オルゴナイトとは その3
開運の極意!裏話
オルゴナイトとは その3
オルゴナイトについての風水相談に回答しましたら
関心のある方が少なくないようでした。
現時点のオルゴナイトの情報、及びその情報内容の開運学的見方を
改めてお話ししてみようと思います。
氣分的には非常に消極的です。
知りたい方には確実に有益と思うからこそ話すことですが、
信仰レベルで大切にオルゴナイトのことを思っておられる方には
心地よい話にはなり得ませんので。
何せ、オルゴナイトに関しては
あくまで現時点ではありますが、非常に疑問を持っていますのよ。
『オルゴナイトとは その2』
『オルゴナイトとは その1』
『オルゴナイトとは その1』『その2』同様に、 オルゴナイトの否定要素を受け入れられない精神状態でしたら ここから先はお読みになりませんように。 開運学的な視点から語ります。 「開運学的に、こうである」という内容に反論が発生する意味が分からないので、 反論は一切お受けしていません。
さて、現在のオルゴナイトに関する見過ごせない疑問ポイント。
それは、
A.近くに置いた■■が元氣になったから、良いものである
という主張。
B.うちのオルゴナイトだけが効果ありと主張する業者さんが
多数出現。
C. マイナスイオンを発生させるから良いものであるという主張。
D. 植物が、太陽よりもオルゴナイトを
選んで枝葉を伸ばすという主張。
主にこの4点。
この4点は、オルゴナイトの取り扱いを
Magic Wandsに勧めて来られる方々が
かなりの確率で口にされることです。
まず、疑問点「A」について。 ■■の中には、植物や病人といったものが入ると考えて下さい。 植物や病人が元氣になるのは良いことです。 ただし、まともな手段であれば。。ですわよ。
あまり良い例えではありませんし、
あくまで可能性のひとつとして申し上げるだけで、
オルゴナイトがそうであるとは断じません。
なので、そのおつもりで聞いて下さいね。
元氣にするだけでいいなら、
人はドラッグで超人的な能力を発揮したりします。
黒魔術で理想状態を出すことも可能です。
良いエネルギーが発生 → 良い結果になった は普通の流れなのですわ。 でも、 良い結果がある → それは良いエネルギーが発生した証明 にはなり得ないんですのよ。 逆、必ずしも真ならず。
言いたいことが伝わるかどうか分かりませんけれど、 別のもう少しは穏やかな例を考えてみましょうか。 舞台の主役になるべく、コツコツ努力していた俳優さんが その演技力を買われてとうとう主役になった。 これは努力が実を結んだ!という話です。 コツコツ努力 → 主役獲得 という順番での流れだからですわ。
でも、「ある俳優さんが舞台の主役になった。」 という結果情報だけしかない状態ですと、 必ずしも努力が実を結んだ話になるとは限りません。 確かに努力が実を結んだ可能性もあります。 けれど、 ● 単に配役を決める人と親しかったのかもしれません。 ● 年功序列事情だったのかもしれません。 ● ライバルを蹴落としたのかもしれません。 ● その他の裏事情があったのかもしれません。 こんなに「努力の結果」以外の可能性が出てくるんですのよ。
このように、良い結論は良い過程の段階からセットで さらに過程→結果の流れが見えてはじめて 「良いもの」として確立します。 良い結論だけの存在しか確認できないのであれば そこに行きつくまでのことは「良い過程」「悪い過程」の どちらの可能性も否定できず、つまりは 「良い結論」→「良い過程の証明」にはなり得ないのですわ。
こうしたことから、■■が元氣になるという現象は そこだけ切り取れば非常に望ましいことです。 けれどその現象は「オルゴナイトが良いエネルギーである」 という証明には至りません。 良いエネルギーか否かの判断のためには、 他の要素を複合的に考えてもみるべきでしょうね。 つまり、材質の組み合わせはどうなのかとか、 成立過程や歴史はどうなのかとか、 そういうことを含んだ様々なことです。
