感性による判断
開運の極意!裏話
感性による判断
よく耳にする「自分の感性を大事にしなさい」。
それはそうです。大事にしなければね!
でも、自分の感性は周囲にとっても大正解であると
押し付けかねない考え方が派生したら残念なことに。。
自分がされてイヤなことはせず、 自分がされて嬉しいことをする。
これは鉄則とは思いますが、基本に過ぎないとも言えます。
「自分が嬉しいことを他人にもすればOK」
は 最終的な答ではなく、そこから更にいろいろ見て考えて 方法を選んでいく必要があるのですわ。 これは、最近よく耳にする「感性による選択」
にも関わることなのかもしれませんわね。
「正しい道は、自分の『心地よい』とする 感性に従って選ぶと間違いない」
とする風潮が目立ってきているように思います。 これは、大まかなところで正解だったりするのですが、 何かを極めていく上ではNGですからね。 なぜって、例えば「自分が嬉しいことが他人にとっても嬉しいとは限らない」
からですわ。
自分にとっての心地よさは、 他人にとっても心地よいとは限りません。 仮に、「何かを大目に見て欲しいな。」と思ったとします。 大目に見て欲しいと考えるのは、相手に妥協を 求めることになりますが、もちろんこれは求めた方にとっては 相手の妥協は「心地よいもの」です。 けれど、妥協する側は心地よいわけありません。 だからこその「妥協」ですから。
もっと極端な例を出してみましょうか。 世の中には、他人の足を引っ張ったり中傷したりするのが 大好きな人がいますでしょ。 その人にとっては、そういうマイナス行為が心地よいと 感性に響くわけです。 これが一般人にとって歓迎出来ないことは 言うまでもありませんわね☆
大雑把な人と細やかな人でも、ポイントは大きくずれるものです。 Aさんが「自分がされても別に氣にならない」ことが Bさんにとっては 「どうしても譲れない」ことになったりもします。 分かりやすい例ばかり挙げましたが、実際にはもっと 小さな部分での修正が常に必要なものなのが 「感性による選択」とワタクシは思います。
生け花を上手に活けたい → 感性に従って活ければ良い。 歌が上手になりたい → 感性に従って歌えば良い。 文学の解釈の仕方が。。 → 感性に従って。。 風水の解釈の仕方。。 → 感性に。。 こういう流れがもたらした弊害の大きいことと言ったら!
自分の感性というものは、 判断のための最初の濾過器くらいなもの。 自分がされてイヤなことは、相手にもしない方が「無難」という 指標になりますわね。 もしかしたらそれは、相手にとっては 全く頓着ないことかもしれないけれど 相手を不快にする可能性は避けられます。
相手が嬉しいかどうかを判断するのに、 「自分がされたら嬉しい」はデータのひとつに過ぎません。 その人の普段の趣味嗜好、考え方、生活環境、 過去の言動からの情報。。 こういったことに「自分だったら?」も加えて 最終的に判断するのが正解に 近づけていく方法なのだと思いますわ。 それは、何かの解釈の必要がある時やなんかにも 必要な作業なのではないかしらね。
自分は好きだから 自分は平氣だから は、本当に指標のひとつですね。 僕は全くお酒を呑めない体質ですが、 会社員時代にはお酒の強い人に 「これは本当においしいお酒だから!」 「このくらいの量は酔わないって!」 「俺の酒が呑めんのか~!」 なんて場面もあったものです。 いや、体質で無理なんですよ。。すべては繋がっていて、 偶然はないのです!
自
分が相手のことを好きだから、相手も自分のことが好きなはず♪ これ、ストーカーはよく言うのだそうですわね。 自分独自の感性が、一般に必ずしも受け入れられないこともある。 そういう考えはいつも意識しておかなければと思います。ワ
タクシは目立つのが好きではありませんが、 目立つことに一切の抵抗の無いシューザン先生には理解出来ないようでした。 ある時、「苦手は克服するものだ」というわけで、 マガジンを通じて皆様にこんな呼びかけをされたことがあります。「フェムトさんにはテレビ出演の話も多いのに、 目立つのがイヤだからって全部断るんですよ! もったいないですよね!どう思われますか?皆さん!」
この時の皆様の反応はとっても素敵♪「本人がイヤがっているものを強制してはダメでしょう」
がほとんどだったのでした。 あの時の皆様の声がなかったら、ワタクシはずっと 「苦手克服」と称されて、いろいろなところに出ていたかもです。 考えると。。。。( ̄▽ ̄;)自
分が平氣なことでも、他人が平氣とは限りません。 自分が氣にしないことでも、他人も氣にしないとは限りません。 いつだって、「どうかな?」といろんな角度からの情報を合わせて 判断していかなければ大暴走してしまうこともありますからね。 感性のみで答を出すのは、かなりリスキーと言えますわ。ち
なみに、Magic Wandsメンバーは シューザン先生が嫌がる企画を立てるのが大好きです。 これは「自分たちがされて平氣だから」ではなく、確信犯です。はい。
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