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少し譲る
開運の極意!裏話

少し譲る

少し譲る という感覚は、開運体質の基本になるだけではなく、 開運行為の保険にもなり得るのです。 損得が関わると感情的になってしまう部分は 誰にでもあるものですが、その感情の強さに比例して、 保険は働いてくれる可能性があるのです。
先日、日常で訪れるスーパーで
ジャガイモが詰め放題一袋100円セールをやっていましたの。


ワタクシ、●●放題というのはそんなに好みません。
氣取っているわけではなく、そこに参加される方で
あまり美しい姿を見ないから。
その時も、「そこにいたら他の人が袋を取れないでしょう?」
な場所に体を密着させて、ひとつひとつジャガイモを手に取っては
氣に入らないものを投げて戻すおばさまがいらっしゃいました。

あぁ、やっぱり行くのはやめておこうかしら。
と思ったものの、その日のメニューは既に頭の中にあって、
どうしてもジャガイモは不可欠。
仕方ないので、「すみません。袋取らせて下さいね。」と
声を掛けますと、「あぁ。」と氣軽に体をどけるおばさま。

うん。きっと根っから悪い方ではない。
でも自分のことになると周囲にバリケードを張ったレベルで
何も見えなくなってしまわれるのでしょう。
ワタクシが袋を取っているのを見て、
他のお客様も急に集まりました。

皆、袋を取りたかったのに取れなかったのかしらね。
そしてジャガイモを手に取っては放り投げて戻す。。
に、後発組も参加しかけられたのです。

でも投げるときっとワタクシが怖い顔でもしていたのでしょう。
皆さま途中から、そっと戻されていましたわ。

最初からいらっしゃるおばさま以外は。
さて、ワタクシは袋を閉じる分も考えて
袋の上から2~3センチのところで
ジャガイモを入れるのを止めました。

そして立ち去る時に氣づいたのです。

くだんのおばさまは、ワタクシが近づくよりずっと前からそこにいて、
ワタクシ含む全員が立ち去ってもまだジャガイモを選び続けている
ということに。
ワタクシの袋には、その時点で24個のジャガイモ。
これで100円。もう十分にお得です。


なのにレジに行くと、店員さんがおっしゃいますのよ。
「あら?もういいの?」

「袋を結ぶための余裕を取った?そんなのいいのに!
 専用のレジ袋あげるから。」

「大体、ほとんどのお客さんが袋の口の上に山積みにした上で
 持ってくるもんなのに。」

「それどころか、山積みにすらなりきらなくて、
 カゴの中に何個か落ちてる状態でレジに持ってくるのに。」

「もう一回行って足して来られます?え?いいの?本当に?」
店員さんは、まだジャガイモと格闘している
先ほどのおばさまをご覧になって、ちょっとため息をつきながら
おっしゃいました。

「お客さん、また来て下さいね。
 本当にまた来てね!心洗われたから。」
ワタクシが袋の口いっぱいまでジャガイモを入れた場合と比較して
今回その権利を放棄した分は数円といったところでしょう。

そんなことで「心洗われた」と言って頂けたのですわ。
一方、時間をかけてジャガイモを吟味しては
投げて戻していたおばさまが、
ワタクシより多く手に入れただろう利益も
多く見積もって30円も無いくらいなのでは。
お店の人にも見苦しいと思われながらも大目に見てもらえるのが
当たり前という「お客様は神様」理論で手に入れた「お得」と、
失った品格のプライスレスさが割に合わないと
ワタクシは考えますわ。


100円のジャガイモを売って得るお店の利益は何円でしょう?
詰め放題なんて、赤字覚悟のイベントであることの方が多いかも。
利益数円もしくはマイナスな上に、残りのジャガイモ在庫を
雑に痛めつけるように扱う人を、お店としては
お客様と見なしたくはないでしょうね。


天然石業界でも、かつて小売店のトップランカーと言われたところの代表が
卸業者さんの店頭の石を手に取っては投げ戻すということを繰り返していて、
ある卸業者さんが思い切って「やめて下さい」と注意したところ。。

「は? 俺、●●(小売店名)なんだけど?」

と言ったというのは、ひっそり伝説化しております。
卸業者さんは、小売店との取引あってのものなので、
大手に睨まれたら大変ということはあります。

でも、卸業者さんを敵に回すということは、
良い石を可能な限り回さないようにだって出来る。

注意した卸さんは結局謝らせられたのですけれど、
その姿を理不尽に思った卸仲間さんたちは
やっぱり協力体制を作りますわよね。
そのトップランカーさんは今でもお店の運営は
それなりに広くなさっています。

メジャーでもあります。

でもろくな石が回っていないことは、
業界を知る人は知っている状態。
目先の損得にのみ神経を使って、
自分の得にならないものは邪険に扱う。

こんなの、良いことなんかありません。
少し譲る。

その精神が得に対しての余裕を生み、
得にならないものにも礼儀を忘れないことに
繋がっていくのではないかしらね。
浅ましさは餓鬼界に通じますね。

皆で得する。皆で幸せになる。これが大事です。

そういう意識無く、「自分だけが得する。」、
「他人は得しなくてもよいし、何なら得出来ないようにしておく。」
なんて、どこかで因果応報なことが起きるものなんですから。


すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
先の「得」に我を失って、自分の格を損なった挙句に
疎ましがられるなんて、良いことが無さ過ぎる展開。
開運の目線では、もうあり得ないレベルの損失です。


他人の話なら「あり得ない!」と驚いているのに、
自分も実はやってしまっていることに氣がついていない
なんてことがないようにしないといけませんわね。


より、「1mmでも得しよう!損しないでおこう!」に執着すると、
まず浅ましい行動を取りがちです。

少し譲るという精神をデフォにしておけば
こういう残念なことにはなりにくいのではないかと思いますわ。



「損して得取れ」と申します。
昔の人は、良いことを言ったものです。

この言葉は、もともとは
「損して徳取れ」だったという説がありますのよ。

開運学の正論です。

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