拒否行動のズレ
開運の極意!裏話
拒否行動のズレ
「場に溶け込むのが苦手。」
「人間関係を作りにくい。」
もしかして、拒否行動のズレを生じさせていませんか?
人は「拒否」という事態には脆いもの。 なので、拒否しなければいけない時には 言葉を出来るだけ選んだりします。
氣を使い過ぎて、断るのが下手という方も いらっしゃいますわね。 ワタクシも、いざとなればやたら強いくせに、 断るのは苦手だったり。
しつこい勧誘で散々迷惑している、初対面の相手であっても、 わざわざ傷つけなくてもね。。というのがベースにあります。
個人差はある程度あるにせよ、基本的に 拒否の言霊の扱いは慎重というのが 大多数なのではないかしらね。
「私は拒否されたら、それなりに傷つきます。」 「だから私は自分が拒否する時には 小ダメージになるよう心がけます。」 が、自然な流れ。
これがズレると、 「私は拒否されたら、それなりに傷つきます。」 「でも私が拒否すべき時には、 相手のダメージより自分の正直さを優先させます。 それが人として大切だと思うからです。」
正直なことは、必ずしも正義にはなり得ませんが、 そういう思考ルートを辿る人は少なくないのですわ。
例えば職場で 「北海道に行って来たから、皆にお土産。 お菓子ひとつずつどうぞ。」 と言われた時に、お礼を言って受け取るか 「甘いものは食べないようにしています。」 と断るかの空氣の違いは大きいですわね。
医者に禁止されているという事情が仮にあったとしても、 そのお土産を持ってきた同僚は、 「本人が食べる提案」をしているわけではなく 「受け取り提案」をしているのですから、 ありがたく持ち帰って家族にあげても良いのです。
誰かのペットの動画などを皆で見ている時に 「この子、かわいいの?」 「かわいさが全然分からない。」 と発言するのは、それは正直な想いかもしれないけれど、 飼い主に対する激烈な言葉の暴力ですわね。
哺乳類・鳥・両生類・爬虫類・魚・昆虫・蜘蛛など いろんなペットがいるものですが、 愛しているからともに暮らしているわけですもの。 「かわいさが全然分からない。」 なんて、言わなくても良いことを言ってダメージ与えるのは 飼い主だけでなく、聞いていた周囲の人間の警戒アンテナも 立ててしまう可能性大。
趣味に関しても同じですわね。 公序良俗に反しない限り、他人の趣味は 自分には理解出来なかったり興味が持てないものであっても 「何がいいのか全然分からない。」 なんて全否定までは、する必要がないこと。
ワタクシの場合、公序良俗に反するものと、 運氣落とし系の趣味に関しては、役目として言及しますが、 それでも言いにくいものでしてよ。
ペットにしても趣味にしても、 「何がいいのか全然分からない」 系のことを言ってしまえば「理解の拒否」です。 全然分からなくても、伝える必要はありませんわね。 伝えることで、相手にとっての凶器になるのですから。
昔、在籍していた職場で 退職していく同僚に皆で記念品を渡そうという提案があって、 500円ずつ幹事が集金に回っていたのですが、 ある人がこう言って拒否しました。 「私はあの人とそんなに仲良く無いから、 記念品代出したくない。」
以来、その人は皆から敬遠されるようになりましたが 「私は何も悪いことをしていないのに嫌われる!」 「こんなのいじめだと思う!」 「差別だよね!」 と憤慨しておりました。
周囲とのその後の人間関係よりも、 目の前のその瞬間の感情に 正直になることを優先した結果のこと。 誰にだって、付き合いにくい人を避ける自由があります。
アロワナを溺愛して、 とことん世話している男性社員に向かって 「何がかわいいの。あんなの。」
フランスのデッドストックのレースを集めるのが好きな 年配女性に 「いい年齢して乙女趣味。 どこがいいのか理解出来ない。」
けれど本人の中では、正直に生きる自分は正しいから、 周囲が愛さないのは間違っているという 結論になっているようでした。 愛情は愛情に引き寄せられるものであって、 誰かの中の個人的な「正しい」に 引き寄せられるものではないのです。
自分は間違っていないのに愛されない
というのは「正誤」と「愛」という別土俵のものを
一緒くたにすることでズレているわけですね。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
基本、無意味に誰かを傷つけたくない という感性のもとに人は生活している。。 と、かなりの方が考えていると思いますのよ。 これが前提ですから、 「他人が傷つくのは残念だけれど、私は正直さを表現して生きる」 を最優先にする人は、その「かなりの方」から見れば 喧嘩を吹っ掛けてくる人になりかねないわけです。 喧嘩を吹っ掛けてくる人というのは敵認定されますわね。 敵認定されると、その人との間の氣の繋がりを断ちますから、 その人の運氣はその分ダウンします。 正直さも使いどころ。 自分がすっきりするために、拒否行動のズレもお構いなしに 正直さ全開表現を最優先するなら、 それはもう人間関係構築の難易度は爆上がり可能性が出てきますわ。 皆で氣をつけていきましょうね。
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