シールドマスク~和絹~
美しい絹で、身も心も包まれましょう。
日本の絹から生まれたマスクが、あなたを守る♪
日本の絹100%♪
丁寧に丁寧に生糸を織り上げた絹。
絹紡糸ではありません。
絹紡糸は、生糸に向かなかったりした残り繊維をまとめたもの。
絹紡糸100%も「silk100%」と表記されますが、
この布は生糸で出来ています。
絹のことについては、過去にもお話ししていますので、
その時に語ったことをベースに、ちょっと付け加えますわね。
絹糸というのはタンパク質の二層構造。
セリシンという成分、聞いたことありませんかしら?
化粧品の成分にもよく使われるもの。
あのセリシン(タンパク質)が絹糸中心のたんぱく質フィブロインを
包んでいるわけですのよ。
これが二層構造。
このセリシンにはUVカット機能に抗菌作用に抗ウイルスに
抗酸化作用があるというので、この美肌効果を狙って
化粧品に配合されたりしますの。
雑な処理をされた絹は、恐ろしいことに
このセリシンを全部はぎ取ってしまうそうですわよ。
けれど、フィブロインがあるのです。
救う神です。フィブロイン!
絹糸の成分の75%はフィブロインなのですが、これが優秀。
フィブロインにもUVカットや抗菌・抗ウイルス力があるとされ、
更に環境ホルモンなどのガス吸収性もあるとか。
通氣性・浸透性は高いのに、防水力もあり、
その特徴からウイルスが通過しにくいのだそうですわ。
でも、フィブロインとセリシンのタッグバランスが良いものが
理想ではあるのです。
雑処理の絹は、このフィブロインまで削って
やせ細った状態にするのだとか。
絹にもピンからキリまであるので、
絹という看板だけで飛びついちゃダメなものですわね。
ということで、絹にはこだわりたいのですワタクシ。
マスク生活も長くなると、マスクに求めるものは増える一方。
抗ウイルスというだけではなく、通氣性も美容もファッション性も
心地良さも欲しい。
摩擦力の強い素材で作られたマスク着用で、肌荒れに悩む人が
とても増えているのですから、摩擦力も低いものが良い。
息苦しいのはイヤ。でもウイルス素通しも困る。
出来れば、着用することで肌のお手入れにもなると素敵ですものね。
となると、絹はひとつの答えです。
絹のマスク、目についた市販品をどんどん試してみましたのよ。
そんな中で見えてきたのは、絹の質だけではない
構造上の問題。。
絹のマスク、手で触ったら心地よいのに、
そして軽く試着したくらいなら通氣性も良いのに、
本格的に使い始めると、いきなり通氣性に難あり。
さぁなぜなのか。。
それは、絹の心地よさが裏目に出ていたんですのよ。
なめらかしっとりの柔らかい絹。
口回りをふんわり包み込む、その瞬間は良いのですけれど。。
呼吸すれば鼻の中に布が吸い込まれ、
しゃべれば口の中に布が入り込む。
いくら手触りが心地よくても、マスクにしても心地よいかどうかは
全く別の話。
とは言え、この絹自体の柔らかい心地よさはそのままに、
この「あらゆるところに入り込む滑らか過ぎ問題」を解決しないと、
絹マスクの素晴らしさは絵に描いた餅なのです。
という理由で、中心部に縦に芯が入り、
内側も外側も、この芯に縫い付けられているため、
「入り込む」ことも、まぁ無いのではないかしらという
頑丈フォルムが完成しました。
耳の前のマスクのたるみ防止に、散々試行錯誤して
『シールドマスク アダマス』でも採用した
耳前クッションを、このマスクにも使いました。
布マスクは耳前が浮いて隙間が開きやすいのですけれど、
あれでは横からの悪いもの侵入に対応出来ませんからね。
耳前のちょうど耳かけゴムが通るあたりに
光触媒接触冷感布で作られた
小さなクッションとワイヤーが入っていて
頬のラインにフィットしやすいようになっています。
ゴムも、とても耳あたりの柔らかいものを使っていますが、
今回の特徴は、本体の色の同色系のゴムを使っていること。
一体感が出ることで、マスクがアクセサリーまで
格上げされた感さえあります。
長さ調節は、翡翠の場所を調節しながら
結んで下さいね。
そのままゴムを下に垂らして、
ちょっと長いイヤーアクセサリー風につけるのが
最近のワタクシのお氣に入り。
シルクは金の氣。
翡翠も金の氣。
呼吸をする時に、この金の氣が体内に入ります。
絹は、皇室が守ってきた繊維。
翡翠は日本の国石です。
身も心も守る、幸せ金の氣と品格のマスクでしてよ。