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欠点直視

2018.12.27

欠点を直視させられるような場面で、 大まかに人は二種類に分かれます。 直視する人としない人。 どちらが開運体質なのか、一目瞭然。
欠点直視をする人は、静かに氣合を入れて直視する印象があります。


一方で、直視を避けることが習慣になっている人は、
避ける選択をしていることも氣づいていないかもしれません。
「あ~あ~聞こえない!」とやるか。

「いっぱいいっぱいで余裕が無いです!」とやるか。

「そんなこと言うな!」と逆切れするか。
欠点を直視させられるなんて、
誰だって苦手に決まっていますわ。


けれど直視を避けてきた人は、腹を据えて心の痛みに耐えている人を
痛みに慣れているとでも思っているか、
特別な耐える能力を持っているとでも思っているかのような扱い。
いえいえ。
平等に訪れる痛みに静かに耐えるか暴れるかの違いでしてよ。


「あれが出来ていません。」「あれが問題です。」

の指摘に、とっさに言い訳したり逆切れしたりするエネルギーを
精神の成長痛を乗り越えるために使おうとしているだけでしょう。
「現時点では出来ない」ということを認める力が無い人は、
その分の成長チャンスを捨てているに等しいので、
とてももったいないと思いますわ。
時に、出来ないのに

「出来る!」
「やったことがある!」
「知っている!」

と嘘も平氣でつくのが
認められない人の特徴です。
例えば何かを教えている時にそういう嘘に遭遇すると、
非常に困惑するものです。

だって、人に教えるレベルの人間にとっては
相手の現状スキルは一目で分かるのですから。


なのに「出来る!」「やったことがある!」「知っている!」
と言われては、何も踏み込んで教えられませんしね。
それより

「出来ません。どうやったら出来ますか?」
「過去にやったことがありません。」
「知りませんでしたし、難しいので教えてほしい。」

なんて姿勢の方に最優先でエネルギーを注ぎたくなりますでしょ。

一時の見栄は、そうやってチャンスを失い、
人としての格の評価も削られていくものです。
この例の場合、「出来ない」の指摘を受けるのを
欠点直視と感じているのでしょう。


そして、何かについて

「出来る」「出来ない」

の自己申告を迫られた時に、痛みを覚悟して

「出来ません」「やったことがありません」
「知りません」「分かりません」

と言えるか、一過性の心の充足のために嘘をつくのか。
欠点直視の能力は、その後の人生を変えますわ。


刹那の皮膚感覚のようなうつろなものを優先して、
運氣価格的に数億円と言いたくなる人生財を路傍に捨てる。

そういう感性は、今この話をしている
2018年の火の氣の年のうちに処分してしまいましょう。
運命の分かれ道は、心の痛みを引き受けられるか、
一過性の逃げを打つか。


たったそれだけの違いです。

土の氣には、その感性が深く入り込みますわ。
そういう運氣の寄生虫は、徹底退治しましょうね。
運氣の寄生虫が運氣地盤の土の氣に入るなんて
イヤ過ぎますね。

氣をつけましょう。


すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
の人となりが出る。生き方が出る。
文章や踊りに関して、そう言われるのを聞いたことがありませんか?

ワタクシ、文章にも踊りにもいろんな方の生き方を見てきたなと
思っています。


特に文章以上に踊りというものは評価に晒されるので、
余計にその人が出ますわ。


導する人間は、その人の踊りを磨き上げるのが仕事ですが、
いろんな先生方から聞いてきたエピソードの中には、
指導された生徒たちのこんな反応がありましてよ。


「あ~あ~あ~!もう!!」

「頭真っ白で余裕無い」

「言われた通りやりましたけど?」

「パパにも叱られたことないのに!」

「別にスキルアップは望んでない。楽しくやれればいいの。
 うるさいなぁ!」


れも、自我を何とか守ろうとしてるのでしょう。

踊りは容赦なく欠点を指摘されます。

実は上達スピードは練習量や練習歴以上に、

 欠点直視出来るかどうか

が鍵を握りますし、応用力があればその欠点直視姿勢の範囲を広げて
他分野でも成長力を発揮させていくことが可能になりますのよ。


分の欠点を直視出来ずにスルーして生きるのが基本姿勢の人は、
20年のキャリアを積んでいても素人同然だったりします。

そして他の上位スキルな同期や後輩たちを

「環境が良いから」
「先生に可愛がられているから」
「あんなに熱心にやっても意味が無いのに(笑)」

ということにして自分の正当化を図りますが、
そんなことしても自分のスキルアップにはなりませんわね。


分の成長の最大の障害は、メンタルです。

誰かに出来ることは自分にも出来ること。
誰かが環境や条件に恵まれていたら、それを埋める分の努力をすれば
普通に肩を並べられること。

取り組んでいること全て「別にそんなに頑張らなくても良いこと」なんて
人生にひとつも無いと覚悟を決めて全力で取り組むと、
多方面で思わぬ能力の伸びを確認できるものです。


まずは欠点直視から逃げない。
頑張りましょう♪

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