伝統への姿勢 その1
開運の極意!裏話
伝統への姿勢 その1
愛情深い国は伝統も多い。
なので、伝統の多さを面倒と考えるのではなく、
誇りに思うべきだとワタクシは思います。
実際、日本の伝統の多さは他国から妬まれることも
少なくないのですから。
日本の伝統だったはずのものが、いつのまにか他国の文化
という位置づけにされてしまっているものの多さからも
本物の伝統がどんなに貴重で大事か分かろうと言うもの。
伝統への姿勢 その2へ
ある時から、伝統に対する日本人の姿勢を おかしな方向に誘導する風潮が生まれたと感じています。 「伝統とか、古くさ~い!年寄りっぽい!」 「なんか洗練されてないって言うか~」 「田舎者って感じ?」 「大体重いしぃ~」 「伝統に関わるのって面倒くさいよね」 「そもそも昔の人が勝手にやってたってだけでぇ」 「そういうの考えるのもダルいって言うか~興味ないし~」
この、日本を蝕む言葉たちの知性の無さは いつでもどこでも見事に一貫していますわね。(笑) 根拠のない個人的感情ベースの言葉ばかりなのですが こんなものに振り回されるとは情けない。
とは言え、この言葉たちが貶めているような 非洗練といったようなマイナスイメージレッテルが 自分に貼られるのは勘弁して欲しいと、 意識的にせよ無意識にせよ人は考えてしまうもの。
ついでに「そうか、そう言えば面倒かも。」と
あっさり流されて、その時に抱いた罪悪感は
「昔の人が勝手にやったと言えばその通りで、
私が始めたことじゃないしね。
無関係って。。その通りかも。」
「興味ないし~って、執着しない感じがクールでかっこいいかな。」
そして、プライスレスな伝統を手放す人が出て来たりするわけです。
年寄りっぽいかもしれませんわね。伝統って。 確かに、歴代の年寄りも存在しない国には生まれ得ないものですものね。 逆に、年寄りを代々抱えてきた国には、年寄りならではの知恵が どんどんストックされていって、国独特の慣習になったり伝統になったり。
小さい単位では、我が子の幸せな生活を考えて その家に伝わってきたことや自分の経験上の知恵を伝えてきたのでしょう。 大事にしなければいけない人としての道を説いたこともあったでしょう。 それが年月を経ることで、家単位ではなく地域単位になり、 知恵や道徳も2~3人規模の話ではなくなってきて、 最終的には国単位のものになったというのが伝統。
小さな湧き水が水流になって、その水流が集まって大河になったものが 伝統なのであって、大河に至るまでには長い年月を必要とします。 大河を作り出す年月の長さ、歴史の長さを持つ国だからこそ 伝統を持っているのですわ。
世界一長い歴史の国家である日本ならでは。 地域同士の諍いや戦争があっても 相手の文化や伝統や土地神様を消さずに受け入れてきた 懐深い国民性の日本ならでは。
「古臭い」なんて、伝統や文化を貶めたがる方や国に申し上げたいのは
「古さのにおいを作りようがない国は、よその国を妬むのではなく
今からにおいをお作りなさい」
ということ。
古臭さは言い換えれば熟成の薫りです。
よその国の伝統を自分のものとして世界に発信しても、
よその国の伝統の継続を妨害して消滅させても、
自分の国に伝統が増えるわけではありません。
先祖から伝わる子孫への大河のような愛情が
いきなり出現してくれはしませんわ。
伝統乗っ取りなんて、情けないことです。
軽薄な価値観を植え込まれて、大事なものを手放すような
そんな事態は避けたいものですね。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
例えばね、すごくおしゃれなハンカチを「あげる♪」と言われたとします。 何だか魅力的なハンカチ。 おしゃれ雑誌で見かけたような氣もする。 それを持つだけで、スタイリッシュな世界に入れてもらえる氣分。 そんなハンカチ。 ハンカチをもらうには条件があって、タンスに眠っている古いハンカチと交換と 言われたとしますわよ。 もう変色しているしシミだってあるかも。 親は「大事に保管しておきなさい」と言ったけれど、誰も使ってないし。 有名な職人さんの手刺繍入りとかって話だったっけ? でも、もう古くてボロボロだから使ってないんじゃないの?不要なんじゃないの? おしゃれプリントな新品ハンカチと交換した方が良いのでは?? かくて、人間国宝の手刺繍入りハンカチは、100円均一ショップでも買えるような プリントハンカチとまんまと交換。。 まぁこんな風に、目先の100円玉に目がくらんで1億円相当の値打ちものと交換する みたいなことをする人が続出した結果、日本の伝統の荒らされた現状があると ワタクシは思っています。 手放してはいけないと言われてきたものを、手放したくなった時には 大いに頭を働かせる機会として、よ~~~~く考えましょう。 断捨離ブームに乗っかって、かなりの伝統ものも同時に 捨てさせられているようですからね。 伝統への姿勢 その2へ
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