(F-Style) 月蜜










潤いも色素沈着対策も唇の縦ジワ対策も取って、 健康な赤味を取り戻したくて作りました♪
爪や手の甲なんかに擦り込まれても良いですわよ☆
大好評を頂いております、
Magic Wandsオリジナルの化粧品たち。。
ワタクシはいろいろなジャンルで
栄養成分限界配合なものを作ってみたいのですわ♪
そのために完成まで非常に難航します。(笑)
なぜって、単にドカっと入れてしまえば良いのではなくて
その使用感をチェックしながらベストな配合割合を
探していくので何とも氣の遠くなる話なんですのよ。
なので、いろんなものを平衡して開発にあたって 頂くのですけど、妖怪エキス美容液発表から 1年半弱の期間で一番に完成したのが このリップ&ネイルクリームでした。 これに関して、正直に白状しないといけないことが いくつかあるのです。。
【カミングアウト その1】 実は当初、ワタクシが作りたかったのは リップ&ハンドクリーム。 ですが、唇が求めるものと手が求めるものは 違うのですわね。。ということが、 サンプル作成を繰り返すうちに見えてきました。 唇というのは自ら保湿する能力が無いから、 唇の上に保湿被膜を作ってガードするものが適しています。 一方で手は、ある程度自ら保湿させていく能力もある上に、 手がいつまでもクリームでベタベタしているのは、 何の作業をするにもやりにくい。。 すっと皮膚内に浸透するタイプが最適♪ これを一つにまとめようとすると、 中途半端なものにしかならない。。 そんなわけで、リップ用ということに方向を定めて 改めて開発開始! 完成したのがこの子なのです。 ネイルや甘皮には良い感じに使って頂けるので、 リップ&ネイルクリームとしてご紹介することになりました☆
【カミングアウト その2】 リップクリームであれば、チューブタイプのものや スティックタイプのものが使いやすいですし。。 とリクエストしてあったのですが、 その見積もりたるや!!!! ワタクシは不思議です。 この手の容器を使って、どうやって1000円以下のものが 完成し得るのか。。。。( ̄▽ ̄;) 自分が楽な方が使いやすくで好きですから、 何か予算内のものはといくつもの容器製作会社を 当たったのですけれどね。 それこそ中国の企業にもお問い合わせ。 いやまぁ、無かったとは言いませんが 使用に耐えうるのか心配なレベル。 そんな理由で、この容器です。 もうね、中身以外にお金をかける氣が無いのが バレバレな姿をしていますわ。(笑) まぁその辺は、ワタクシが化粧品を作る上で 共通した姿勢なのですけれどね♪ 容器の内側から、 「こう大人しく地味に見えて、私ってばすごいのよ!」 と訴えてくるような化粧品が、 非常に好みでもあります。(笑)
ハンドとリップ兼用という方向性から一つに絞る時に、
どちらを選んでも良かったのに、なぜリップ用にしたのか。
ワタクシ、口紅にしてもリップクリームにしても、
荒れないものに出会ったことが無かったからなんですのよ☆
あらゆるリップクリームを試してみました。
評判の良いものから、マイナーなものまで。
その種類は、ワタクシの人生において
数百種を超えたと思います。
天然材料のみで作るキットにも挑戦したことがありますが、
それでもワタクシの唇は皮がむけてしまうのです。
そういう天然材料のみで作るものや蜜ろう100%のものでも
荒れてしまうのですから、ワタクシは何もつけられないのだと
思ってしまっていました。
でも、先の石鹸や妖怪エキス美容液の 開発の中から生まれた、希望の光が。。 それは、材料配合の割合によって、 不可能が可能になっちゃったりすることもあるということ。 それに、ワタクシが散々試していた頃には遭遇していなかった アルガンオイルという救世主もいるということ。 実際、究極のリップクリームには高配合のアルガンオイル! という結論に達したのです。 当初、ホホバオイルベースに蜜ろうというベーシックな 組み合わせでその配合率だけで最上のものを模索されていた、 開発担当のスキンセーバーTさんは反対されました。 「『アルガンオイルも入ってます』レベルではなく、 『アルガンオイルをベースに』って。。 どんな贅沢なリップクリームになると 思ってるんですか!高くなりますよっっ!」 そうですわよねぇ。。 でもやっぱり、「アルガンオイルを配合」ではなく、 アルガンオイルをベースにしたら。。 ワタクシの唇でもOKかも♪ そんな想いに抗いきれず、散々無理を言って 作って頂きました。 アルガンオイルベースのリップクリーム! もちろん最上級手搾りオイルでしてよ☆
さて、唇というパーツは水の氣です。 そこから出る言葉は木の氣ですから、 水が豊かな唇こそが、言葉を美しく育てることになる というのが風水の考え方。 保湿必須!! また、この水の氣パーツの上に塗るものが金の氣なら、 唇の水の氣によって金の氣が育ち、 そこから出る言葉の木の氣によって、金の氣に勢いがつくと 良いこと尽くし☆ それならハチミツを配合しましょう!! 金の氣の天然エッセンシャルオイルも入れましょう!!
