経過と結果
開運の極意!裏話
経過と結果
残るのは結果。
経過は、次に優位に進むためのデータ取得の場
くらいに考えた方が無難です。
小学生までは、まっすぐに評価されるかと思います。 「頑張ることが大事!」 中学以降は少しずつニュアンス変わってくるかもしれません。 要するに 「結果が大事!」
おそらくは、小学生までは 結果を出すために必要な 「頑張り姿勢を身につける」 ことを目的に教育がなされるのではないかしら。 試験自体も、自分の理解度を把握しておくくらいの意味合い。 中学以降は、試験は内申点など進学のために必要な数値となって がっつり記録されます。 要するに結果がシビアに求められる試験になりますわね。
小学生までは、 「漢字のテストで良い点にはならなかったけれど、 毎日きちんと書き取り頑張ってるものね。 その姿勢が大事。これからも頑張りましょう。」 と言われても、中学以降は 「点に反映されないなら、やり方に工夫が必要。 試行錯誤を急いで次のテストに間に合わせるように。」 みたいな扱いをされると思いますわ。
社会人になると、もっとシビア。 営業職をやっていて、一件も契約が取れなかったとしたら、 その社員さんは会社にとっては 「会社に利益は与えないのに、人件費と経費だけはかかってしまう存在。」 になってしまいます。
昔々、営業さんの多い職場に勤務していた頃に感じたことですが、 普段成績の良い営業さんは、 成績の悪い月にはこういう発言姿勢の方が多かったのです。 「頑張りが足りない。勉強が足りない。何か見落としている。」 一方で、普段から成績の良くない営業さんの発言に見られるのは 「でも頑張ったんです!」
前者は、その月の成績についてシビアに受け止め、 自分に責任があることと考えていらっしゃるのでしょう。 周囲が「今月は成績が悪い」と評価するのも当然として 改善策にエネルギーを注がれるようですわ。 一方で成績に難ありの営業さんは 周囲を納得させることに全エネルギーを注いでいる感が強すぎでした。 ●いかに自分が頑張ったのか。 ●いかに成績が出にくい事情が揃っていたのか。 この主張が繰り返されがち。
ここに氣づいてから、改めていろいろな会社の方を観察していますと まぁどこの環境にあっても共通する感覚。 当たり前と言えば当たり前です。 前者は停滞を精進する機会と捉えて、時間を改善策に使いますから 仮にたまたまの停滞に遭遇しただけであったとしても、 バージョンアップした能力で事に当たるので伸びる一方。 協力者も増えます。
後者は、現実逃避の上で周囲を言いくるめることにエネルギーと時間を使うので
停滞がそのまま継続されます。
前者と後者は差が開く一方ですが、現実逃避していると
更にイヤな思考展開になる可能性大。
●成績の良い人はズルい。
●自分を正当な評価しない周囲はひどい。
●そもそも職業が自分に向いていないのでは。
●向いていない仕事をさせる職場はブラック企業だ。
●何かよく分からないけど、国が悪い!!!!
●世の中は不公平だ。
何せ現実逃避している以上は「自分に責任は無い」と考えるので、
その責任の落ち着く先を探して思考ジプシーしてしまいがちです。
そうすると、上のような展開になったりしますが、
実際に
「国が悪くて企業が悪くて周囲が悪くて、
向いていない仕事をさせられ、
何だかずるい人が近くにいる」
というくらいに悪条件の揃った人生は修羅で、
海外にでも行かない限り、なかなかそこまでのことは。。
小学生の時に 「頑張ったら褒めてもらえる!=頑張ったと思わせれば良い」 と学ぶのか。 それとも 「頑張ることの大切さを教えてもらった時期があるけれど、 それは成果を出すための過程の整備に過ぎない。」 と学ぶのか。 ここは大きな分かれ目。
この大きな分かれ目で、「頑張るのは当たり前でアピールすることではない」 と知るか知らないかで、身につけた運氣の作動力も変わりますからね! せっかくなら、大きく作動させたいですよね!運氣の力。すべては繋がっていて、 偶然はないのです!
誰
かが「そこの本を取って」と頼んだなら、 頼んだ人は自分が本を受け取るという結果を想定していますでしょ。 「その本を取るのに尽力したけれど、取れませんでした!」 という説明を期待しているわけではないのです。誰
かの期待に応えられないことは当然発生するけれど、 期待に応える努力よりも、頑張ったアピールが先行するのでは 本末転倒ですわ。ワ
タクシは、このコーナーではかなり厳しいこともお話しします。 耳に心地良い話ではないこと、たくさんあるはずなのですが。。 反応は二極化しますのよ。 「すごく耳が痛かったけれど、思い当たることがあって 取り組んでいたら問題が解決しました。」 と、おっしゃる方。 「そんな問題抱えている人がいるんだな~と思いました。」 と他人事と考えられる方。是
非とも「我が事」意識を持って一緒に精進してまいりましょう。 誰かに発生する良いことは、自分にも発生可能性のあること。 誰かが抱えている課題は、自分も抱えている可能性のあること。 ひとの振り見て我が振り直せです。
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