『裸の王様』になっていませんか?
開運の極意!裏話
『裸の王様』になっていませんか?
世の中の流れというものは確かにありますが、
それは何でも正しいというわけじゃありませんわね。
日本は和を大事にする国ですが、
付和雷同の国であるべきではないし、
まして同調圧力は論外の悪徳なのですが。。
何かに関する意見として、意見Aと意見Bがあった時、 Aの方が支持者が多いならAの方が正しい ということは多いものです。 ただ、多いですけれど絶対ではありませんわね。
多くの人が定義の認識がずれていること。 事実誤認していること。 こんな時は、大人数の支持する意見であっても 事実に寄せていくのが正解でしょう。
思わず首を傾げるのは、定義を改めて確認するような説明を 有識者がして、事実確認の機会も設けられて、 一度は「あぁ、そうか」と納得したはずの人が。。 聞いたことを丸々リセットしたかのように、 大人数の声の大きな人たちに呑まれて、 再び誤認の立場で主張を始めること。
そして少数の正しい反対意見に対して、 こんなレッテルを張るのです。 「逆張り。」 怖いことですわね。
童話『裸の王様』って、ほとんどの方がご存じだと思います。 ある仕立屋が、王様に 「愚か者には見えない布で、 この世で最も珍しい服を作る」 と売り込んで、王様は服を作ってもらいます。
仕立屋は単なる詐欺師なので、服なんか作らないのですが、 作ったことにして納品します。 王様も家来も国民も、見えているふりをします。 そんな中で、正直者の子どもが 「王様、裸じゃん。」 と言って国民の目を覚まさせる。そんなお話。
詐欺師にとっては、この子どもは どんなに邪魔な存在だったことでしょうね。
そして現代日本では、この子どもは 「逆張り!」 と一刀両断されてしまう風潮にあるわけなんですのよ。
言っていることが正しいかどうかを 自分で検証なんかしないで、 大多数の意見に沿っているかどうかが判定基準。 そんなことが多すぎますわね。
もう自分の目にも王様は裸に見えていても、 そんなことはどうでもいいのか。。 それとも、「裸じゃない」と自分に言い聞かせているのか。
『裸の王様』の登場人物たちが愚か者認定されるのを避けたくて 真に愚かな行動選択をしたように、 自分が「愚か者」「異常者・異端者」「逆張り」と 周囲に責められることを避けるための愚行に走っていないか。 この確認はとても大切でしょうね。
やるべきことは、目の前に揃うデータ・情報から 自分の頭で解析してみることです。 次にその結論を周囲の人間と話し合ってみること。 仮に反論が返ってきたなら、相手の意見に穴が無いか、 そして自分の情報も相手の情報もどのくらい信頼できるのか 検証してみる必要もあるでしょう。
自分で考えてみることを怠けて、 「多くの人が言っている」 「政治家や科学者やプロなどエライ人が言っている」 「テレビで言っていた」 を根拠に「だからそれが正解」と考えていると、 大事なものを失うことだってあるのです。
自分で考えてみる。 そこに客観性(周囲を交えての検証)を入れる。 情報の信頼度の再確認。 これを繰り返して、思考の精度を上げて 結論の正確さも上がっていくものでしょう。
少なくとも、裸の王様に「裸だ」と言った子どもを 「また逆張り!」 と一刀両断する純度100%の愚者になるのは 避けたいものですわね。
情報から考えてみるということを他人任せにしたり、
たくさんの人が言っているという「だけ」で、その結論を支持したりすると、
時には財産や生命や大事な存在を失ったりする例は少なくないです。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
レッテル貼りという、労少なくして自分を安全圏に置けそうな氣分になる 脳内麻薬がたくさん出そうな行動って、 いつからこんなに大流行するようになったのか。。 SNSの発展とともに。。という氣もしています。 同調圧力をかける側の人間には、 脳内麻薬は出やすいものなんですのよ。 SNSにしても何にしても、匿名でやれば発言責任が消えるわけではなく、 愚かな発言・デマ発言には愚かさやデマの責任が発生しますし、 その発言に影響された第三者が出たなら、当然ながら悪徳です。 「単なる噂」が昔よりも無駄に力をつけてしまっている昨今、 自分の思考力は自分や大事な人たちを守る防具でしてよ。
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