「やっぱりや~めた」は要注意!
開運の極意!裏話
「やっぱりや~めた」は要注意!
急に氣が変わるということは
あると思いますのよ。
でも、それを行動に移してよいかどうかは
よく考えましょう。
状況によっては、盛大な運氣的NGです。
いろんなサービスで「見積無料」 という設定がありますわね。 これに関して、そんな解釈で良いと思われていますか? な人を多々お見掛けします。
引越や製作や建築リフォームやパーティーや 中古車引き取りや。。 自分の希望を伝え、相談に乗ってもらい、 見積金額もお願いする。
ここまでを無料でやって下さるところも多いですわね。 なぜ無料なのか。。 それは、オーダーの敷居を下げたいからでしょう。
決して、「労力ゼロだから」でも「ボランティアしたい」でもなく、 まずオーダーへの一歩を踏み出して欲しいから、 見積の労力はサービスしますよという意味と ワタクシは解釈しています。
サービス提供側が「無料」と言うのですから、 お金を払う必要はありませんわね。 でも、この無料見積を当然と考える人の増加には 危険なものを感じていますわ。
・メールでの回答に返事無し。 ・現場に来てくれた相手に居留守もしくは「やっぱり帰って」と言う。 ・見積を超えて話が進んだのに「やっぱりやめた」と言う。 ・見積を超えて何なら納品した後に「やっぱり違うものにする」と言う。 実際に見聞きした話ですわよ。 4つ目に至ってはクレイジーですらあります。
フラメンコの衣装製作のお店をしている方と ネットで知り合って、いろいろお話を聞いたことがありますのよ。 あるお客様が、紺が差し色的に使われた青い衣装が欲しいと おっしゃったとのこと。 ポピーの花が好きなので、可能なら 差し色紺の布の地模様がポピーだとなお良いと。
布は「こういう感じのもの!」と言えば手に入るというものではなく、 衣装は素材も選ぶので、無地すら希望の色が見つからない時も ありますのよ。 けれどお店の方は、スペインに紺のポピー模様の布を見つけたそうです。 スペインから届いた写真をお客様に見せたら 「それで作って欲しい」とのこと。 早速、輸入手配をなさいました。
布が届き、デザインも決まり、型紙製作も済み、 布のカッティングがほぼ終わった頃に、 芸能界でちょっとしたスキャンダルがあったのだそうです。 でもお店の方は、まさかその後に自分に関係してくるとは 想像もせずに作業を進めていたのだとか。
お店の方に、そのお客様から連絡が入りました。「昨日、女優さんが大スキャンダル起こしていたでしょう? あの人は青い服の印象強いし、やっぱり青系の衣装はやめた方が いいかなと思うんです。 それにポピーってドラッグのイメージ強いですよね。 なので、デザインも変わっちゃいますけど、 別の色味と模様の衣装でお願いします。」
そのお客様にとって、お店の方が自分に使った時間は無料。 輸入コストも無料奉仕が当たり前と思っていなければ 出てこない発想ベースの発言でしょうね。
お店の方が「どうしたものかと。。」と言われたので、 ワタクシは 「一着目は既に製作にかかっているので、 普通に料金発生か、 せめて途中までの作業代金を考えたキャンセル料金請求。 別の色味&デザインの衣装は 別途申し込んで頂くしかないのでは。」 と申し上げました。
まだ、「こんな感じの衣装は作れますか?」段階か、 もしくはスペインで布が見つかったという連絡の段階で それまでの作業に申し訳ないと心底思いつつ 「やっぱり希望内容を変えたいです。」 なら、ワタクシも理解できますけれどね。
これは、いろんな業界の「見積無料」の弊害なのかも という話にもなりました。 見積無料(そのお店は、そんなこと言ってません)が普通だし、 そこからちょっとはみ出した(ちょっとじゃない)くらい 大目に見てくれますよね?的感覚が大きくなっているかもと。
いろんなネットショップさんの注意書きが、 どんどん細かくなっていく傾向がありますが、 それは、それが必要と感じられる何かがありましたのね。 とワタクシは見ています。
あらゆる「とんでも注意書き」の中でも、 なかなかすごいと思ったうちのひとつだけ ご紹介してみますわ。 布専門のあるネットショップさん。 「注文後はすぐにカット作業に入るので、 キャンセルも長さの変更も受けられません。 配送後のキャンセルもご遠慮下さい。」 ・・・・・・当たり前過ぎませんこと?
名入れのお店でも、割と同様の注意書きを見かけます。 そういう注意書きの必要性を感じる出来事があったという 何とも嘆かわしいものを感じますのよ。 「やっぱりや~めた」という一言が、 どんなちゃぶ台返しをしているのか 想像も出来ないようでは、それはもう日常的に運氣的NG生活を してしまう可能性も高くなります。
1秒考えれば分かることですわね。 自分の都合・希望に合わせて切ってもらった布、 入れてもらった名前、作ってもらった商品・アイテムを 「やっぱりや~めた」 となった時に、相手に発生させてしまう損害。 その損害の大きさが、自分の中に積まれる悪徳です。
他人の時間や作業労力を何とも思わないことで発生する悪徳は、
本人の想像をはるかに超えているでしょうね。
見ていて悲しくなりますね。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
本来、わざわざ注意伝達するレベルの 内容ではないと長年考えてきていたことです。 そんな人、いないでしょう?と。 でもね、衣装屋さんのエピソードから他の業界の人たちに昔聞いた話を 思い出したりもしまして。 そして巷のネットショップさんで見かける、そんな注意書きが必要とは!な とんでも注意書きを見るに至り、これは悪徳が量産されているのかもしれないと 心配になってきたんですのよ。 他人の作業労力・時間は無料が当たり前、 相手に発生するコストや損害は 甘えてOKという考え方になってしまったら、 開運も何もあったものではありません。 猛者はここで「ろくにサービスも恩恵も受けていない」と言ったりもしますが 開運体質を目指すなら、ここで徹底的に見直す機会を作りましょうね。
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