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8歳児の勘違い
開運の極意!裏話

8歳児の勘違い

自分が直接関わっていないことなのに、平氣な顔で 「(●●さんのために)やってあげて」 と言ったりするのは、 一種の暴力だとワタクシは思っていますのよ。
小学生時代に遡ります。


同級生Aの祖父母の家が海沿いの観光地にあるというので、
夏休みはそこで過ごすんだと嬉しそうに話してくれていました。


それを聞いていた別の子Bが「私も連れて行って」と言い出したのですわ。
小学生の一存で決められる話でもないですし、
そもそも祖父母の家に何日も友人を宿泊させるなんて
大人に負担かける提案でしかないことは小学生の感覚でも分かります。

何とか断ろうとするAと、毎年どこにも行けないことを訴えるB。

そのうちBが泣き出してしまったのですが、
その後の展開はワタクシにとって衝撃的でした。
クラスの女の子たちが一斉に、Aに向かってこう言い出したのですわ。


「Bも連れて行ってあげてよ。可哀想じゃん。」

「人には親切にしなきゃいけないって先生も言ってたよ。
 自分に返ってくるからねって。」


君たちは
どうかしてるんじゃないんですの?
横で黙って聞いているだけでは済まなくなったワタクシは、
大体こういう論旨で主張しました。


・Aの夏休みの予定は、子どもだけでどこかに遊びに行く
 ご近所日帰りのものではなく
 A一家が関わる数日予定のもの。

・Bが夏休みの予定が何も無いのは残念なことだけれど、
 Aには関係ない。

・その関係ないことで泣かれて、Aはひたすら被害者だと思うけれど、
 Bが泣いているという理由で親切とやらを強要するのは理解し難い。

・先生は親切は尊いという説明をしたけれど、強要しろとは言っていない。

・泣いているBを前に助け舟を出すのは、
 良い人間になった氣分になれそうだけれど、
 Bを助けるつもりでAを追い詰める行動の選択は意味不明。
小学2年生か3年生の時のこと。
泣く子は何より庇護対象とシンプルに考える女の子たちには、
ワタクシは

「人の心が無い」「一人っ子(当時)だから非常識なんだ」

とレッテルを貼られることになりましたが、
当時のワタクシの発言は、今でも支持してやりたいと思いますわ。
その後も、似たような親切強要場面には何度も遭遇してきたと思います。

「大学の試験ノート、貸してあげて。」
「バイト先での彼女の労働条件、上司に掛け合ってあげて。」
「もう●●さんを許してあげて。」

すごい。。

事情もそんなに詳しく把握しているわけでもなく、
何の責任も取る氣の無い立場で、
一時の自分の感情のみで他人に親切・好意の強要をしてしまうなんて。。
そんな場に遭遇する度に、ワタクシは小学生時代のことを思い出します。

クラスメートの涙に脊椎反射して、判断力を失った8歳児たちを。

あれから数十年が経過しているのに、同世代の会話で
まだ同種の発言を耳にするのは、今度は自分の感情に脊椎反射しているのでしょう。

「8歳児の勘違い」から抜け出せていない可能性大。。
そういう傾向にある方々は

「じゃぁ、あなたがやればいい」

と言われた時にどうするつもりなのか
事前に頭の中でシミュレーションしてみると良いかもしれませんわ。


「だって、直接知らない人だし」

なんてこともあり得ますが、逆にそんな風によく知らない人のために
目の前の相手に負担を強いる提案を軽々しくしていることを
認識しやすいかも。
ちなみに、こういう状況でワタクシに
「じゃぁ、あなたがやればいい」
と言われた方々の最多リアクションは

「私には無理だけど、あなたなら出来ると思うから何とかしてあげて。」

です。

自分に無理なことは、相手にどのくらい負担になるのか
想像外なのですから余計に慎重になった方が
良いはずなのですけれどね☆
他人の負担には鈍いけれど、
自分の負担には敏感という場合もありますからね。
かっこ悪いですけれどね。


それで善行を積んだ氣分を味わおうとするのは、かっこ悪いだけではなく
卑怯なことなのではないですかね。



すべては繋がっていて、 偶然はないのです!

っと優しくしてあげて。とか、抽象的なものはリスクも低いのですし、 話を聞きかじったり一部を目にした感性から、感情の範疇の発言だと思いますの。 ・・・・って、ややこしい言い方になってしまっているかしら。。( ̄▽ ̄;)

題は、同じ感性から具体的な行動提案に至る発言なのではないかしら。 これは本当に暴力に等しい。

学生時代のエピソードを例に引くなら、Aは単に自分が楽しみにしている 海沿いで過ごすプランを学校で話しただけ。 まさかBに「私も連れていけ」と言われることは想定していません。 Aに無関係なBの境遇を聞かされた挙句に泣かれて、 まるでAがその境遇を作り出しているかのようなムードに持って行かれることも 想定していません。 Aは完全に被害者ですが、その話を当時ワタクシがした時、 こんな発言もありました。 「Aも、連れて行けないのなら最初からそんな話をしなければいいじゃない。」 あなたの脳内時系列は、予知能力込みで構成されているんですか?

鹿な事言っちゃいけません。 確かに、その話が出ていなかったらそのトラブルは発生していません。 けれど、重要なのは「そもそもがトラブルが発生すると予測される話題ではない」 ということです。

がどこにも遊びに連れて行ってもらえない境遇に同情するのは良いのですが、 Aに負担を強いるのは別問題だと氣づかないと、永遠に似たような行動選択を してしまいかねません。 ちなみに、その一件以来Aは非常に無口になりました。 家族のことは、あれっきり語っていなかったように思います。 善行と錯覚した集団による親切強要行為は、小学生の心をかなり傷つけてしまったのだろうと、 今でも胸が痛むエピソードですわ。

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