豆まき
開運の極意!裏話
豆まき
節分のお馴染み儀式。
『豆まき』
シンプルだからこそ、案外きちんと伝える必要性がある。。
と、先日しみじみ思う出来事がありましたので、
改めて豆まきについて語りますわ☆
追儺。。ですわね。豆まきと言えば。 いえ、追儺(鬼を追い払う儀式)にはいろんな方法があります。 豆まきはそのうちの一つということですわ☆
災厄・穢れ・病苦などの象徴としての鬼を 自分の環境から追放するものですが。 豆まきは、ご家庭で簡単にやって頂ける追儺。 もともとは大晦日行事だった豆まきが節分に移行したわけです。 このことからも、もともとのお正月は立春であって、 相変わらず豆まきは「大晦日行事」ということがわかりますわね☆
新しい時というものは、穢れの無い状態で迎えた方が良く、 その「最初を大事にする」という考えは、 風水をはじめとする東洋哲学では基本になるものです。 理由の無い不安感、根拠の無い疑い感、 湧き上がる妬み感。。 こういうものも一種の穢れ。 鬼に託して追放してしまいましょう☆
ちなみに夏越大祓日の行事も、 豆まきに通じるものがありますのよ☆ 何なら、夏越大祓日(6月30日)も豆まきをやっても 良いくらいですわ♪
さて。使うものは大豆です。 これをわざわざ言うのは、かつてワタクシの実家では「どうせ拾って食べないといけないし、 おいしくて衛生的♪」
という理由で殻つきピーナッツで代用していたから。。 こういう妙な合理主義に走ってはいけません。(笑)
大豆は、日本人の生活にあらゆる形で関わっている作物。 そして、伸びるパワーが凝縮された「珠」です。 大豆の表面に砂糖がついたものなどの化粧豆はセーフ。 とにかくそういう大豆で追儺をすることに意味がありますわ☆
鬼は、大抵「弱い鬼」を災厄に見立てて追放するのが普通です。 どこのご家庭も「お父さん」が鬼になることが多いのですが、 何とも象徴的なことです。( ̄ー ̄) 家の中に残るもの(他の家族)と鬼の力(立場の力(笑)) の差が大きい方が効果的ですわ☆
鬼の役に決定した人は、きちんと鬼の面をかぶります。 厚紙で適当に作ったものなんかでOK。 とにかく「鬼に見えること」が最重要。 もし、お一人暮らしで鬼役がいない場合は、 鬼をイメージして豆まきしてもらえば大丈夫ですわ。 この時、具体的にイメージできるほど効果的でしてよ! さて、豆まきスタート☆
鬼役、もしくは鬼イメージの人には、各室内を時計まわりに 一周ずつ逃げてもらいます。 室内室内で、軽く豆をぶつけて下さい。 その部屋に宿る災厄祓いが目的ですわ。
二階建ての家の場合は二階フロアから。。 という具合に、上のフロアから下のフロアへと 順に鬼を追って豆をぶつけていきます。 1つのフロアの場合には、奥の部屋から順に。 大量に豆を消費するともったいないので、 少しずつで十分ですわ。
豆をぶつけられた鬼は、最終的に玄関から 出ていってもらいます。 門があるお宅では、門の外へ。 マンションの敷地が広くて、建物とエントランスが 離れている場合はエントランスの外に出てもらいます。 とにかく、住空間から外に。。 豆まき自体は、自宅内完結で構いません☆ 鬼の追放先が敷地外であることが大事。
理想はそのまま、鬼役の人が一時間くらい外にいること。 ・・・・この寒い時期に。。ねぇ。。( ̄▽ ̄;) というわけで、外で待ち合わせてそのまま外食 というのは「あり」です。 災厄を背負って外に出てくれた相手に、ねぎらいの言葉を!!
この時に豆まきに使った大豆は、 追儺パワーが宿るものとして、拾って食べます。 なので、豆まきの前には室内の掃除は大事ですわよ!! 玄関のたたきあたりに落ちたものは、 感謝してそのまま処分しましょう。 処分時に和紙に包んでから。。というのが最も理想です。
食べる大豆は年の数だけとか、 年の数プラス1とか言いますが、 それは自分の生きてきた年月への感謝の想いの象徴。 感謝の心をきちんと確認出来れば、 まぁ好きな数だけ召し上がって大丈夫ですわ☆
豆まきは、鬼を追い払うもの。 福だけ残れ!という儀式です。 まさにそういう状態で新しい年・期間を迎えたいものですね! 僕やエイジくんが鬼をやると、 普通に外で一時間立たされそうだと考えたことはナイショです。すべては繋がっていて、 偶然はないのです!
ざ
っとこんな感じですが、皆さま出来ていましたかしら。 もし「出来ていなかった。。」な方は、 今年からパワフル豆まきが出来ますわね♪ 是非実践を!!
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