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責め・攻め

2021.3.11

「責め・攻め」もバランスが大事なんですのよ。 そこにも陰陽があります。 猪突猛進型で視野の狭い責め・攻めは自分に返るだけ。
問題意識を何も持たず、抗議すべき時に何も言わず、

「言う資格が無いかもしれないから。。」

的な言葉を万能キーと考えて思考活動から逃げるのも
それはそれで陰過多のバランスの悪さ。
その姿勢は運氣の芯や土台をシロアリに食い荒らされるような
ボロボロ化を辿るのでNGではあるのですが、
責めれば良いというものではありませんのよ。

考えてみることがとても大事です。
名前は出しませんが、年商数兆円企業と言われる
ある大企業の会長さんが、こうおっしゃっていました。

「中小企業の時なんか、とにかく労働時間だけでも負けない
 そんな意識を持とうと思っていたから、
 今ではブラック企業と言われる状態だった。
 
 でも、そのくらいやらないと企業は大きく成長しない。」
そうだろうと思いますのよ。

経営者が自分の会社に求める理想像はいろいろあって、
その会社は数兆円企業を目指されたのです。

それはワタクシは有りだと考えますわ。

ただワタクシが持つ自分の会社の理想像はそうではない
というだけの話です。
上場を目指す経営者もいれば、年商数兆円や、
国際企業や、本当に目指すところはいろいろ。

その経営者の理念があって、
そこに共感する人が社員になって支えれば良いんですもの。
経営者の目指すものに向かって一緒に走る人たちがいて、
その理念に熱くなりながら働いていく。

その構図が日本経済を支えてきたはずなんですのよ。

けれど、激しく人間の生命を脅かす労働時間も
ちょっと超過な労働時間も一律でレッテルを貼られるようです。

「ブラック企業」

本当にブラックと言って良いのかどうか、考える習慣を
つけるべきなのではないかしら。
カール・マルクスは資本家が富を独占するという前提で
社会主義を理想と考えたようですわね。

けれど、その前提が間違ってたらいろいろ崩壊しますでしょ。

今、安易にブラック企業レッテルを貼って責める人は、
その前提が間違えていたらという可能性は
考えないものなのかしら。
日本の「資本家」は富を独占なんか出来るわけもなく、
海外からは驚かれる高い税率の法人税を支払います。

法人税以外のもろもろを合わせれば、
利益の半分以上を国とシェアしているのが日本の企業。
前述の数兆円企業は、ワタクシと企業理念は違うけれど、
その大成長を目標になさって実現されることで、
日本経済を支えて来られたのですわ。

企業戦士と言われた団塊の世代が日本の経済力を引き上げ、
国際的に渡り合える立場を作ったことを
忘れちゃいけませんでしょ。
その日本の経済力にどれだけ守られながら
安易に方々に向けてブラック企業レッテルを貼っていることか。

コロナ禍で助成金を国に要求しながら、
ブラック企業レッテル貼りマシーンになっている方々は
自縄自縛だとワタクシは思いますわよ。

その助成金、空から降って来たわけじゃないんですもの。
実際にタチの悪いブラック企業が存在するのは事実だけれど、
安易にブラック企業レッテルを貼って、大成長していく企業の
足を引っ張ったらどうなるのか。

海外に通用する企業は育たず、高額納税する企業が増えず、
日本経済の力は下がり、国民保護力は低下するでしょうね。
と、このように目の前の「責め・攻めポイント見つけた~!」で、
レッテル貼り一掃掃射みたいなことをすれば、

 手に入れるのは目先の楽。
 失うものはプライスレス。

という、100円玉と1億円交換状態の
要するに非等価交換が発生するわけです。

そして不思議なことに、氣づかないうちに
社会主義的な内容を言葉を変えて主張している
自分がいたりするのですものね。
昔の人は不労所得に憧れが無かったとか、
そんなわけはなく、基本「怠けたい」という
甘えもありつつ。。

理念の下に精神のエネルギーと、
周囲に迷惑をかけない・周囲を楽にしたいという
そんな想いで「ちょっとハード」を乗り越えてきた、
その結果の日本経済力に守られてきたワタクシたち。

自分の楽さを守るために、安易な攻め・責めに転じて
良いわけがないのです。
政治家の発言に関する言葉狩りもね。

真意より言葉の表面を追いかけてあげつらって
責めて業務に支障が出る状態にするのは、
優先順位から見てもどうなのか。

我々は表意文字の民族なのですから、
音の表面にとらわれて優先順位を見失うのは不思議。
多少癖のある発言をしようと何だろうと、
政治家は国のためのベストを尽くす人なら
ワタクシはそれで良いですけれどね。

無能な聖人君子より、有能なそこらのおじさんが
政治家としては良いのでは?

当然、有能な聖人君子が理想で、
安倍元首相なんかワタクシの中では
そのポジションですが。
結婚相手と上手くいかないで悩む人に
かなりの頻度で投げかけられるこの責め言葉も。。

「なんでそんな人と結婚したの」

あらゆる行動の前に全てを見通す目でも持っていないと
言えない一言だと思いますわよ。
「なんでそんなところに就職したの」
「なんでそんなところに引っ越したの」
「なんでそんな人と友だちになったの」
「なんでそんな壊れやすい家電を買っちゃったの」

その他もろもろ、こういう種類のセリフを
キレイに避けて人生を全うできる人なんか
いるわけがないのですから、非生産的な言葉の代表かも。

まず確実に自分に返ってきますもの。
責め・攻めは生産性があってこそのもの。

何の解決にもならない責め・攻めや
自縄自縛的な責め・攻めは
一時の自己満足と自我確立のツールになっている
可能性大です。

それは単なる陽徳で、自分のところに
多大な利息請求をくっつけて返ってくるだけでしてよ。
自分に都合の良いものを追って、
流行の言葉や風潮に乗っかると
いずれは自分が困ることになりますね。


すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
めている時というのは、自然に自分を正義カテゴリーに
入れることが出来ますものね。

安易に手に入るメンタルドラッグだと
ワタクシは思います。


楽のための責め・攻めは陽徳。
メンタルドラッグに手を出しても、良い展開にはなりません。

結局は自分が困る方向に進む、
そういう責め・攻めにならないように。
守るべきものを攻撃していた!みたいなことにならないように。

常に自分が何を責めて攻撃しているのかは理解していないと
氣づかないうちに誰かの意のままに動いていたりしかねませんわ。

陽徳からの売国なんてことになったら最悪ですからね。

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