この「香り」も試行錯誤したものです。 食べるものではないものの香りというものは、 唇の上でどうにも違和感を放つのですわ。。 東京のネイリストの友人のりちゃんに相談してみました。 以下、実況。 「リップクリーム作ってるの?すごい!! 楽しみ~~☆ 香りに悩んでる?金の氣のやつ? 柚子でしょ柚子!絶対柚子~~~~!! そして唇自体をキレイにしてくれる美容効果もほしい。 UVカットも氣になるな~。 あ、あとね、口紅キライだから 唇に赤味くれたら良いなぁ!」 東京の青山通りを二人で並んで歩きながら、 怒涛のリクエストをされたのでした。 スキンセーバーTさんの目には、ワタクシはこんな風に 見えているのかもしれないと思いつつ。(笑)
何にしても、柚子は良いではないですか。
早速開発リクエストを出して、
一方で柚子の香りのするリップクリームを
数種集めてみましたの。
出来上がったものは、ほのかにほのかに柚子の香りが。。
するような氣がする。。
いやいやいやいや。
市販品はもっとくっきり柚子の香りがするのです。
その疑問をスキンセーバーTさんにぶつけてみると こんなお返事。 「そりゃあ市販品は天然オイルじゃなくて 香料なんですから。 香りの出方は違いますよ。(笑)」 ・・・・思わぬ伏兵。。 でもでも、もっと香りを際立たせる工夫は無いものかしら?? 探して頂きました。 配合してもフレッシュな柚子の香りを維持するオイル。 もともと柚子のエッセンシャルオイルは珍しくて、 しかも条件に合うものを探して確保というのは そう簡単ではないのですが、やって頂きました♪
そして。。唇を美しくする美容効果を期待したいとなると。。
スキンセーバーTさんに改めてお伝えしたい。 よくもまぁこんなに際限のないワタクシのわがままを、 微笑みを絶やさずにひとつひとつ形にして 下さったことです!!
さぁここから、Tさんの試行錯誤が再スタート。 こんなこと繰り返すから、なかなか完成しないのですけどね☆ 容器のサイドに小さな文字でびっしり記載されている成分を ご覧下さいませ。 アルブチンやヒアルロン酸などなど、一般では美容液に 微量配合して 「●●入り!」 と宣伝してしまうようなスター成分が普通に入っちゃってます。 唇ふっくらを目指して配合されることで最も有名な ダーマキシルも配合☆ フェムト 「唇がぷるぷる、ぴ~んと張った状態が良いので、 たくさん入れて下さいね!」 とお願いして、現在ダーマキシル配合のリップクリームでの 市販物一般配合率の5倍入れて頂きました♪
ただ、ここで悩みどころ発生。 スキンセーバーTさん 「ダーマキシルというのは、5つの成分を合わせたもの。 その成分の一つだけ、天然由来ではありません。 数値になるかならないかというレベルの ごくごくごくごく微量で、肌には何も 問題無いんですけどね。 天然素材100%のリップクリームとは言えないですね。 実際この程度の合成素材配合でしたら、 天然100%と言い切っている企業さんも数多いです。 でもそこ、こだわりますよね?(笑) 100%を選んで配合をやめるか、 100%を諦めて配合するか。」 はい。 悩みどころ発生と上で申し上げましたが、 実際には即答でした。(笑) フェムト 「配合お願いします♪」
ワタクシがこだわるのは、天然素材100%で あることなのではなく、細胞が喜ぶものであること。 細胞が喜ぶものが、ほとんど天然素材のものに多いのであって 天然素材のみが正義と考えているわけではないのですもの。 合成素材使用がどんなに微量でもアウトなら、 防腐対策が脆弱だったり、化粧品には何かと問題が 発生しますからね☆ 安息香酸アルキルだけを抜くということは出来ないそうですし 肌健康ということにかけて、ものすごく厳しい スキンセーバーTさんが 「問題ない」 と判断する微量さですし、そこに氣を取られるよりは、 美容的な要素を高めることを重視しました♪
そもそもダーマキシルも何かと高額なので、
本当に少しだけ配合して「ダーマキシル入り!」と
やっちゃうものらしいのです。
でも。。ねぇ。。
それはドカンと入れて頂かないと!!