良い結果があって、そこに材質上や成立過程や その他もろもろに問題が見られなければ、 それは初めて良いエネルギーと言えます。 オルゴナイトは、そこまで検証された意見が まだ無いと思われます。
それどころか、成立過程において 説明表現をはばかるものもあるわけです。 少なくともワタクシは説明をはばかります。 カフェなどで普通にニコニコ話せる内容ではない。
また、いろんな業者さんが「うちのオルゴナイトだけが効果がある」と
おっしゃるのを聞きますのよ。
疑問点「B」です。
曰く
「特殊なマントラを唱えて製作している」
「水晶にご祈祷を。。」
「金属に特殊なことを。。」
「樹脂に。。」
いろいろ独自の工夫を凝らされているようですが。
工夫を凝らされるのは良いことなのでしょうけれど、 「だから、うちのだけが効果がある。他店のは効果が無い。」 ことにはならないでしょう。 他店のものがインチキだと明確なものが無ければ 「うちのものだけしか効果がない」とは言えませんでしょ。
「うちのはよそより効果が強い。工夫しているからね。」 ではなく、 「うちのだけが効果がある。よそのものには効果が無い。」 という尖った表現で、専門業者さん同士が 火花を散らすことになっているのですが。 少なくとも「よそのものには効果が無い」と言ってしまえる 理由はどこにあるのか。
そして当たり前かもしれませんけど、どの業者さんも ウィルヘルム・ライヒ博士 の名前を出して説明をなさっているのですが。。
ウィルヘルム・ライヒ博士は神秘のマントラも唱えず、 水晶も入れず、祈祷も無しで 金属板と木くずからオルゴンボックスを作っていたはず。 工夫無しのオルゴナイトが「効果なし」なら、 博士のオルゴンボックスも「効果なし」のはずでは? 業者さん方が自らそういう主張をしていることになりませんこと?
業者さん曰くの「うちのものだけが効果あり」の根拠になっている
それぞれの独自工夫とは無縁の博士です。
博士の業績は、ここで全否定されていることになります。
すると、こんな話になりませんか?
効果が無かったオルゴンボックスは、役に立たないどころか
ネガティブエネルギーまで出していたシロモノだけれど、
そんな不毛アイテムの研究が続けられた結果、
世界で私(業者さん)だけが真のエネルギー発生を成功させた!
いやま、そんな可能性(その方だけが成功させた)が
絶対にあり得ないとは言いませんが。。
疑問点「C」の、「マイナスイオンが出ているから良い」という説明ですが、 良いとは限らないとワタクシは思っています。 これも上でワタクシがしている主張と同種。 マイナスイオンが「どう発生したか」が大事と考えるからですわ。
よく言われる、滝の近くで大量に発生するとされるマイナスイオンは 開運学的に正解です。 自然が生み出すマイナスイオンだからですのよ。 自然の循環の中に存在するかどうかは、運氣的に重視されます。
人工的に作られたマイナスイオンは、運氣的に曖昧な位置づけ。 自然な循環の中に発生したものではないのは確かです。 また、マイナスイオンを発生させているという根拠になるのが マイナスイオン測定器なのですけれど、 これについては面白い説明があります。 ご興味のある方はリンク先をどうぞ。
そこではマイナスイオン発生器とは、工業用の「除電器」と同じものであり、 空氣中にマイナスの高電圧をかけて空気中の氣体をイオン化するもの。 原理は空氣中に大体3kV以上の高電圧をかけると空氣が分解する 「コロナ放電」といわれるもので、コピー機の出口の紙の除電も この原理で行われている。 とあります。
更に、マイナスイオン発生器で「マイナスイオン」が 発生することは確かだけれど、 マイナスに帯電するので静電氣を発生させる要因になるとのこと。 静電氣は体に良いものでは無いと聞いたような氣がしますが。。 まぁ少なくとも「マイナスイオンが検出される」=「良いもの証明」 にはなり得ないわけです。
ただし、オルゴナイト=マイナスイオン発生器(工業用除電器) ではありません。 自然物では無いというだけ。
