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呪文
開運の極意!裏話

呪文

前回、言霊のパワーや影響力について語りました。 けれどこれが呪文化してしまうと、 良くも悪くもパワーダウンしますのよ。
呪文がパワーダウン??


びっくりなさる方、多いかもしれませんわね。

魔法の呪文は、特別にパワフルな印象なのですから。
魔法の呪文用に組まれた言葉は、
また別の方向性からパワーを持つことになります。


何と言いますか、言葉そのものの力は落ちていくものなんですのよ。
想像してみて下さい。


「いつも、本当にありがとうございますっ!」

と、まっすぐに目を見て強く言われるのと

「ありがとうありがとう。感謝感謝。」

とお決まりワード的にぬるく言われるのとの差。
呪文化というのは、このお決まりワードな位置づけになるということ。


何でも言えば言霊パワーがフルに発揮されるわけではありませんわ。
呪文化すれば、弱まります。
マイナス言霊でもそう。

ここでそのものずばりを言いたくないので、
皆さまでそれぞれ想像して、↓の●の中にマイナス言霊を
当てはめてみて下さい。
「●●!」

「はいはい。●●。●●。もう●●。」
同じ「●●」が並んでいても、
心に来るものが大きく違いますでしょう?


それが言霊のパワーの差。


そして呪文化した時のパワーダウンの様子です。
この呪文化には、単なるパワーダウン以外の
残念な要素がありますのよ。


それは、その人が使う呪文化した言葉への
信頼そのもののダウンです。
何をしてあげても。


「あぁ。ありがとうありがとう。感謝感謝。」


と言っていたらどうなるか。
「この人の『感謝』の言葉は薄っぺらい!
 あんなの、感謝していないからこそ言えることだ。」


と、なっていく可能性大。
開運学を勉強なさっている方なんかは


「自分の『感謝』言霊の恩恵を狙っているだけで、
 相手への想いなんか皆無だよね。」


と解釈されたりするかも。
基本的には、呪文化したとしても
プラス言霊は口にした方がまし。


とは言え、呪文化の一定レベルを超えると次の段階に進んで
せっかくのプラス言霊が、言われるだけでイライラされかねない
そんなことにもなり得るのですわ。
そもそも、「ありがとう」は「有難い」なわけです。


簡単に有ることではない、有り難いことをやってもらった
という最上感謝。
これが「ありがとう」という5文字呪文化によって
日常に使われているのが現状。


「ちょっとそこの醤油取って!」「はい。」「ありがとう。」


ですわよ。
誰も、ちょっと離れたところにある醤油を取ってもらうことが

「そうそう有難い」

とは思っていませんでしょ。


でも最上感謝語を呪文化して使っているのですわ。
けれど、


「誠に有難きこと。この御恩は終生忘れず。。」


なシチュエーション以外に使えないとなると、
これもまた不便ですわね。
なので上手く呪文化して用途を広げて使っている
日本人の知恵。


こんな呪文化もあるわけです。
ただ、一般の個人が呪文化することには
こんな「ありがとう」に見られる大義名分はありません。


そこには利己や見栄といったものがつきまとうことすらあります。

特に、一般に重い意味で使われる言葉を呪文化するのは悪手。
壮大な感謝表現、深い愛情表現、自戒の言葉などなど
多用して呪文化してしまうと、その先にあるのは
信頼感の喪失という可能性はとても高いのです。
また、呪文化すればパワーダウンするからと
マイナス言霊の呪文化をすることには意味がありませんわよ。


呪文化するほど口にすることがマイナス。

そして呪文化したところでパワーゼロにはなりませんからね。
壮大な言霊の呪文化は、自分の中の言霊を弱体化させること。

軽薄なものしか残らないなら、誰も尊重してくれませんよね。



すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
文化の悪影響は自分にも及びます。


本来は重い壮大な言葉であっても、自分にとっては軽いものに
いつの間にか変化してしまったり。


例えば「感謝」という言葉が「はいはい。感謝感謝。」のニュアンスになって、
その言葉を自分が聞かされる側になっても、同じ程度のニュアンスのまま
心に入って来ることになります。

まるで相手が感謝していないかのように。



葉の重さニュアンスの価値観が周囲と大きく違ってしまうと
コミュニケーションを取っていく上で周囲とずれます。


「なんで周囲と上手くやれないんだろう」


と悩む原因になっているのが、この重い言霊の呪文化だったりすることもありますわ。

ただ口にすれば良いんでしょ?の意識で言葉を使うのは要注意ですわね。

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