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七夕にやって来た黒猫
開運の極意!裏話

七夕にやって来た黒猫

会社の近くに黒い子猫が! その子の保護エピソードを公開♪
Magic Wands社屋の比較的近いところに、
広い駐車場がありますのよ。

そこに黒い子猫がいました。
clairちゃんが見かけたのは、7月6日の夕方。
すばしっこいので簡単に捕まるものではなく、
怪我が無いことだけ確認したと報告あり。

でも、場所が駐車場だけに心配。。
もう5年ほど前になるでしょうか。
社屋の近くに同じく真っ黒の可愛い子猫がいました。

ご近所さんたちと一緒にごはんを置いたりしていましたが、
何せこの子もすばしっこくて捕まらない。
皆の心配は的中。

ある日交通事故にあったらしい子猫は、
Magic Wandsの社屋まで逃げてきたところで
力尽きていました。

うちに来れば何とかなる。
そう思ってくれたのか。
あの時の黒猫にそっくりな
今回の子。

もうあの悲劇は繰り返したくなかったのです。
何が何でも捕獲する!
保護出来た暁には、ワタクシの
フラメンコのパートナーをやってくれている
福ちゃんにお願いすることになりました。

猫飼い歴半端無い信頼おける友人なのです。
既に飼い猫3匹。
その3匹のうちの1匹がどうしても他の子たちと
仲良く出来ないために、別の家に猫が一人暮らし。

そう。福ちゃんのところは
本宅と別宅が隣同士で同じ間取りで建っていて、
そのうち一軒は猫の一人暮らし。笑

福ちゃんは夜はそちらで過ごしていますが。
本当は我が家で保護したい。
でもうちの子たちの中には氣難しい子もいて、
しかも基本シニアなお年頃なので、子猫はストレスらしいのです。
とは言え、猫飼いについて知識もなければ調べることもせず、

「猫ってかわいい時期は短いよね」
「子猫のうちだけでしょ」

的感性の人にはとても任せられると思えませんのよ。
ある人は、猫を外飼いしていて避妊手術もしていなかったため、
その猫が妊娠したらしいのです。

妊娠したから大変だと、即保健所に連れて行ったようですわ。
もう子猫じゃないし、別にいいんだと言って。

これが、ワタクシが「任せられない」と思う理由です。
福ちゃんの家はそんな環境ですので、もしかしたらもう一匹
何とかなるかもしれないとお願いしたら快諾。

猫の捕獲方法についてもいろいろ伝授してくれたので、
Magic Wandsチームで動こうとしていたのが
7日七夕当日です。
一方、6日の夕方にclairちゃんが黒猫を見かけた後、
近所に住んでいるじゃすみん。&カズくん&お友だちが
夜にその駐車場の横を歩いていると、子猫の鳴き声。

(じゃすみん。&カズくんはフラメンコ男子チームです。)

「多分、この車から聞こえてくるよ。」
でも、夜遅くに男3人で車を囲んで、
下をのぞき込んだり他いろいろやっていると、
ハタから見たら車上荒らしです。。

そこで、駐車場のオーナーさんに電話しました。

「契約者の車に猫が入り込んでいる可能性があります。
 もしかしたらボンネットの中です。
 何か出来るようでしたらお願いします。」
ボンネットの中に入り込んでいたら、
何も知らずにエンジンをかけたら
大変なことになりますわ。

