7日で完成する2019.1.10
2019.1.10
天地創造は、神道でもアメツチワカレと言って 語り継がれてきたものですわね。 太古から人は、自分の生きる世界の始まりを想い、 自分の目に見えない力や存在を感じてきたんですのね。 世界のどこに生きていても、人類共通の概念のようです。
創世記を見てみましょう。
この7日間に関しては、 「神様だから7日間(人の暦)で完成させられた♪」 という考え方と 「神様の暦による7日間であって、1日は約20億年」 とするものとあるようですが。
人暦だろうと神暦だろうと、「7日間」という数字に 意味があるのです。 開運学的には特に。
何せ、140億年を日常に持ってくるのは無理ですからね。 頑張れば何とかなる話じゃありません。 地球の年齢より上ですから。
となると、人歴の7日間を世界完成の暦にトレースすることで 現実的な措置になりますし、世界が作られていく概念と 東洋哲学とを繋いでいくことも可能になってきますのよ。
まず世界は陰の状態にあって、そこに陽を生まれさせたということ。 火が発生する前から水はあったという設定でも、 陰の世界に陽が発生したという流れが見えます。
日本の天地創造でも、 女神であるイザナミから先に男神のイザナギに声をかけての 子作りだったことで不具の子(蛭子)が生まれ、 蛭子は葦の舟に入れられオノゴロ島から流されてしまいますのよ。
女神(陰)が発動しての世界開きは成立しないというエピソードです。 これは、要するにベースが陰・基本が陰だったから、 そこに陰が発動しても何も起きませんという状態。 東洋西洋に共通して、何かが始まる前は「陰だった」という概念が 共通していますわね。
難易度高い話になっていたらゴメンナサイ。 まぁ、神様のことを語る時に火・水=かみと申し上げますが、 根本の陰陽を語る時には「陰陽」と陰が先に来ているのも ポイントでしょう。
陰陽が発生し、天地が分かれ、陸と海が分かれ、 植物が生まれました。 太陽や月などの天体が4日目に来ているのは謎で、 東洋では2日目くらいに来ているはずですが。。 その辺、昔の西欧が天動説を取っていたことを考えると、 4日目くらいに天体が出来るのも理解出来ますわね。
5日目には動物たちの発生。 植物が生まれ、動物がその次の段階で発生したというわけです。 木の氣の植物が先にあって、 火の氣の動物が次に発生していますのよ。
その次に人間(存在としては土・生き物としては火)が発生。 火土同根という考え方が東洋哲学にあるのですけれど、 ここにも火土同根があるのです。
そして祝福の聖なる日という金の氣の日。 全ての発生前の水の氣 → 陰陽分かれ現象という木の氣 → 生命発生という火の氣 → 人間発生の土の氣 → 祝福の金の氣 木・火・土・金・水が、その順番のままに語られていますわね。
7日間の創世記に含まれている構成要素の 東洋哲学との共通性、面白いと思われませんこと? 科学と心理学の東洋哲学なので、 実はそう不思議なことでもないのですけれどね。
ただ、創世記の感覚を「宗教が違うから無関係」ではなく、 立派に足掛かりになるし、措置にも使えるし、 7日をひとつの締めと考える大切さも分かって頂けたら 今回のお話の目的は果たせますわ♪
東洋哲学は深い。
何事も簡単に「無関係」と結論出す前に
調べて考察して生かすべきですね。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
一般に、7日間構成のカレンダーで 日常を過ごしているワタクシたちです。 7日間で完成!という概念の影響は 非常に強く受ける環境下にありますのよ。 一週間は日月火水木金土。 五行に太陽と月が加わったものです。 文字の上での五行+陰陽で7日なんですのよ。 本当は五行に陰陽2つを足すのではなく、 五行を陰陽にわけなきゃいけないんですが。(笑) 何にしても、無意識にも一週間をひとくくりに考える生活をしている以上、 何かが始まって7日というくくりも影響してくると考えて ひとつの目標にするというのはとても有効な手段です。 7日完成という意識、育てておきましょうね。
こんな記事も読まれています。
開運のための考え方
お金は使うと増える (2024.2.15)
お金は使うと減ると思われている方が ほとんどなのではないかしら。 使って増やすのが開運道ですわ。 実際、使った瞬間は減るのです。 物理的にね。当たり前。 けれど、結果的に増えていくのが お金の性質でしてよ。 ...
開運のための基本ワザ
手の温度アップのためにできること (2024.2.8)
先日、開運の手について語りましたら 少なからず手が冷たいことに お悩みの方がいらっしゃるご様子。 (『開運する手・開運しにくい手』) 手の温度を上げる方法を マッサージ含めいくつかお話ししますわね。 仙人師匠に...
開運のための考え方
黒魔術に関わらない (2024.2.29)
黒魔術はダメという話を前にしているのですけれど、 最近また黒魔術についての質問をされるようになりました。 なので語ってみますわ。 まぁ言うまでもなくダメです。 当たり前です。 関わって良いなんて、言うわけないです...
開運のための考え方
自己評価が不当に低くなっていませんか? (2024.2.1)
自己評価が不当に低いというのは、 決して良いことではありません。 運氣に強く関わって来るので いい加減に評価してはいけないんですのよ。 ワタクシから見れば、十分魅力的で氣遣い細やかで、 周囲の人のにこにこ笑顔を引き出...
開運のための考え方
理想の「型」 (2024.2.22)
何にでも「型」となるものがありますわね。 雛形とも言うべきな。 選んだ雛形が、自分の望む未来に繋がっているのか 精査すべきだとワタクシは思うのです。 特に家族の「型」は運氣上げの「型」に繋がるので、 今回は「型」...