マイナスイオンがオルゴナイトから検出されているとしても、 良いもの証明にはなりません。 開運学的には、マイナス・ネガティブ要素ですわ。 完全に人工発生と言えないものがあるなら、 その分だけ軽減されます。 思わぬ自然発生のマイナスイオンなら、 プラス要素に転じます。
疑問点「D」。 植物が太陽よりもオルゴナイトを選んで枝葉を伸ばす。 この太陽否定という生物の摂理に反したエピソードは、 開運学ではかなり強いNGものでしてよ。
え~とですね、もう少しディープに行きましょうか。
世界の自然信仰で太陽を神様としていますように、
太陽とは神様的存在であり、地上に最も強い影響を与えている
絶対的なものです。
植物が太陽に背を向けて、オルゴナイトに枝葉を伸ばすというなら、
オルゴナイトは
「神様に背を向けるようにと、地上の生物に差し向けるもの」
ということになりますが。。
それは、堕天をそそのかす存在 ということになりはしませんか? でまた、堕天というキーワードから ひとつひとつのオルゴナイトエピソードを検証していくと 性への傾倒その他、合致するものが多過ぎて困ります。 ほんと、大丈夫なのかしら?と悩むくらいに。
以上が、現時点で公開されている情報に対するワタクシの疑問です。 よって、これらの情報に対しては全否定の立場ですわ。 また、これらの情報のみでしたら風水的にもNGとしか 言いようがないのです。
今のところ、慎重に考えるのが正解とした方が
良さそうですね。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
原点が健康グッズで、それが発展してお守りになる。 それは、正しく発展したものであれば「あること」と思います。 が、現在見かける情報からは、 「正しく発展した」 ことを確認するには何もかも不足していると考えますわ。 水晶が封印されるに至った事情が 発明家とサイキックという一組の夫婦の主観ではない 何か別の根拠があるかどうかは興味深いところです。 また、エネルギーが出ているとして それが無理なく良い環境下で発生したものと 判断できるものが出てくれば、可能性が開けるのかもしれません。 現在の情報ですと、風水的にはネガティブな要素があまりにも多く、 ですのでそれを凌駕する強さの吉パワーの発生を確認できなければ 皆様におすすめは出来ないのです。 ですが、オルゴナイトという枠組みを超えて、 せめて樹脂と天然石の組み合わせで、運氣的に吉バランスを持ったものが 出来ないかどうかの実験は続けていきたいと思いますわ。 このオルゴナイトのお話を脱稿したタイミングで、 つかささんよりメールを頂きました。 オルゴナイトについての風水相談のページにはすでに追記していますが、 改めてこちらにもワタクシの回答含め下に転載しておきます。 このテーマ、これ以上引っ張るのはやめましょう。(笑) 『オルゴナイトとは その2』 『オルゴナイトとは その1』
フェムトより 回答 すごく大事にお付き合いされているオルゴナイトに関して 良いことを言えなくてごめんなさいね。 ただワタクシ、オルゴナイトの 「現時点で公開されている情報」に非常に否定的なのであって、 オルゴナイト自体は何とかならないものか。。と 可能性を完全には捨てずにおります。 このメールを拝読したタイミングで、ちょうどオルゴナイトの裏話の 原稿を書き上げたところです。 そのうち公開される予定にはなっているはずですので、 そちらも併せてお読み下されば、ワタクシの考えを よりご理解頂けるかもしれません。 が、よりご不快になられる可能性もあります。 つかささんのおっしゃる内容も、 そこそこ含まれるものになっていましたので。 あくまでワタクシの疑問であり、否定であり、 そういうものがあるうちは皆さまにはおすすめできないもの というポジションに置くことになります。 また、反論ではないという姿勢でお話し頂けているようですので お受けして少し補足的に語ってみようかと思います。 