賢明な判断だったと思います。
オーナーさんは、すぐにやって来て
車に貼紙をしてくれました。

「中に猫がいる可能性がありますので、
 エンジンをかける時に氣をつけて下さい。」

ここまでが6日。
さて7日です。七夕の日。

福ちゃんからは「捕まった?どう?」と
心配するメッセージの数々。

Magic Wandsチームは、
仕事終わり次第捕獲に向かう算段で、
道具を揃え中。
朝も昼も誰も姿を見ていない。。
車は貼紙貼られたままで動かされた形跡無し。

車の持ち主、まだ知らないと思われました。
夕方、clairちゃんが見に行くと、
そこに捕獲された子猫と駐車場オーナー、
そしてカズくんの姿。

駐車場オーナーが、猫大好きおやつのチュールで
車の中からおびき寄せて捕獲したとのこと。
さて、そこからです。

オーナーは連れて帰りたい。
でも自分のところでは飼えない事情がありました。

オーナーの知り合いが飼いたいと言っていたけれど
連絡がつかず。。
clairちゃんは、

「こちらには、即対応する飼い主候補がいます!」

と主張しました。

けれどオーナーさんは踏み切れません。
知り合いに連絡を取りたいようです。
捕獲なさったのはオーナーさんですから、
決定権はオーナーさんにあり。

お知り合いの方に決まらなければ、
こちらで引き受けると伝えるに留まりました。
何せ猫に関する知識ゼロなオーナーさんです。

カズくん(実家が猫飼い)がいろいろ伝授して、
猫にあげられる水その他道具を取りに一度帰宅している間に
オーナーさんも子猫を連れて帰宅なさったのですが。
知り合いの連絡待ちの間に子猫逃亡。
オーナーさんの自宅の庭を、逃げる逃げる。。

オーナー夫妻、カズくん、オーナーのお友達の
4人が奮闘すること30分。
やっと捕獲。。
オーナーさん、知り合いに連絡つくまで
もはや面倒を見る自信を無くされ、
カズくんに子猫を渡されましたのよ。

これが18時頃。
外にいたワタクシのところに、clairちゃんから
実況中継されていました♪
21時半頃帰宅予定だったワタクシ、
カズくんから子猫を受け取り、
そのまま高速道路で1時間かけて福ちゃんの家へ。

子猫、全力警戒モード。。
福ちゃんの家へ到着。
触ったら噛むぞ!!!!レベルの猛警戒の子猫でしたが、

福ちゃんに
「そうなの~。シャー!!!!なの~。  怖いよね~。うんうん。」
と撫でられているうちに寝ちゃっていましたわ。 ワタクシは任せて帰宅。
子猫は翌日、動物病院で検査を受け
予防接種もされて、福ちゃんのところの家族になりました。

先住猫のぽんずちゃん、みりんくん、別宅のくみんちゃん。
子猫はつゆの助(つっちゃん)。

七夕は素麺を食べるものですし、黒いし
ということで、修山先生が「つゆはどうか」と。
ぽんず&みりん仲良し兄妹に受け入れられるかどうかが問題。

でもね、当初は離れたところから警戒していた
この兄妹は、いつの間にか「見守り隊」結成して、
つっちゃんのすぐそばにいてくれています。
そんな福ちゃんのインスタグラムはこちら。

つっちゃんはワタクシが知る中でもぴか一の大食漢で、
保護された当初はガリガリだったその体が
2週間でふっくらしてきました。
天にまつわる伝統日と猫とは
関係が深いものです。

その日にやって来た黒猫のつっちゃん。
良い氣をたくさん感じますね。


すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
豹のように、野生ムードで精悍だったつっちゃんは、
すっかり「おうちの子」になって、先住の兄妹に優しくされて
幸せそうです。

何かあれば、フットワーク軽くすぐに病院に連れて行ってもらえる
そんな飼い主なので、安心して任せられますわ。

なみに駐車場オーナーさんは後日、

「あなたがいなかったら、私たちだけじゃどうにも出来なかった。」

と、ケーキ屋さんのバウムクーヘンを持ってお礼に来られたそうです。
そのバウムクーヘンは、皆で美味しく頂きました。

clairちゃんが言いました。

「あの子は、数年前のあの子猫への私たちの想いを繋いでくれて、
 カズくんの猫飼いしたい夢を短時間だけ叶えてくれたんですねぇ。」

まさに!

それだけじゃなく、ワタクシたちにはバウムクーヘン。
(キノコ大好きカズくんが激レアきのこを近所で見つけたり。)
感謝の連鎖も既に起きています。


そしてこれからも、周囲に幸せを与えてくれることでしょう。

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