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成長チャンス喪失体質
開運の極意!裏話

成長チャンス喪失体質

成長のチャンスは比較的等しい割合で 万人に訪れるものです。 差が出来るのは、そのチャンスに対する姿勢。
一般的に

「成長したいですか?したくないですか?」

と聞けば、ほとんどの方は

「成長したい!」

と答えると思いますのよ。
「では、学ぶ機会が今から与えられますが、
 素直に学べると思いますか?」

と聞いても、やはり大多数が

「思います!」

と元氣に答えられることでしょう。

でも、現実はここが分かれ道。
いろんな場面に遭遇してきたと思います。

その中から特に分かりやすいものを
2つほどエピソードをご紹介しましょう。
「営業職だけれど、なかなか営業成績が上がらない」

と悩まれる営業職の男性に、知人がやっている営業セミナーを
紹介した時のことです。

たまたま同じ業界出身のセミナー講師で、
現職時代には語り継がれるような成績を出し続けた人でした。
ワタクシも「よければ聞いていって」と声をかけられたので
端で受講しましたが、自分とは全く関係無い業界の話でも、
その営業ノウハウは面白くて刺激的で、
またその根底にあるのは人間力だと氣づかされたり。。

非常に充実した時間だったことを覚えています。
ワタクシにとってあまりにも有意義な時間だったので、
業界人ならもっと何か獲得したに違いない!

そう思って受講した営業職の方に感想を求めたところ、
こういうお返事でした。

「全然得るものが無かったです。
 セミナーと言うから、もっとすごいことが聞けると思ったのに。
 今日紹介されたことよりもずっとすごいことを
 私たちは既にやっていますよ。」
それはすごい!
それならなぜ営業成果が出ないんでしょう!!

ちなみに、やっているもっとすごいことを
聞かせて下さい!!

と申し上げたところ、大得意になって教えてくれた内容は
そのまま通報案件レベルのもの。

それ、脅迫ですよね?お客様を脅迫してますよね?
なもの。
あぁ、もっと犯罪レベルを上げたいとお考えなら、
よりお客様に喜んでもらうための提案あれこれな
そのセミナーは役立たずだったことでしょう。

仕事とは、営業とは、
そういう自分の中に確立させたものを作り、
仕事に真のプライドを持つところから
始めるべきでしょうね。
しばらくして、この営業さんは
転職されて職種ごと変えたと聞いていますわ。
もうひとつのエピソード。料理教室。

その料理教室は、知る人ぞ知る教室。
シェフが氣まぐれでひっそり開催するものです。

シェフは、名前は公開しませんが
某有名ホテルのレストランの料理長。

普段は、某国の国王や大統領に料理を出している方。
大々的に料理教室の宣伝なんかしようものなら
申込者が殺到してとんでもないことになるのは
部外者でも分かる、そんな方の講座です。

その貴重な講座、ワタクシはどうしてもスケジュールが合わず、
うちからはアクアが参加しました。

他に知り合い数名も一緒に。
料理教室を受講しようという人たちですから、
アクア含め料理に関心が高く、
ある程度腕に覚えもある人たちですわ。

そんな人たちを前に、さすがは世界のシェフ。
楽しい話を展開しながら、目の前で簡単な材料で
ささっと圧倒的な料理を完成させていったのだそうです。
「普段見慣れた道具や材料ばかりなのに、
 ちょっとしたコツや工夫や技術が加わると、
 息を呑むようなものが出来る!!」

受講後に興奮したアクアが言っていたことです。
アクアと一緒に受講した他の参加者たちも、
ほぼそんな感じでしたし、熱心に取られたメモを
見せて下さったりしたものなのですが、
一人だけ違いました。

「あれなら私の方が上手く作れると思った。」
「何を食べても、自分の料理が一番おいしい。」
世界のVIPを相手に料理を出しているシェフより上だと
言ってしまえるとは。。という衝撃の大きさが忘れられません。

そもそも彼女に料理教室のことを教えた理由のひとつは、
彼女の思春期になる娘さんが

「ママの料理食べるのがつらい。何とかならないかなぁ。」

とワタクシの前でぼそりと言ったからなのです。
味覚はね、人それぞれです。
超一流のシェフといえども、
万人に美味しいと言わせられるわけではないでしょう。

それでも受講者は、自分に足りなくて講師が持っているものを
真剣に探して拾い集めていって自分のレベルを上げる。
それがセミナーではないですか。
議論が苦手な人にも共通することですが、
成長チャンスを逃すタイプの方というのは、

まず結論ありき

で物事に臨む傾向が強いのです。

なので、新しい情報・自分とは違う考え方・技術
のようなものに対して根拠なき攻撃をしたくなるようですわね。
本当にね、味覚は人それぞれなので、
いずれは巣立つ娘さんも、時を待てば良い話。

後は残りの人生を自分の料理で満たされていけますから、
ワタクシが紹介した講座は大きなお世話です。
傍から見れば成長チャンスを逃していますし、
本人も「成長したい」と言っていたんですのよ。

けれど、他の受講者たちの話によれば
講座の最初からケチつけ通しでメモも取らず、
いかに自分がすごいかを語っていただけだったとのこと。

まぁ紹介した身としては本当に残念。。
誰かに物を教わるのを、心のどこかで

「プライドを傷つけられること」

と考える人は成長チャンスを逃しやすいのです。

全ての人は、誰かに何かを教わりながら成長していく
ということを知って、素直に謙虚にスポンジのように
柔軟に吸収する姿勢を大事にしていきましょう。
何を提案しても「既にやっている」。
そう言われ続けたら、
「じゃぁ自分で結果出して下さい」
としか思えなくなりますね。

すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
かを得るチャンス到来の時に、
なぜかマウントに終始してしまう姿勢では、
チャンスの女神は全力で逃げるでしょうね。

そのチャンスが講座・セミナー・教室といった場のことなら、
講師に失礼です。
よほど中身の無い授業をしていない限りですが。


た、他の受講生にも失礼です。

学びの場にあって、どれだけ多くのものを吸収するかは
学びの場が提供する内容と受講者の受講姿勢。

本でもそうですが、自分の知りたいことが書かれていなかった本に
めちゃくちゃなレビューを書いて罵り倒している人を見かけます。

その本で求めていた知識には出会えなかったかもしれないけれど、
本当に他には何も無い内容ゼロな本でしたか?と聞きたくなるくらい。

まぁそんな本も中には存在するでしょうけれどね。


分はこの場で言われていることは実践しているつもり、
理解しているつもり、経験しているつもりでいたけれど、
そうじゃなかったかもしれない。

そう思うだけで一歩踏み込めるものです。

結果を出してきた専門職が「これをやってみたら?」という内容、
それは本当に既に散々やってみたことだったとしても、
少なくとも、やってみたら?と改めて言われるくらいに重要だと
再認識出来るだけでも得難い学びでしょう。

成長チャンス喪失体質にならないようにしましょうね。

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