唇の縦ジワが改善されるということは、唇の水の氣強化です。
見た目も一氣に若々しくなりますからね♪
UVカット効果は、これこそ一般に 使われるケミカルなものを入れると 唇に良い結果にはならないようですわ。 唇を守りたいがためのUV対策が、 痛めつけては話にならない。 スキンセーバーTさんは、今回の材料の組み合わせだけで UV効果を加えて下さいました☆ もちろん、ケミカルなUVカット用の成分ほどの効果は 見込めません。唇が喜びそうな範囲内の成分たちだけで 抵抗してますわ。(*^.^*) ビタミンいっぱい!というリクエストにも、 応えて下さいました☆
さて、実は大きく時間を取ったのが、唇に赤味を つけることでしたの。 血行を良くするために唐辛子エキスを入れてもらおう と思ったのです。 リクエストを出しつつ、やはり一般商品の唐辛子入りを いくつか購入してみました☆ 実際、ワタクシの収入はこういうものに かなり使われているのですわね。。と、今ここまで お話ししてきて改めてしみじみ。(*^.^*) さぁ。唐辛子エキス入りリップクリームは どんな使用感かしらと試してみましたら。 痒い!!!! こ、これはダメですわ。 と、リクエストを取り消そうとしましたら、 Tさんがおっしゃいました。 「こちらは配合量を抑えれば良いんですよ。 他の成分との関係性なんかもあって、 全然違う使用感配合率が存在しますからね。 一度作ってみましょう。」
送られてきたサンプルは。。。。 痒くない!! ほんのり唇をマッサージしてくれるような 不思議な感覚。 唇が内側からふっくらと持ち上げられて、 生き生きツヤツヤな感じ♪ 肝心の唇の赤味は、自然過ぎて自分では 違いがあまりないと思ったのですけれどね。 一定期間の使用試験中に、朝からこの 月蜜リップクリームをつけていたワタクシ。 母に「口紅落とさないで寝たの?」と聞かれましたので、 それなりに赤味が差しているのかもしれませんわ☆ ワタクシは、パーティー的な場所以外では これで過ごしています。 いえ。。時にパーティー的な場所ですらこれだけ。(笑)
そして、本日まで(2011年4月)3か月くらい 使っていますが、あんなに悩んでいた唇の皮むけが 起きていません♪ ついにワタクシでも安心して使えるリップクリームの誕生! お使いになる分を指に取って唇に塗って下さいね。 指に残った分のクリームは、 そのまま爪や手の甲なんかに擦り込まれると良いですわよ☆(文責)フェムト
月蜜は
スティックタイプへと進化しました!!
そして容量が10gから4gになったので、
価格もお安くなりました。
メリットは先ず使いやすい!!
唇に直接塗れるので、
指に取るという一手間が省けるので、
より日常に落とし込みやすくなりました。
さらに短期間で使い切りやすく、
空氣に触れにくいので鮮度も保ちやすい!!
しかもスティック用の硬度にする為に
水分量を減らしているので、
純粋に40%という訳ではありません。
容器代や充填の諸経費も含めると、
実質的には大幅値下げの超お買い得進化版です。
成分についても常に更なる進化を求めて研究中です!
「より、ふっくらと!より、唇をしっかり保湿する!」
そんなリップクリームをアップグレードしていきますので
使用感などがその進化の過程で少し変わってしまう場合もありますが
お付き合いいただけましたら幸いです。
フェムトさんが
【カミングアウト その2】
で語っているように
リップはスティックタイプにするだけで
コストが爆上がりするんですよね。
これも10年以上の長きに渡って
多くの方に愛していただいているからこそ実現した奇跡!!
発売当初には出来なかったことですが、
皆様に育てていただきました!!
どうぞ進化した月蜜も末永く愛してくださいね。
お客様よりいただいたコメント1/12
なしこさん月蜜さんは時間があれば、こまこまと唇に塗っております。 唇の皮剥けもなく、何となく色味も善くなってきたような… 一本使い終わる頃には縦皺も薄くなっていたら良いなぁと思っています。

福田シューザン福田シューザンの携わったアイテム
株式会社Magic Wands代表。かつて人生を諦めかけたところから改名、開運して現在に至る。カブトムシが大好き。4月27日生まれ。