化粧水に使われがちな成分「BG」のこと
開運の極意!裏話
化粧水に使われがちな成分「BG」のこと
Rose Dewが完成してから10年くらい経過したのではないかしら。
先日、皮膚専門医が絶賛していた化粧水の成分を調べてみると、
「それ、表面だけヌルヌルにして錯覚させるものじゃないですか!」
なシロモノだったので、改めて語りたくなりました。成分の話。
そう言えばその皮膚専門医の肌は、言うと申し訳ないのですが
年齢の割に乾燥毛穴とたるみが目立っていましたわね。
その皮膚科医が絶賛していた化粧水の成分表の上位に。。 もっとはっきり言いますと、3番目くらいに載っていました。 BGの二文字。 そんな位置にあれば、BGを主力に使っているということ。
BGは、作り手の救世主成分だとワタクシは思っています。 なぜなら、非常に安価にヌルヌル演出してくれるからですわ。 水・グリセリン・BGの3本柱で残りの成分を微量化させるなら、 化粧水1本あたりの内容コスト数十円というところでしょう。 容器の方が高い。
けれど、「翌朝の肌触りが違う」という触れ込みで、 微量化させた看板成分がもたらした恩恵かのように言えば 高い値段で流通させることに成功もする。 この風潮、何とかならないかしらと思います。
BG高配合化粧水の使用を続けて 明らかに同世代よりも肌年齢が若いという方、 どのくらいいらっしゃるのでしょう? ワタクシが聞いたBGの性質ですと、 大量使用化粧水は逆に老化させると考えているのですけれどね。
「成分表見るの面倒くさい! 書いてある名前なんか分からない! だって化粧品のプロでも科学者でも無いんだもの!!」 とワタクシにキレたのは、ワタクシの友人です。笑 まぁ、氣持ちは分かります。。
なので、成分表の上の方にBGだのPGだの載っているものは 避けるということだけ覚えておきましょう!と伝えました。 アルファベット二文字くらいなら覚えられるはず。 さ~てこのBGだのPGだのの正体とは何か。。
合成界面活性剤です。 植物などからエキス・有効成分を取り出す溶剤に使われます。 この場合、エキスの防腐作用もあるので良いと思うのです。 使用量もごく微量ですのでね。
でも、成分表上位に来るってどうですか? 改めて見てみて下さい。 「溶剤」なのですわよ。 肌に溶剤つけてるんです。
ちなみに合成洗剤は別名何と言うかご存じですか? 「合成界面活性剤」です。 あら、BGと同じ名称じゃありませんか! まぁ仲良しさん♪ と言うか、同じ存在じゃ~ないですか。
BG主力成分の基礎化粧品は、洗剤パック状態とはまた なんということでしょう。 大昔、夏休みの自由研究でキッチン洗剤の肌を溶かす力を 観察研究していた小学生のデータを思い出してしまいます。
母親が洗い物で手荒れすると言うので、 数種のキッチン洗剤の原液に指先の角質の厚いところを 爪切りで切って入れて経過観察したという研究。 ワタクシも小学生でしたが、非常に興味深く読みました。 数時間でかなり溶かしていましたわよ。角質を。
油分と水分を混合する成分ですからね。 化粧水の水分と肌の油分と、後から加えられるクリームなどの油分と そしておそらくは肌の表皮が溶けて均された状態を 一晩かけて作られているとしたら、それは 「翌朝の手触りが違います」 でしょうね。 手触りは良くても、実際の肌は良くない状態。
合成界面活性剤は、水分と油分を混ぜてくれるから キッチン洗剤となり得ます。 油汚れを落としますからね。 ピーリングという美容法もありますけれど、 日常的に界面活性剤を肌に大量に塗って、 それを長年使い続けて良いものとは 思えませんのよ。どうしても。
成分表にキッチン洗剤と書いてあったら避けるでしょう? BGとかPGって書いてあると「翌朝の手触りが違う」と 喜ぶように仕向けられている現状は、おかしなことですわ。
と、散々脅しましたが「洗剤塗ってる感じではないのよね」 と思われませんでした? そう。上で語ったのは原液の場合です。 肌が目に見えてダメージ受けない程度には薄めたものが 入っていると考えて下さい。 こういうBG主力化粧品での成分表トップの 「水」が効いてきますわね。
良い化粧品の成分表の「水」は、素材に含まれる水分がメイン。 ですが、BG主力化粧品はBGを薄めるために「水を追加する」 わけで、化粧品における水の立ち位置が全然違いますわ。
ここでまたキッチン洗剤を思い出して頂きたいのですけれど、 キッチン洗剤が肌に悪さをしない程度に薄めると仮定して、 化粧品に使われている「水」の割合ってすごいことになりませんか? 逆に、水に比べればBGの量を抑えるしか無くなります。 では!! BGより「下位に表示されている有効成分」の量って どれだけ下げなければいけませんか?
