黒魔術に関わらない

まぁ言うまでもなくダメです。
当たり前です。

関わって良いなんて、言うわけないですわね。

黒魔術は、あっさり短期間に願いを叶える可能性大。
等価以上交換なので、最も失いたくないものを奪いますが。
　
それは自分の寿命だったり大事な存在の寿命だったり、
水面下の金運だったりいろいろ。

全く合わない取引を、目先の欲に踊らされて手を出す
という人がたまにいらっしゃる。
それが黒魔術ですわ。

合うわけありません。
合う取引なら、黒魔術では無いですからね。
合わない取引を成立させてこその「黒い魔」です。

テレビドラマや漫画などで、闇金の話がありますでしょう？

今、お金の手持ちが無いから借りたいのでしょうけれど、
短期間に大きな利息がついた分を払えるわけもないのに
なぜ借りるのかと不思議だったことはありませんか？

きっと、とにかく目の前のトラブル（手持ちが無い）を
解決することしか頭に無いから手を出すのでしょうね。
返すアテが無いことは考えないようにして。

黒魔術に手を出す心理は、これによく似ているのでは
無いかしらね。

等価以上交換・大事なものをごっそり奪っていく
なんてことは無いかもしれない！無かったらいいなぁ！
と、突っ走ってしまうのでは。

何を交換させられたのかを文書化されたら

「黒魔術に願い事なんかするんじゃなかった」

ということにしかなりませんのよ。
断言しますけれど。

この黒魔術のタチの悪いのは、お得に思わせた等価以上交換
という詐欺のような取引をさせるだけではなく。。

いかにも真っ当な開運措置という感じで
情報がやって来ることです。

ネットやテレビ番組や書籍で、
どこぞの風水師や占術家が「おすすめ！」と言っていたり。

「今とても流行している！」と、紹介されていたりね。

歴史的に非常に強い悪霊になったとして
有名になっている人物の井戸なるものがあるそうですが
その井戸に願掛けすると願い事が叶う！

とか、

その井戸への開運ツアーがある！

なんてテレビで一時やたらに特集していたことを
思い出します。

何のつもりなのか。
悪意が無いとは思えません。

番組では井戸にやって来た女の子へのインタビューとして
「すっごく願い事叶うんです！リピーターです！」
なんて声も紹介していました。

あまり素人さんな感じではない、アイドルのような女の子が
答えていましたけれどね。

視聴者の中には、その人物が悪霊化したと言われている
なんて知らない方もいらっしゃるのでしょう。

そんな人が真に受けたら、
知らないうちに踏み込むかもしれません。

黒魔術の世界へ。

何度かお話ししたと思いますが、
ワタクシにはかつて何度か、テレビ出演オファーが
来たことがあります。

ワタクシの波瀾万丈人生を悲劇として扱い、
会ったことも無い芸能人のお抱え風水師という設定で、
その芸能人の結婚に関して相談に乗ったことにして
出演して欲しいというお話。

お断りしました。

その後、その番組にはワタクシの代わりに
提案されたのと全く同じ設定で某風水師が出演。

仕事に没頭したくてわが子を捨てた（とおっしゃっていました）
自分は可哀そうだと泣きながら訴えているのを見て、
改めてワタクシは出演を断って良かった。。と思ったものです。

演出が意味不明ですし、ワタクシは波瀾万丈な経験がありますが
悲劇を生きてきていませんもの。

ちなみにその風水師が出した本に書かれていたのが、
玄関に白い矢を刺すという
開運（なんかじゃない！）措置。

いえいえ。
それはかつて、人身御供・人柱を出す家を決めるのに
使われたものですわよ。白羽の矢を立てるというのは。

どの時点かで黒魔術に触れられてしまわれたのか、
その番組が入り口になってしまったのか、
何にしても思わぬ形で黒の世界に
入り込むのかもしれないですわね。

この人と親交があるとかアドバイスに従ったと
名前を挙げられた有名人は、
その後ことごとく問題を起こしたり
悲劇的なことになっているのです。

でも現在も出版物が発行されているようですわ。

満月にお財布フリフリも黒魔術の分野です。

簡単で、金運もすぐ上がったという人が
たくさんいらっしゃるかもしれない措置ですが、
絶対にやっちゃいけません。

仮に臨時収入なり何なりの体感があったとして、
それは満月に対して乞食のような下品な真似をしたことへの
満月からの手切れ金と思った方が良いでしょう。

満月からの信用や愛情と引き換えにしているのですから、
損でしかない取引ですわね。

もしも「そんなこととは知らずにやっちゃった！」
という方は、今から信用を回復させていくつもりで、
真っ当な開運生活を重ねることで補いましょう。

丁寧に開運生活を送って時間をかければ
挽回は可能です。
けれど、二度とフリフリはやっちゃいけません。