愛したいなら
今の結婚生活に区切りをつけてからです。

経済的な問題から、妻が離婚よりまし。。と
妥協するパターンはありますが、

口説かれた女性がそこに乗ってどうする!
大体、口説いてくる男性一人の一方的発言を
鵜呑みにする女性が多過ぎだと思いますわよ。

妻にも直接聞いてみたら良いのです。

「本当に夫婦関係が破綻していますか?」
「もう夫の女性問題については諦めている。」

と口説いてきた男性の妻が言っているとして、
それは

「妻が不倫を推奨している」

では無いことに女性が思い及ばないのは、
その結論を無意識に避けている可能性もありますわ。
口説かれる=女性の魅力を認められた
口説かれる=この甘いムードに流されたい

という感覚もあるでしょう。

でも、妻が不倫を推奨しているわけじゃない以上、
女性は既婚男性に口説かれてしまっては、
男性と一緒に妻に暴力を振るうのと同じこと。
例えば

「殴られるのには、もう慣れっこ。
 諦めたし何とも思わない。
 ●●さえしてくれたらそれでいいと納得している。」

と言う相手に、

「じゃぁ私も殴りますね♪」

とゲンコツ振り下ろす人がいたらサイコパスでしょう。それ。
妻が諦めていようと、妥協していようと、
そこに加担したら自分も同じく
極みの悪徳積みですわ。
極端イレギュラーな例として

「妻は、自分も他の男性と恋愛したいけれど、
 諸事情から夫婦として籍を抜きたくない。
 なので、籍はそのままにお互いに自由に恋愛しよう
 ということになっている。」

というパターンで、この意思確認が妻本人に取れたとして。
夫婦の問題なので、
どこか無関係なところで勝手になさったら良い
とワタクシ個人は思いますが、
風水的見地から申し上げますと。。
崩壊した地盤の表面だけ取り繕っている、
地盤沈下寸前の地面

となりますので、そこに誘われて関わっていくのは
あまりにも勇者ですわね。
地盤沈下寸前の地面に関わっていくと、
自分の地盤も巻き込まれる可能性が高いからです。
自分の地盤も、いきなりずぼっと穴が開いて
崩落してしまうようなことになりますのよ。
地盤に象徴されるものは何か、
また次回お話ししますわね。

ひとつとして失いたくないものが
そこにあると思いますわ。
不倫=倫理を否定するもの。

開運とは逆の方向性で、運氣を削ぐものです。


すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
庭を壊す氣は無いけれど、
2番手で付き合って欲しい。

なんて、こんな無礼な話もないと思いますが、
ワタクシにはこの屈辱的な提案をされたことが度々。

ワタクシは、「女性として魅力があった」なんて前向きには
到底考えられません。

電車で遭遇する痴漢と、口説いてくる既婚男性は
これは個人的な感覚ですが「同じ」なのですもの。


た、妻が妊娠中に口説いたとか、
口説かれた女性が経済力があったとかですと、
感じた魅力の先は何なのか。

経済力があるように見えた男性懐事項が、
実は火の車だったとか、
最初だけ氣前良かったのに、後から借金を申し込まれたとか、
後の経済不安のために女性の経済力をあてにしていたとか。

そういう事例が多過ぎて閉口します。

道ならざるもの・倫理を否定するもの
という名前がついた「不倫」なので、
無理もないのかもしれませんけれどね。

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