ボージーストーンで 「風水理論上は化石はアウトだけどこの子からはすごいパワーを感じる」 とワタクシが申し上げたのは、言葉足らずで申し訳なかったのですが スピリチュアルな判定部分はワタクシは理論要素やデータの集積の上で 最終的なものとして加えることがほとんど。。 化石=アウト 物理的な引き寄せ合いの力=すごいパワーで吉 です。 石同士が物理的に磁石のように引き合うので、 その点を「化石」の死の氣を凌駕する生の氣と 判断せざるを得ないのです。 それから、最近では専門的な話も割と加えるようにしていますが、 過去の内容は、可能な限り専門的な説明が難解なので スピリチュアルな説明が良いというリクエストが多く、 それにお応えするような傾向にあったことを懐かしく思い出しました。 ワタクシもスピリチュアルなものは大事にします。非常に大事にします。 が、主観に振り回されるリスクのある部分では慎重です。 あくまでバランス。 そして今では、もう難解になってもある程度は専門的な説明に 頑張ってついてきて下さい♪的姿勢になっていまして、 そこに答え合わせ的にスピリチュアル判断を入れていますわね。 さて、つかささんがおっしゃる「きちんと作られた」オルゴナイトを ワタクシは拝見したことがなく、その点は何とも言えません。 新しい情報その他の発見で可能性が広がることを期待するのみです。 「私の経験上、オルゴナイトの中に入った石は 『生き生きし始める』『輝きが増す』『色が濃くなる』 などの変化はありましたが、 嫌がっていることを示すような変化は今までには見当たりませんでした。」 は、お氣持ちは分かりますが主観と考えます。 客観的にも『輝きが増す』『色が濃くなる』状態だったとして、 裏話でも触れていますが、経過と結果をセットで見るべきではないかしらね。 自然な状態で上記現象が起きたのであれば、 良い現象・喜んでいると判断します。 が、一般的に「これを喜ぶ有機物が存在するのか?」環境下における 上記現象は、良い現象・喜んでいる証明にはなり得ない可能性の方が 高いと思っています。 ろうそくの炎が消える寸前に大きくなるのに似た状態かもしれません。 人がドーピングして不自然に強化させられている状態かもしれません。 こうした可能性も否定できないのです。。 良い結果ありきで、アプローチ法を問わないのであれば 一番早く結果を出すのは黒魔術とも言われます。 なので結果を見ただけで、そこに至ったアプローチが 肯定できるものと判断するのは 危険というのがワタクシのスタンスです。 「自宅の倉庫で家庭菜園をされている方が、 植物が日の光が差し込む方ではなく オルゴナイトの方に伸びていく様子。」 は、太陽否定という生物の摂理に反したものであり、 そうしたものはもちろん風水的には否定することになります。 「ちなみに、フェムトさんがおっしゃっていた、 石を入れずに金属たわしのみをレジンで固めるものは、 ライヒ博士が最初に作ったオルゴンボックスと同じ原理ですが、 現在主流となっている石を入れたオルゴナイトとはパワーの質が 基本的に違います。」 違うでしょうね。 ライヒ博士が作ったのは、木くずと金属板で層にした、人が入るサイズの ボックス形状接触型健康グッズですから、何もかも違いますね。 まぁ金属たわしの話は、作って楽しむだけなら。。という提案であって 真面目にパワー検証したものではありませんので、 さらりと流していただければ。(笑) つかささんの本業が研究者で、普段はデータ解析なさっている方なので ワタクシは非常に助かります。 こういうお話がしやすいからですわ。 ワタクシは理論で語るしか出来ず、 何か画期的な客観要素情報が出てくるまで 姿勢を変えることは出来ませんが、 実体験は大事なデータのひとつと思います。 ありがとうございます。 ですが、客観要素の情報をより重視して判断する 頑固姿勢でいなければ、正しい開運措置をお伝えしていく上で 齟齬をきたしますので、その辺りをご了承頂けましたら嬉しいですわ。 帰国なさったら、また是非いらして下さいね☆
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