特設ページ 上弦の月 ~調和とバランスの日~

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ダイヤモンド
天然石辞典

ダイヤモンド

世界で最も固く最も高価とされる石ダイヤモンド。最も美しい石を世の中の技術者たちがどうやって活かすかの試行錯誤が日々続けられており、人類の技術と自然の産物が作り上げた芸術そのものです。

ダイヤモンドの語源・由来

石名読み鉱物名
ダイヤモンドだいやもんどダイヤモンド
和名英語表記鉱物グループ
金剛石diamond
別名・表記ゆれ
ダイヤモンドは、ギリシャ語で征服されざるものという意味「ADAMAS」に由来します。和名の金剛石は金剛不壊という密教用語由来です。

辞典で「金剛不壊=ダイヤモンドのように固く壊れないこと」とダイヤモンド由来のように記載されることがありますが、7世紀ごろに伝わった密教の教えに「金剛=固く壊れない」とあること、日本にダイヤが伝わったのは江戸時代とされていることから、金剛という言葉が先に存在したと考える方が自然かと思います。

パワーストーンとしてのダイヤモンド

パワー・意味
金運、浄化、グレードアップ
石言葉
「永遠の絆」「清浄無垢」「不滅」
誕生石・誕生日石
月の誕生石:4月
陰陽五行
浄化・お手入れ
太陽光
月光
クラスター
セージ
音叉

伝説や歴史

世界的に有名なダイヤが2つあり1つ目は、ナポレオンがマレンゴーの戦いにおいて騎兵隊の馬を購入する担保に140ctを超えるダイヤ(リージェントダイヤモンド)を用意しました。戴冠式の際には携えた剣にはめ込まれナポレオンは支配者としての印象を強めたとされています。

2つ目はホープダイヤモンド、呪いのブルーダイヤと呼ばれるものでヒンドゥー教の女神の彫像にはめ込まれていたものが盗まれ世界中を転々としたが持ち主は全て不幸になったとされています。呪いの話は実際の記録と違うものがあまりに多いので創作として楽しまれた説が有力です。

鉱物としてのダイヤモンド

鉱物名光彩効果結晶系
ダイヤモンド立方晶系
硬度屈折率複屈折量
102.4170
比重分散度多色性
3.50~3.530.044なし
条痕光沢弱点
金剛光沢衝撃や圧力
組成式
C
主な産地
ロシア、ボツワナ、南アフリカ、中国、カナダ、コンゴ、オーストラリア
カラー
無色、白、黒、黃、青、緑、赤、オレンジなど
分類
元素鉱物
似ている石
天然ジルコン

鉱物としての特徴

ほとんどの宝石は大陸地殻、海洋地殻といった地球の表面~深さ40kmまでに位置する場所から採掘されるのですが、ダイヤは高温高圧環境で生成する性質により地殻よりずっと深い地下150km以上の場所マントルからマグマや地殻変動により地殻にやってきたものを採掘されます。

人類が掘った最も深い穴の記録は約12キロであり、マグマなどの力を借りないと人類はまだダイヤに到達することはできません。

評価基準

ダイヤモンドは4C(Carat、Color、Clarity、Cut)の四項目で評価され「カラット=重さ」、「カラー=色味」、「クラリティ=傷の有無や内包物の有無」、「カット=角度が適切にカットされているか」で見ます。

Carat:1ct=0.2gであり古来の分銅代わりに使用されていたカロブ豆が一粒0.2gであったことに由来します。数字が大きいほど評価が上がります。

Color:一般的に、無色であればあるほど価値が高く[D,E,F]はカラーレス、[G,H,I,J]はニアカラーレスと続いていき「D」が最上です。例外的に色の濃さが評価になるブルーダイヤ、レッドダイヤなどのカラーダイヤはこちらの項目と評価基準が対応していません。
D,E,Fカラーレス無色
G,H,I,Jニアカラーレスほぼ無色
K,L,Mフェイント僅かな色
N,O,P,Q,Rベリーライト非常に薄い色
S,T,U,V,W,X,Y,Zライト薄い色
Zより濃いファンシーカラー明瞭な色
Clarity:11段階評価で内包物や傷の有無をみます。FL.IFの流通量は非常に少なく、VVS1を取り扱いの最上ランクとしている店舗もあります。 カラーダイヤの場合、カラーは内包物扱いになるためこちらの項目を重視しません。
Clarity評価基準の目安
FLフローレス10倍拡大で内部にも表面にも特徴が確認できない。
IFインターナルフローレス10倍拡大でインクルージョンは無いが、表面にわずかな特徴が確認できる。
VVS1,VVS2ベリーベリースライトリーインクルーデッド10倍拡大で確認が非常に困難な微小なインクルージョンがある。
VS1,VS2ベリースライトリーインクルーデッド10倍拡大で確認がやや困難なインクルージョンがある。
SI1,SI2スライトリーインクルーデッド10倍拡大で容易から大変容易に確認できるインクルージョンがある。
Cut:カットのプロポーション、ポリッシュ、シンメトリーをそれぞれ5段階で評価します。
PoorFairGoodVeryGoodExcellent
この3つの項目全てがExcellentの場合 [3Ex]と呼ばれる最高クラスのカット評価がされます。 また、[3EX]には弓矢とハートのような輝き方をするものがあり H&C(ハート&キューピッド)もしくはH&A(ハート&アロー)と記載されます。
[FL D-Color 3EX H&C]と鑑定書に書かれていれば全て最高評価のダイヤです。

ダイヤモンドに関連する石

天然のブラックダイヤは窒素が含まれたダイヤモンドです。工業用に使用されている印象が強いですが、そちらは人工ダイヤであったり、低クオリティのダイヤモンドに熱を加えて生成したもので、天然のブラックダイヤはダイヤモンドほどではありませんが高価で希少です。

最先端の技術で作られたラボグロウンダイヤモンドという人工ダイヤモンドがあり、ガラスや樹脂で作られた模造品と異なり成分や性質が天然ダイヤモンドに酷似しています。
GIAなどの鑑定機関で鑑定する必要があります。

ストロングブルーと呼ばれる紫外線やX線で蛍光するダイヤモンドが存在します。ダイヤ全体の10%ほどしか存在せず、光の強度によっては更に希少です。



稀にストロングブルーは安いという誤った情報も流れていますが、透明ダイヤという扱いで4C評価が優先されます。そこに蛍光性という希少性が付与されるので通常のものより高価で取引されています。

備考

ダイヤモンドと風水的に相性が良い石は
ダイヤモンドよりも強い光分散力があると言われるスフェーン。
ダイヤモンドと並ぶ屈折率もあって、ハイグレードな透明度の高い石になるとダイヤモンド以上の輝きを持つ。エメラルド、サファイア、ルビー、タンザナイトなども良い。

ダイヤモンドを使ったアイテムたち

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