温故知新の大切さ その2
開運の極意!裏話
温故知新の大切さ その2
「温故知新」という言葉、学生時代に教わりはしますが、
その重要さを知る機会って少ないように思います。
開運生活では、この温故知新は大事な柱となる
考え方のひとつでしてよ☆
その1はこちら
前にもお話ししましたように、日本が仕事・研究成果や 発展などの面で世界をリードしてきたのは、 欧米のように 「仕事は神から与えられた罰である」 とは考えないからなのですが。 (参考:『日本人の労働観 その1』)
個人主義に特化して、時間は全て自分のために使う! という考え方が当たり前になると、 傍を楽に=働く の概念はかなり薄くなります。 自動的に「仕事はいやいややる(罰みたいなもの)」 な姿勢が定着してしまいますわね。
日本を発展させてきた、柱とも言える考え方を捨てて、 安易に個人主義に走って、日本経済を弱体化させるなんてね。。 日本に持ち込まれた、外来魚のブラックバスやブルーギルは 先住の生き物をどんどん駆逐していってしまいました。 それはもう、取り返しがつかないほどに。
特定外来種に指定されて、駆除対象です。 ブラックバスやブルーギルの方では 「差別だ!」 と騒ぎたいところかもしれませんが、 これは本来の環境を取り戻すための区別。 穏やかな環境を破壊する存在は、駆除するしかありません。
とにかく、今目の前にある
何か革新的なものや考え方が、
例えば他の魚に擬態したブルーギル
みたいなものじゃないかどうか、よく見極める必要がありますわ。
温故をせず、知新にばかり走ると、 周囲をブルーギルで埋め尽くしてしまうような ひどい環境になりかねません。 ブルーギルは良い教訓です。
ちなみに、日本にブルーギルを持ち込んだのは今上天皇で、
今上天皇のせいだ~!的な意見をたまに耳にします。
でもね、実際は。。
●アメリカ・シカゴ市長が今上天皇(当時は皇太子)に
ブルーギルを15匹プレゼント。
●新しい食料になるかもしれないと日本に持ち帰り、
水産庁淡水区水産研究所に寄贈。
●水産庁淡水区水産研究所が、食用研究対象にする。
●水産庁淡水区水産研究所がしばらく研究して、放流してしまった。
今上天皇は、プレゼントされたものが食料になるかもしれないから 「調べてみてね」と日本に持ち帰られて研究機関に寄贈されただけ。 今回のテーマである「新しいものに後先考えずに飛びついた」 という状況でもないですわね。 そして、放流したのは寄贈先の水産庁淡水区水産研究所。 これで今上天皇のせいだと言うのは、いちゃもんとしか言いようがないと ワタクシは思いますわよ。
養殖実験などもしていたようなのですから、その繁殖力も捕食力も、 しっかり研究データがあったはず。 強烈な存在を放流すれば、生態系にどう影響するか 分かりそうなものなのに放流した研究所に 責任はあるのではないかしらね。
閑話休題。 ブルーギルの例にならって、(温故) 今後は生態系や環境に悪影響を与える何かは駆除。(知新) それも、徹底駆除しなければいけませんわね。本当に。
表面的なものだけ観察して、深いところを見ようとせず、 もしくは自分の利害に影響するなんていうところからの判断で 「受け入れて良し」 とした存在や考え方が水面下で牙をむき、 仮に完全に駆除出来たとしても そういうものが残した傷跡まで消すことは出来ないものです。
壊された生態系、破綻した家族、 弱められた勤労意欲、薄められた周囲への思いやり。 海外から持ち込まれたお陰で発展したものも多いけれど、 取捨選択しないと、こんな風に取り返しのつかない事態も 発生しますわ。 その取捨選択の判断基準になり、柱にもなるのが 温故知新の考え方だと思いますのよ。
開運していく上で、失ってはいけないものどころか
失わないのが当たり前なことはいくつかあります。
家族の絆は、そのベースにもなりますからね!
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
新しいものにすぐに飛びつくと、 それは誰かが臨床データを取るために仕掛けたものだったり。。 それどころか、誰かが対象者を貶めようとする罠だったり。。 そんな風に、マイナスの要素が潜んでいることもあります。 誰かが臨床データになってくれるからこその 発展という一面もありますけれどね。 でも、理解して覚悟あっての臨床データ志願と、 考え無しのそれとでは違いますでしょ。 まして、貶めようとする悪意だったとするなら 乗ってはいけません。 耳に心地よく響く言葉に、毒を紛れ込ませた状態で 伝えられることに慎重になるべきだと強く思いますのよ。 「合理性」「平和」「平等」「皆で仲良く」 こうした言葉が奪っていったもののことを考えてみて下さいね。 なかなかブルーギルしてますから。 先人の知恵、先人の戒め、先人の反省。 ここに照らし合わせた上で、ものごとの取捨選択していく姿勢は 決して忘れてはいけないものですわ。
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