学歴超否定論者
開運の極意!裏話
学歴超否定論者
学歴なんて意味が無い!という考え方があります。
ワタクシもある程度、同感ですわ。
学んだことをどう生かして人生を送っているかが大事なのに、
そこは何も語れないままに、どんな学び環境にいたかを語っても
仕方ないことですから。
でも、極端に否定するのも危険なことだと思いますのよ。
昔ほどは皆がこだわらなくなったと感じていますが、 学歴主義というものがありますわね。 良い人生を送るためには良い会社に就職する必要があり、 良い会社に就職するためには良い大学に行く必要があり、 良い大学に行くためには良い高校に行く必要があり。。 だから学歴は何より大事!という考え方。
この考え方の派生のような位置づけになるかしら。 我が子のブランド化・アクセサリー化 というものもあります。
「うちの子は●●という一流大学を出て 一流企業に就職しました」 と将来言いたいがために、子どもの一日の時間の大半を 塾で過ごさせたり。
塾で遅くなる我が子を待っての夕食は合理的でないために 夕食は各自で取る家庭ルールとか。 もはや家族という関係性を希薄にしていく年数を重ねて、 そうやって我が子にとりつけた「ブランド」。 値打ちがあるのかどうかワタクシには分かりませんが、 今回のテーマではないので、これはこの辺で。
問題は、この子どもブランド化を嫌うあまり、 ブランド化全否定な行為に人生を賭ける勢いで 行動・言動選択をする人。 一定数いらっしゃいます。
「私は子どもの学歴に一切こだわらない」 これを周囲にも当の子どもたちにも宣言してしまわれます。 ついでに 「だから特に勉強頑張らなくて良いよ。 私は本当にどこの大学に行くかとか重視してないから。」 とかね。 でも、それはそれで問題を起こしていくようでしてよ。
ワタクシが学生時代に見て来た心理学のデータ集的なものや 直接見聞きしてきたものから申し上げますが、 親からこう宣言されても勉学に励む子どもの例は5%に満たない と思っておいて良さそうです。
それはそうですわよね。 子どもは(いや大人も)、遊べるものならエンドレスで遊びたい。 なぜ勉学が必要なのかとか、 目標を立てて達成する自分への信用の積み重ねの重要性とか、 向上心の大切さとか、良い年齢になった大人ならまだしも、 子どもはそんな考察まではしていないのでは。
なぜ勉学が必要なのかを知り、目標達成の重要さも知り、 向上心は人間の柱を作ることを熟知した大人でさえ、 目先の「今はちょっと息抜きしよ~♪」の誘惑に負けやすいのに。 子どもならなおさらでしょう。
大人のセルフイメージの実現「学歴にこだわらない私」のための発言で、 楽な道一択を示された子どもたちはどうなるのか。 勉学・受験は知識だけではなくて、 心の修行に関わって来るものも多いのに、 その修業機会を失うことは、成人後の人生が ハードモードになるだけだと思うのですけれどね。
叱らない教育というものがおかしな方向に走って、 子どもが何をしても叱らない方針の親が出現しては 物議をかもしていますわね。 でも、この親のセルフイメージ表現の結果が 叱らない教育に寄っていく可能性もあることは 考えておく必要があるのでは。
何かを身につけるチャンス、鍛錬するチャンス、 人生の選択肢を増やすチャンス。 こういう子どもたちの人生に関わるチャンスを、 親のセルフイメージ表現が暴走することで 失うようなことになっては大変です。
学歴にこだわらない。 そこまではそれぞれの考え方で良いとは思いますわ。 でも、「だから日常の勉強も頑張らなくて良い」は、 優しい虐待にもなりかねないのではないかしら。
こんなの、無意識にやってしまいそうで怖いですね。
「だから●●しなくていい」
という判断は、本当にしなくてよいことかどうか
よく考えてから下さないと危険過ぎますね。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
親と子の関わり方というのは、明確に「これが正解!」と 確立されているものではありません。 どこかふんわりしていて、その中でベストな道を模索するものですけれどね。 とは言え、やってはいけないことは割とはっきりしているように思いますわ。 子どものうちにさせておいたら良かったねというものは 世の中にいろいろあるものです。 が、普通にしていたら手に入れられたものを、 親の逆張り表現の陰でひっそり失われていくものがあるなら それは惜しいものですし、残念なことでしょう。 どんなことでも「その行動は不要」という判断には慎重になった方が良いと ワタクシは考えます。 自分の想定や視野や認識を超えたところにある答えを 見ていなかったからこその不要判断というのは、よくあることなので。 特に、セルフイメージに関わるところで判断する時には より慎重になった方が良さそうですわね。 自分にだけ影響が出ることならまだしも、周囲の誰かに関わる判断なら、 特によく考えてからにすべきでは。 子どもだけではなく、大事な周囲の人間全てに対して 大事にすべきことだと思いますが 周囲を単なるセルフイメージ維持・向上の材料にしていると、 時に運氣マイナスな状態にしてしまったり、 悪徳積み体質にしてしまったりということもあり得るのです。
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