宝石ルース

碧海と呼びたくなるような。。
珊瑚礁が美しい海の色に似た、この美しい独特の青味を帯びた石は
モンタナサファイア。

アメリカ・モンタナ州のヨーゴ峡谷から取れた物です。
この青はスティールブルーと呼ばれていますのよ。

産出量が極めて少ない上に、平べったい結晶になりやすいので
このボリュームのルースを切りだせるのは極めて珍しいのです。

珍しい上にパープルからブルーに変化するような
バイカラーグラデーションなこのモンタナサファイアを探し求める
宝飾コレクターや企業は多いのです。

通常、ブルーサファイアにはほとんどの場合
「シルク」と呼ばれる針状のインクルージョンがあるものなのですが、
逆にこのモンタナサファイアはシルクが無いのが特徴。
過去に一点だけシルク入りが存在した・・・みたいなレベルで
基本的に入っていないのだそうですわ。

卸さんが「あまり大きな声では言えませんが。。この子たちはね。。」
という話によれば、映画『ティ●●ニーで朝食を』などで有名な
ブランド企業が仕入れされていた石たちを、横から手を伸ばして
いくつかやっと確保してきたものなのだそうですわ。

さぁ？どこのブランド企業のことか全然見当もつきません♪けど、
この子たちはそこと同じロットの石たちということになりますわね。

金の氣だけでなく、強いグレードアップのエネルギーが
最初から入っているのが伝わって来るエピソードです。