ドラム缶一杯の水に、耳かき一杯の有効成分みたいな話に なってくるじゃないですか。 精製水500mlが100円程度で市販されています。 グリセリンは500mlで600円から1000円未満。
精製水とグリセリンだけの化粧水100ml作ろうと思えば 上記市販素材を使っても 精製水90ml・グリセリン10ml=18円・12円=30円ですわね。
精製水とグリセリンだけの化粧水ではなく、 安価代表BGを、肌ダメージが無い程度に加えて、 有効成分をそれ以下の量加えて。。 上の例の化粧水から水の量もグリセリンの量も減らして 割り振らないといけません。
では、精製水85mlでグリセリン8mlくらいにして、 BGが成分表の3番目に記載されているなら 100-(85+8)=7で7ml未満。 まぁ、全体の7%も合成界面活性剤が配合されていると かなりヤバいので、もっと微量にしたとして4mlとしましょう。
BG以下に記載されている有効成分は、それ以下の量です。 残りの3ml枠で分け合っていますわね。
原価50円超えが難しい成分構成ですわ。 BGが成分表上位に記載されているということはそういうこと。 キッチン洗剤を塗らせるものになるか、 激安原価にならざるを得ません。
良いものが激安原価な上に適正価格なら大歓迎なんですけど、 とんでもないシロモノが、激安原価でめちゃくちゃな利益率で売られています。 それはね。。 Magic Wandsの基礎化粧品を 「うちで売ったら20万円は超える」と某大手メーカーの社員さんに言われたのも納得ですわ。
BG主力にしない基礎化粧品は、材料費が高いので 価格は高めです。 でもね、ワタクシから見ればBG主力使用な化粧品の 価格が原価を考えるとあり得ないくらい高額ですわ。 しかもネガティブ方向に持って行かれるなら、 何のための基礎化粧品なのか。
錯覚化粧品なら、仮に1円でも高額が過ぎます。 細胞、大事にして下さいね。 細胞を大事にすることが日々のパフォーマンスを上げ、 つまりは開運に繋がっていくのですから。
お客様から、植物由来のBGもあるらしいけど。。 というご相談を頂きました。 まさに、Magic Wandsの化粧品で 成分抽出のために最小限使用しているのが その植物由来BGです。
ですが、BG=界面活性剤には違いがありません。 食器用洗剤にも、天然由来成分とかありますでしょう? 同じことです。 植物由来の方が肌には「優しい」わけで 肌に「良い」わけじゃありません。 あくまでBGは、やむにやまれず仕方なく最小限に使うものであって、 率先して使用感を錯覚&コスト削減という企業側の都合で詐欺のように 使用して良い成分ではないというのがワタクシの見解ですわ。
洗剤化粧水に洗剤乳液に洗剤美容液に洗剤クリームに洗剤パック。
こういう表現にすると恐ろしいですけれど、現実こうなんですもんね。
良い成分を選ぶべきですね。細胞のために。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
基礎化粧品は、細胞を喜ばせるためにあると ワタクシは思います。 正しく保湿して、肌状態をプラスに維持する。 決して「翌朝の手触り」なんてもので錯覚させられて、 細胞を痛めつけるものであってはならないでしょう。 正しい化粧品が、正しい流通価格で扱われ、 その原価に見合う価格が一般感覚になっていかないと、 世間に良い化粧品が生まれにくいと心配しているのです。 良い化粧品が切磋琢磨して、基礎化粧品の技術やレベルが どんどん向上していくことを切に願います。 最近、フラメンコ仲間が「ずっと聞いてみたかった」と年齢を聞いてきて 答えたら非常に驚かれました。 長年、ワタクシの外見と息子たちの年齢が合わない。。と悩んでおられたそうです。 結果、その場にいらした方々に「美魔女」の称号を頂きました。 ありがたい。光栄なことです。 ただワタクシ、本音を言いますと美魔女という表現より「妖怪」の方が好きです♪
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